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	<title>原発再稼働 | 原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</title>
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	<description>脱原発社会へ向けて、イベント、国への提言や声明など、様々な活動をしています</description>
	<lastBuildDate>Mon, 08 Dec 2025 09:04:17 +0000</lastBuildDate>
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		<title>声明： 花角新潟県知事の判断は県政と日本の原子力エネルギー政策全体に大きな禍根を残す——県民意識調査を検証する——</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/statement/19780/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 22 Nov 2025 23:04:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[声明・見解・提言]]></category>
		<category><![CDATA[原子力政策]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/11/399161110e53b6ba2486c3fa8323c0fe-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>新潟県が実施した柏崎刈羽原発再稼働をめぐる県民意識調査は、質問順や誘導的な説明文、複数論点を一問に含む設計など、社会調査として重大な欠陥を抱えています。原子力市民委員会は、こうした調査結果を根拠とする花角英世知事の再稼働容認判断は、県民の懸念や意思を適切に反映しておらず、県政と日本の原子力エネルギー政策全体に大きな禍根を残すと批判します。</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/11/399161110e53b6ba2486c3fa8323c0fe-1024x538.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p class="has-text-align-right"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/11/20251123_CCNEseimei.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">声明PDF</a><span style="--the-icon-svg: url(data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyBoZWlnaHQ9IjFlbSIgd2lkdGg9IjFlbSIgeG1sbnM9Imh0dHA6Ly93d3cudzMub3JnLzIwMDAvc3ZnIiBhcmlhLWhpZGRlbj0idHJ1ZSIgdmlld0JveD0iMCAwIDM4NCA1MTIiPjxwYXRoIGQ9Ik02NCAwQzI4LjcgMCAwIDI4LjcgMCA2NFY0NDhjMCAzNS4zIDI4LjcgNjQgNjQgNjRIMzIwYzM1LjMgMCA2NC0yOC43IDY0LTY0VjE2MEgyNTZjLTE3LjcgMC0zMi0xNC4zLTMyLTMyVjBINjR6TTI1NiAwVjEyOEgzODRMMjU2IDB6TTY0IDIyNEg4OGMzMC45IDAgNTYgMjUuMSA1NiA1NnMtMjUuMSA1Ni01NiA1Nkg4MHYzMmMwIDguOC03LjIgMTYtMTYgMTZzLTE2LTcuMi0xNi0xNlYzMjAgMjQwYzAtOC44IDcuMi0xNiAxNi0xNnptMjQgODBjMTMuMyAwIDI0LTEwLjcgMjQtMjRzLTEwLjctMjQtMjQtMjRIODB2NDhoOHptNzItNjRjMC04LjggNy4yLTE2IDE2LTE2aDI0YzI2LjUgMCA0OCAyMS41IDQ4IDQ4djY0YzAgMjYuNS0yMS41IDQ4LTQ4IDQ4SDE3NmMtOC44IDAtMTYtNy4yLTE2LTE2VjI0MHptMzIgMTEyaDhjOC44IDAgMTYtNy4yIDE2LTE2VjI3MmMwLTguOC03LjItMTYtMTYtMTZoLTh2OTZ6bTk2LTEyOGg0OGM4LjggMCAxNiA3LjIgMTYgMTZzLTcuMiAxNi0xNiAxNkgzMDR2MzJoMzJjOC44IDAgMTYgNy4yIDE2IDE2cy03LjIgMTYtMTYgMTZIMzA0djQ4YzAgOC44LTcuMiAxNi0xNiAxNnMtMTYtNy4yLTE2LTE2VjMwNCAyNDBjMC04LjggNy4yLTE2IDE2LTE2eiI+PC9wYXRoPjwvc3ZnPg==)" data-icon="FasFilePdf" data-id="5" aria-hidden="true" class="swl-inline-icon"> </span></p>



<h2 class="wp-block-heading has-text-align-center u-mb-ctrl u-mb-0">声明： 花角新潟県知事の判断は県政と日本の原子力エネルギー政策全体に大きな禍根を残す　　　　　——県民意識調査を検証する——</h2>



<p class="has-text-align-right u-mb-ctrl u-mb-10">2025年11月23日</p>



<p class="has-text-align-right">原子力市民委員会　　　　　　　　　　　<br>座長　大島堅一　　　　　　　　　　　　<br>委員　後藤忍　後藤政志　清水奈名子　　<br>茅野恒秀　松久保肇　武藤類子　吉田明子</p>



<p class="has-text-align-left">【要約】新潟県が実施した柏崎刈羽原発の再稼働についての「県民意識調査」は、質問順による回答誘導や誘導的な説明文など、社会調査の手法として避けるべき基本に反している。そのような誘導にもかかわらず、再稼働へのさまざまな面での懸念を示す回答が多数を占め、再稼働容認が県民の総意であると解釈するのは無理がある。知事が重視するとした論点も解消されておらず、この調査を根拠とする再稼働容認判断は妥当性および正当性を欠き、県政と日本の原子力政策に重大な禍根を残す。</p>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-group is-style-dent_box"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<ol style="font-size:1.1em;line-height:1.3" class="wp-block-list is-style-check_list">
<li class="u-mb-ctrl u-mb-10 has-swl-deep-02-color has-text-color has-link-color wp-elements-56f093ef2a3b135e97be0e3c9c02a001" style="font-size:1em">新潟県による「県民意識調査」には、質問配置によるキャリーオーバー効果、一面的で誘導的な説明、複数論点を一問に含むダブルバレル質問など、社会調査として看過できない重大な欠陥をはらむ。</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10 has-swl-deep-02-color has-text-color has-link-color wp-elements-b17f6b3718c64d450fe9927f3dae05c8" style="font-size:1em">知事が重視するとした「必要性・安全性・東電への信頼」の3論点のうち、少なくとも安全性と信頼性は解消されていない。</li>



<li class="has-swl-deep-02-color has-text-color has-link-color wp-elements-65f208b5b44112b289ba709ddaee9900" style="font-size:1em">調査結果からは、安全性・防災対策・東京電力への信頼性のいずれも県民の懸念が強く、「再稼働の条件が整っている」との回答は37％に留まる。</li>
</ol>
</div></div>
</div></div>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">2025年11月21日に、花角英世・新潟県知事は東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を容認するとの判断を表明した。知事は、この判断に至る過程で、県内市町村長の意向とともに、県が主催した公聴会と県民意識調査の結果をふまえてきたという。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">しかし、2025年9月～11月に県が実施した「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民意識調査」（以下、県民意識調査）には、以下に記すような問題がある。この調査結果とその解釈をもって、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民の意識を、実像に迫る形で把握できたとは言い難い。今回の知事の判断は不適切である。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">県民意識調査は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題について、県民の多様な意見を把握するため、地域・年代・性別等の幅広い属性を対象に実施されたもので、県内30市町村の6,000人に調査票を送付した大規模なものである。10月～11月にはPAZ・UPZ地域を対象とした追加（補足）調査を6,000人に実施した。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">県民の意見を広く把握しようとする試みは基本的に歓迎すべきものである。しかし、<strong><span class="swl-marker mark_green">仮に調査設計が対象者に特定の結論を誘導しかねないものであったり、調査結果が恣意的に解釈されたりするようなこと</span></strong>があれば、その価値はたちまち失墜する。多額の公金を投じる意義も問われ、県民生活の安全を守る県の立場は厳しく問われるであろう。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">脱原発をめざす市民や技術者、研究者らによって組織された原子力市民委員会には、社会調査の経験を積んだ社会学者・社会科学者が委員やアドバイザーとして複数参画している。<strong><span class="swl-marker mark_green">私たちは県が公表している調査票や報告書の内容を精査し、以下の問題点を確認した。</span></strong></p>



<p><strong><span class="swl-marker mark_green">新潟県が行った県民意識調査は、社会調査や科学の基本的な作法から逸脱しており、この調査結果から、県民が柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に理解を示しているとは言い難い。知事の判断は、正当性がなく、新潟県にとっても、また日本の原子力エネルギー政策全体にとっても大きな禍根を残すものである。</span></strong></p>



<h2 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>１．調査票の設計に関する問題</strong></h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-30">「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民の意識調査　調査票」には、以下の問題点がある。なお、調査票は11の大問からなるが、細分化された小問や小項目をカウントすると、調査対象者は総計43の質問に回答するものとなっている。</p>



<h3 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>1.1</strong><strong>　前の質問が次の質問に影響を与える「キャリーオーバー効果」を引き起こす配置になっている</strong></h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">調査票は最初の質問（問１）で「柏崎刈羽原子力発電所に限らず、日本における原子力発電所の必要性」について問うている。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">この質問の配置は、前の質問の回答が続く質問への回答に影響を与えてしまう「キャリーオーバー効果」を引き起こすおそれがある。具体的に言えば、続く質問で聞かれた柏崎刈羽原子力発電所に関する評価が、日本における原子力発電所の必要性に関する回答と矛盾しないように、一定数の回答者に意識させてしまった可能性がある。</p>



<p>社会調査法に関する教科書の多くで、キャリーオーバー効果は影響を与えそうな質問の順番を変えることで避けられるとしている<a href="applewebdata://0789055F-DD5F-4FA7-85D9-6C12ED545BEF#_ftn1"><sup>[1]</sup></a>。柏崎刈羽原子力発電所という県民意識調査の主題の範疇を超える質問は調査票の終盤にまわすなど、調査票設計上の工夫の余地は十分あった。「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民の意識調査」をうたいながら、調査票の冒頭で「日本における原子力発電所の必要性」という、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題の範疇を超える一般論に関する意識を問うたことは社会調査の基本的作法からみて誤りである。</p>



<h3 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>1.2</strong><strong>　誘導的な内容が含まれている</strong></h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">問4-2は、柏崎刈羽原子力発電所の「防災対策」に関して、避難計画の策定から防災訓練の実施まで8つの取り組みに対する認知度を問うている。調査票には8つの取り組みに関する補足の情報が各項目の下部に記載されているが、避難計画や避難路の整備、除排雪体制の強化などの内実については、それぞれに多様な評価が存在し、公聴会等においても論点となってきた。にもかかわらず「訓練等を通じて連携を深めています」（項目(3)）といった一面的な評価が含まれた説明が施されている点は、調査対象者の意識をある方向へと誘導することにつながりかねない。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">続く問4-3では、防災への取り組みの実施度に関する評価を問うており、誘導的な内容を含む質問への回答が、上述したキャリーオーバー効果を引き起こすおそれもある。問3-1と問3-2の関係も同様である。</p>



<p>なお、問4-2には誘導質問となる可能性の他にも問題がある。それは、項目と説明が併記され、説明の情報量が多く複数の論点にまたがるため、回答者は何について「知っている」「知らない」を判断すればよいか、にわかに識別し難い。質問の中に複数の論点や対象を盛り込むことは「ダブルバ－レル」と呼ばれ、一般に避けるべきであることは社会調査の基本的作法である。</p>



<h2 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>２．調査結果の解釈に関する問題</strong></h2>



<p>新潟県が公表した報告書の集計結果をそのまま読めば、県が主題とした「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題」に関わるポイントは以下の3点にまとめることができるだろう。</p>



<h3 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>2.1</strong><strong>　柏崎刈羽原子力発電所の安全性や防災への取り組みに対する評価は低い</strong></h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-0">1．で見たように、問1などキャリーオーバー効果が生じているおそれがある、または問4-2など誘導的な内容となっているおそれがある質問を含む調査票で実施された調査にもかかわらず、回答者の多数は、安全性や防災への取り組みに対する懐疑的な意識、または「わからない」とする意識を有していることが明らかである。例を挙げよう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>柏崎刈羽原子力発電所で実施されている対策により、安全性が「十分／おおむね確保されている」と回答した県民は44%にとどまる（問3-2）</strong></li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-0"><strong>防災への取り組みは「十分／おおむね実施できている」と回答した県民は36%にとどまる（問4-3）</strong></li>
</ul>



<p>この結果を、県（ならびに事業者、事業監督者）は重く受けとめなければならない。</p>



<h3 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>2.2</strong><strong>　再稼働の条件は現状では整っていない</strong></h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">問5-1は柏崎刈羽原子力発電所6号機・7号機の再稼働に関する考え方を複数例示し、それぞれに同意するかを問うている。同意する（「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」の合計）割合の多い順は次の通りであり、使用済核燃料の問題や原子力災害の発生に対する不安感がほとんどの回答者に認識されている。</p>



<p class="is-style-dent_box u-mb-ctrl u-mb-10">(12)「使用済核燃料が増えていくことが問題だ」（92%が同意）<br>( 5 )「豪雪時に安全に避難／屋内退避できるよう、除雪体制のさらなる整備が必要だ」（同91%）<br>(10)「原子力災害が発生した場合、風評被害が起きないか心配だ」（同91%）<br>(11)「原子力災害が発生した場合、十分な補償が受けられるか心配だ」（同91%）</p>



<p>一方で、問5-1において同意する割合の最も少ない考えが、(14)「再稼働の条件は現状で整っている」（同37%）であったという事実を無視してはならない。</p>



<h3 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>2.3</strong><strong>　知事が認識する3つの論点のうち、少なくとも2つは解消されていない</strong></h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">加えて、問5-1の結果は次のような内容が含まれている。</p>



<p class="is-style-dent_box u-mb-ctrl u-mb-10">(8）「地域経済や雇用に良い影響がある」（同67%）<br>(9)「自分の住む地域にさらなる具体的なメリットが必要だ」（同69%）</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">これらの経済的メリットに関する期待や同意は過半を超えている。しかし、花角知事は2024年9月4日の記者会見で、再稼働をめぐる論点は原発の必要性と安全性、東京電力への信頼性の3つであり、経済的メリットはこれら3つの論点とは水準が異なるとの認識を自ら示している<a href="applewebdata://0789055F-DD5F-4FA7-85D9-6C12ED545BEF#_ftn2"><sup>[2]</sup></a>。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">東京電力が柏崎刈羽原発を運転することについては、以下のような結果がでている。</p>



<p class="is-style-dent_box u-mb-ctrl u-mb-10">(2)「東京電力が柏崎刈羽原子力発電所を運転することは心配だ」（同69%）</p>



<p>　知事が認識する3つの論点のうち少なくとも2つ、すなわち原発の安全性と東京電力への信頼性は、解消されていないことが明白である。</p>



<h2 class="wp-block-heading is-style-section_ttl"><strong>3.</strong><strong>　県民意識調査は、新潟県知事の再稼働容認の根拠にならない</strong></h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関わる県民の意識はある程度明確に示されている。とりわけ問5-1(14)において、「再稼働の条件は現状で整っている」との考えに同意する回答者は全体の37%にとどまったことは重大である。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">にもかかわらず、報告書では安全対策や防災対策に関する認知度、つまり県民の知識量が増えるほど「再稼働の条件は現状で整っている」と思う割合が高くなる傾向にある（報告書、p.91-92）といった「詳細分析」が繰り返されている。これは人々の科学技術に関する知識の欠如が問題が解決されない原因であるとみなし、知識を増やせば問題が解決するという「欠如モデル」に基づく仮説である。この考え方は、科学技術社会論や科学技術コミュニケーションの領域では、すでに有効性を失っているものである。</p>



<p>県民意識調査の結果は、今般の知事の判断の根拠とはならない。東京電力が柏崎刈羽原発を再稼働することは、新潟県民の意思から乖離しており、許されない。</p>



<h4 class="wp-block-heading has-text-align-left is-style-section_ttl">※  県民意識調査について</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">・調査票は以下のウェブサイトで確認することができる</p>



<p class="is-style-border_left u-mb-ctrl u-mb-20">新潟県「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民意識調査の実施について」（2025年9月3日更新）<br><a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kashiwazakikariwa-kenminishikityosa-tyousakaishi.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kashiwazakikariwa-kenminishikityosa-tyousakaishi.html</a></p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">・調査結果は以下のウェブサイトで確認することができる</p>



<p class="is-style-border_left">新潟県「柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民意識調査の結果」（2025年11月11日更新）<br><a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kashiwazakikariwa-kenminishikityosa-kekka.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kashiwazakikariwa-kenminishikityosa-kekka.html</a></p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-wide"/>



<h4 class="wp-block-heading">脚注</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-40"><a href="applewebdata://0789055F-DD5F-4FA7-85D9-6C12ED545BEF#_ftnref1"><sup>[1]</sup></a>&nbsp;例えば、大谷信介他『最新・社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房、2023年など<br><a href="applewebdata://0789055F-DD5F-4FA7-85D9-6C12ED545BEF#_ftnref2"><sup>[2]</sup></a>&nbsp;なお、実際に経済的メリットがあるかどうかについては、検討の余地が残されている</p><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/statement/19780/">声明： 花角新潟県知事の判断は県政と日本の原子力エネルギー政策全体に大きな禍根を残す——県民意識調査を検証する——</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">19780</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【11/12(水)17-18時】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第4回 『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その4）』</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/events/19603/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Nov 2025 01:24:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
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		<category><![CDATA[自治]]></category>
		<category><![CDATA[避難]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.ccnejapan.com/?p=19603</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/07/mv_policy.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>「県民の声」は聞いたことにされてしまうのか─ 地元同意判断をめぐる動静と市民の取り組み ５〜７月の連続オンライントークでは、３回にわたって「柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働」シリーズとして東京電力柏崎刈羽原子力発電所（新 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/07/mv_policy.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p class="has-text-align-center has-swl-deep-02-color has-text-color has-link-color has-huge-font-size wp-elements-4fe0b492eb62595f77ea11d14ce504c3"><strong>「県民の声」は聞いたことにされてしまうのか</strong><br><strong>─ 地元同意判断をめぐる動静と市民の取り組み</strong></p>
</div></div>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="第4回　柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働（シリーズその4）「県民の声」は聞いたことにされてしまうのか─地元同意判断をめぐる動静と市民の取り組み／「原発ゼロ社会への道」【2025/11/12】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/-zXFIKdNKyk?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>







<p class="has-swl-deep-03-color has-text-color has-link-color wp-elements-265766bf8797c3e88ef156c82fb1d7f6">５〜７月の連続オンライントークでは、３回にわたって<a href="https://www.ccnejapan.com/policy/online-talk/talk2025/" target="_blank" rel="noopener" title="">「柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働」シリーズ</a>として東京電力柏崎刈羽原子力発電所（新潟県）の再稼働をめぐる動きを批判的に分析し解説してきました。その後、参院選、県による「公聴会」や「県民意識調査」の実施、県議会での東電と資源エネ庁の説明、政府による原発特措法（立地地域振興）の支援範囲の拡大など、さまざまな動きが集中して進んでいます。東電は柏崎刈羽６号機再稼働の技術的準備は整ったとしていますが、制御棒の駆動不具合（事故に直結しかねない深刻な技術的問題）もあらたに判明しています。</p>



<p class="has-swl-deep-03-color has-text-color has-link-color wp-elements-d67fb9759c768e6024618dd5858a16cc">シリーズ４回目にあたる今回は、<span class="swl-marker mark_yellow">「柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク」事務局長の大賀あや子さん</span>をお招きし、柏崎刈羽再稼働をめぐる現在の状況と市民運動の取り組みについてご報告いただきます。大賀さんは、東電福島原発事故で福島県大熊町から新潟県に避難・移住された当事者でもあり、柏崎刈羽原発再稼働の是非について新潟県議会に県民投票条例の制定を求めた直接請求運動でも大きな役割を果たされました。</p>



<div class="swell-block-capbox cap_box is-style-inner"><div class="cap_box_ttl"><span><span style="--the-icon-svg: url(data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyBoZWlnaHQ9IjFlbSIgd2lkdGg9IjFlbSIgeG1sbnM9Imh0dHA6Ly93d3cudzMub3JnLzIwMDAvc3ZnIiBhcmlhLWhpZGRlbj0idHJ1ZSIgdmlld0JveD0iMCAwIDQ4IDQ4Ij48cGF0aCBkPSJNOTcuNiAxMy45Yy0uNS0uNy0uNC0xLjYuMi0ybDMuNi0yLjVjLjYtLjQgMS41LS4yIDEuOS41LjUuNy40IDEuNi0uMiAybC0zLjYgMi41Yy0uNi40LTEuNS4yLTEuOS0uNXpNMTAwLjcgMjIuNGMtLjEtLjguNS0xLjUgMS4yLTEuNmw0LjQtLjRjLjctLjEgMS40LjYgMS40IDEuNC4xLjgtLjUgMS41LTEuMiAxLjZsLTQuNC40Yy0uNy4xLTEuNC0uNi0xLjQtMS40ek05MC42IDguMWMtLjctLjMtMS4xLTEuMi0uOC0xLjhsMS44LTRjLjMtLjYgMS4yLS45IDEuOS0uNi43LjMgMS4xIDEuMi44IDEuOGwtMS44IDRjLS4zLjctMS4yLjktMS45LjZ6TTQwLjkgMjguNyAyNC4yIDQuOWMtMS4xLTEuNi0yLjUtMS41LTMtMS40LS43LjItMiAuOC0yLjQgMy4xLTIuMSA4LTYuMSAxMi4yLTkuMiAxNC4zbC02LjQgNC41QzEuNyAyNi40LjggMjggLjcgMjkuOGMtLjEgMS41LjMgMi45IDEuMiA0LjEgMS4xIDEuNSAzIDQuMyA0IDUuOC43IDEgMS42IDEuOCAyLjcgMi4yLjguMyAxLjUuNCAyLjMuNCAxLjIgMCAyLjQtLjQgMy40LTEuMWwzLjktMi44IDQuNCA2LjJjLjYuOSAxLjkgMS4xIDIuOC41TDI3IDQ0Yy45LS42IDEuMS0xLjkuNS0yLjhsLTQuMi02YzMuMi0xLjYgNy44LTIuOCAxNC0yLjIgMi40LjQgMy40LS42IDMuOC0xLjIuMy0uMy45LTEuNS0uMi0zLjF6TTIxIDMyLjFsLTYuOC05LjdjMi45LTIuNyA2LjEtNi44IDgtMTMuM2w3IDEwIDcgMTBjLTYuNy0uNC0xMS43IDEuMS0xNS4yIDN6TTQyLjcgMTIuMiAzOC42IDE1Yy0uNy41LTEuNi4zLTIuMS0uNHMtLjMtMS42LjQtMi4xTDQxIDkuN2MuNy0uNSAxLjYtLjMgMi4xLjQuNS42LjMgMS42LS40IDIuMXpNMzMuOSAzLjdsLTIuMSA0LjVjLS40LjgtMS4yIDEuMS0yIC43LS44LS40LTEuMS0xLjItLjctMmwyLjEtNC41Yy40LS44IDEuMi0xLjEgMi0uNy44LjQgMS4xIDEuMy43IDJ6TTQ2LjIgMjMuOGwtNSAuNGMtLjguMS0xLjYtLjUtMS42LTEuNC0uMS0uOC41LTEuNiAxLjQtMS42bDUtLjRjLjgtLjEgMS42LjUgMS42IDEuNCAwIC44LS42IDEuNi0xLjQgMS42eiI+PC9wYXRoPjwvc3ZnPg==)" data-icon="LsMegaphone" data-id="0" aria-hidden="true" class="swl-inline-icon"> </span> CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第４回</span></div><div class="cap_box_content">
<p class="has-text-align-left u-mb-ctrl u-mb-0">〇日　時：　2025年11月12日（水）17:00～18:00<br>〇場　所：　オンライン開催（Zoom）<br><br>〇プログラム<br>・<span class="swl-marker mark_yellow">「再稼働同意を迫る動きと新潟県民の民意とこれから」</span><span style="--the-icon-svg: url(data:image/svg+xml;base64,PHN2ZyBoZWlnaHQ9IjFlbSIgd2lkdGg9IjFlbSIgeG1sbnM9Imh0dHA6Ly93d3cudzMub3JnLzIwMDAvc3ZnIiBhcmlhLWhpZGRlbj0idHJ1ZSIgdmlld0JveD0iMCAwIDM4NCA1MTIiPjxwYXRoIGQ9Ik0zMjAgNDY0QzMyOC44IDQ2NCAzMzYgNDU2LjggMzM2IDQ0OFY0MTZIMzg0VjQ0OEMzODQgNDgzLjMgMzU1LjMgNTEyIDMyMCA1MTJINjRDMjguNjUgNTEyIDAgNDgzLjMgMCA0NDhWNDE2SDQ4VjQ0OEM0OCA0NTYuOCA1NS4xNiA0NjQgNjQgNDY0SDMyMHpNMjU2IDE2MEMyMzguMyAxNjAgMjI0IDE0NS43IDIyNCAxMjhWNDhINjRDNTUuMTYgNDggNDggNTUuMTYgNDggNjRWMTkySDBWNjRDMCAyOC42NSAyOC42NSAwIDY0IDBIMjI5LjVDMjQ2LjUgMCAyNjIuNyA2Ljc0MyAyNzQuNyAxOC43NUwzNjUuMyAxMDkuM0MzNzcuMyAxMjEuMyAzODQgMTM3LjUgMzg0IDE1NC41VjE5MkgzMzZWMTYwSDI1NnpNODggMjI0QzExOC45IDIyNCAxNDQgMjQ5LjEgMTQ0IDI4MEMxNDQgMzEwLjkgMTE4LjkgMzM2IDg4IDMzNkg4MFYzNjhDODAgMzc2LjggNzIuODQgMzg0IDY0IDM4NEM1NS4xNiAzODQgNDggMzc2LjggNDggMzY4VjI0MEM0OCAyMzEuMiA1NS4xNiAyMjQgNjQgMjI0SDg4ek0xMTIgMjgwQzExMiAyNjYuNyAxMDEuMyAyNTYgODggMjU2SDgwVjMwNEg4OEMxMDEuMyAzMDQgMTEyIDI5My4zIDExMiAyODB6TTE2MCAyNDBDMTYwIDIzMS4yIDE2Ny4yIDIyNCAxNzYgMjI0SDIwMEMyMjYuNSAyMjQgMjQ4IDI0NS41IDI0OCAyNzJWMzM2QzI0OCAzNjIuNSAyMjYuNSAzODQgMjAwIDM4NEgxNzZDMTY3LjIgMzg0IDE2MCAzNzYuOCAxNjAgMzY4VjI0MHpNMTkyIDM1MkgyMDBDMjA4LjggMzUyIDIxNiAzNDQuOCAyMTYgMzM2VjI3MkMyMTYgMjYzLjIgMjA4LjggMjU2IDIwMCAyNTZIMTkyVjM1MnpNMzM2IDIyNEMzNDQuOCAyMjQgMzUyIDIzMS4yIDM1MiAyNDBDMzUyIDI0OC44IDM0NC44IDI1NiAzMzYgMjU2SDMwNFYyODhIMzM2QzM0NC44IDI4OCAzNTIgMjk1LjIgMzUyIDMwNEMzNTIgMzEyLjggMzQ0LjggMzIwIDMzNiAzMjBIMzA0VjM2OEMzMDQgMzc2LjggMjk2LjggMzg0IDI4OCAzODRDMjc5LjIgMzg0IDI3MiAzNzYuOCAyNzIgMzY4VjI0MEMyNzIgMjMxLjIgMjc5LjIgMjI0IDI4OCAyMjRIMzM2eiI+PC9wYXRoPjwvc3ZnPg==)" data-icon="FarFilePdf" data-id="86" aria-hidden="true" class="swl-inline-icon"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/11/20251112_Oga.pdf" target="_blank" rel="noopener" title=""> 資料</a></span><br><span class="swl-marker mark_yellow">大賀あや子さん（柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク 事務局長）</span><br>プロフィール：　東京出身。1990年から「福島Ⅱ-3住民投票実行委員会」等に通い、95年に福島県大熊町へ移住。2011年、福島原発事故発生により会津などへの避難を経て、2014年新潟県内に避難移住。小農の傍ら、「避難の権利」等の活動に取り組む。2025年10月に設立された市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク」の前身となった「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」では世話人をつとめた。<br><br>・質疑応答・意見交換</p>



<p class="has-text-align-left u-mb-ctrl u-mb-0"><br>この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答（Q&amp;A）も　しくは、後日メール・FAXなどでも受けつけます<br><br>〇申し込み：　下記よりお申込みください。<br><a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_k6EErgDlSLWgz5AVgGnexg" target="_blank" rel="noopener" title="">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_k6EErgDlSLWgz5AVgGnexg</a><br>※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com（◎は@に変えてください）までお知らせください。<br><br>〇主　催：　原子力市民委員会</p>



<p>〇お問い合わせ： email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください]　　TEL 03-6709-8083</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading">「柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働」シリーズ</h2>



<p><a href="https://www.ccnejapan.com/events/18944/" target="_blank" rel="noopener" title="">シリーズ第1回（5月30日）</a>では、再稼働が予定されている原子炉ABWRの構造上の問題点を中心に、安全が保証されていない実態について、原子力市民委員会委員の後藤政志が解説しました。</p>



<p><a href="https://www.ccnejapan.com/events/18927/" target="_blank" rel="noopener" title="">シリーズ第２回（6月17日）</a>では、新潟県の原子力防災・避難計画が福島原発事故の教訓を踏まえたものになっておらず、事実上、「事故が起きたら住民は被ばくする」ことが前提になってしまっている実態について、元新潟県避難検証委員会委員の上岡直見さん（環境経済研究所）が明らかにされました。</p>



<p><a href="https://www.ccnejapan.com/events/18855/" target="_blank" rel="noopener" title="">第３回（7月4日）</a>では、国策としての原発に抵抗してきた新潟県民の社会運動の歴史をふりかえるとともに、柏崎刈羽原発再稼働にむけて陰に陽にさまざまな圧力が国や産業界から押し寄せるなか、果敢に「市民検証」と県民の声の可視化に取り組んでいる現在を、市民検証委員会の佐々木寛さん（新潟国際情報大学教授）に語っていただきました。</p>



<p>（オンライントーク「柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働」シリーズのこれまでの回の録画、資料、背景解説はこちら ↓ で御覧ください。）</p>



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https://www.ccnejapan.com/events/18944/
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https://www.ccnejapan.com/events/18855/
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<p>このかん、原子力市民委員会としても、新潟県知事あての意見書提出、県庁での記者会見、新潟市での市民フォーラム開催（7月3日）などに取り組みました。<br></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-citizens-039-commission-on-nuclear-energy wp-block-embed-citizens-039-commission-on-nuclear-energy"><div class="wp-block-embed__wrapper">
https://www.ccnejapan.com/events/18918/
</div></figure><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/19603/">【11/12(水)17-18時】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第4回 『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その4）』</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題点を追究（下）</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/column/19344/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[小森 敦司]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 04 Sep 2025 05:37:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[メルトダウン(炉心溶融)]]></category>
		<category><![CDATA[事故対応]]></category>
		<category><![CDATA[原子力規制委員会]]></category>
		<category><![CDATA[原発事故の責任]]></category>
		<category><![CDATA[地震]]></category>
		<category><![CDATA[市民活動]]></category>
		<category><![CDATA[新潟県]]></category>
		<category><![CDATA[東京電力]]></category>
		<category><![CDATA[東日本大震災]]></category>
		<category><![CDATA[柏崎刈羽原発]]></category>
		<category><![CDATA[津波]]></category>
		<category><![CDATA[炉心融解]]></category>
		<category><![CDATA[福島原発事故]]></category>
		<category><![CDATA[福島第一原発]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-1024x479.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>フリージャーナリストの小森敦司さんからご寄稿いただだきました。（上）（下）の連載になります。（上）の記事はこちら。 （５）「５５℃以下」は何のため？ 「原子炉冷却材温度変化率５５℃／ｈ以下」 急冷したときに原子炉の強度に [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/19344/">【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題点を追究（下）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-1024x479.jpg" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>フリージャーナリストの小森敦司さんからご寄稿いただだきました。（上）（下）の連載になります。（上）の記事は<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" target="_blank" rel="noopener" title="">こちら</a>。</p>



<h2 class="wp-block-heading">（５）「５５℃以下」は何のため？</h2>



<p>「原子炉冷却材温度変化率５５℃／ｈ以下」</p>



<p>急冷したときに原子炉の強度に影響が出るとして１時間に５５℃以下のペースで冷却するよう手順書等に定められていたことを、本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" title="">上</a>」に書いた。では、「強度に影響」とは、どういうことだろう。筆者はなかなかぴんとこなかった。解明のヒントが北海道大学大学院教授（当時）の奈良林直氏の２０１２年９月の論考にあった<a id="_ednref1" href="#_edn1">[1]</a>。脱原発派から「原子力ムラの研究者」と名指しされる学者だ。</p>



<p>筆者はその論考を、兵庫県へ避難した原発事故被災者らの損害賠償請求にかかわってきた辰巳裕規弁護士のブログ「福島原発事故の小部屋」で最近、知った。辰巳弁護士は東電の事故対応などに関する論考を調べ、様々な角度から問題提起をしてきた。そのブログで今年６月、奈良林氏の論考を「紹介」していたのだった<a id="_ednref1" href="#_edn1">[2]</a>。</p>



<p>奈良林氏は、その元となっている論考で、「５５℃」と運転員のＩＣ操作について書いている。東電の主張にかなり配慮していると思えるが、分かりやすいので、抜粋する。</p>



<p>「津波がくるまではアイソレーションコンデンサー（ＩＣ）が作動していて、原子炉の圧力が最初７メガパスカル（筆者注：１気圧はおよそ０．１メガパスカル）から４メガパスカルまで１５分ぐらいでグーっと下がっています。そのときの冷却の程度を温度で表すと１時間あたり１５０℃くらいの非常に速い冷却モードになっていました」</p>



<p>「運転員は５５℃と徹底的に教え込まれていますから、ＩＣで冷え過ぎたということで、ＩＣの作動をコントロールして、バルブを閉めてしまいました。さらにその後、７メガパスカル付近になるようオンオフをして、圧力をコントロールしています」</p>



<p>「運転員は自分が冷やし過ぎてしまったことによって、もし<ruby>圧力容器を将来交換する<rt>・・・・・・・・・・・</rt> </ruby>ようなことになるといけないと思ったので、そういう操作をしました……結果からして残念なのは……ＩＣのバブルを閉じてしまい、そのタイミングで津波がきてしまった」（傍点は筆者）</p>



<p>なるほど。「圧力容器を交換する」ことになれば、東電にとって巨額の費用を免れない。運転員だって、そんな「圧力容器を交換する」ようなことは避けたいはずだ。</p>



<p>ただし、だ。あれだけの大地震（１４時４６分）が起きた直後のことである。運転中だった１～３号機はスクラム（緊急停止）し、外部電源をすべて喪失。１４時４９分には福島県に大津波警報が出ている。</p>



<p>それらをふまえると、本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" target="_blank" rel="noopener" title="">上</a>」で石川徳春さんが指摘したように、「温度変化率遵守による『ＩＣの手動停止』」は、異常時の運転制限の適用除外を定めた保安規定第７７条３項に違反しているのではないか<a id="_ednref1" href="#_edn1">[3]</a>。</p>







<h2 class="wp-block-heading">（６）新潟県からの真相究明</h2>



<p>事故から時が経ち、国会や政府の事故調査の再開もなく、事故原因に関するニュースは大きく減ってしまった。しかし、本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" title="">上</a>」でも取り上げたが、東電の柏崎刈羽原発がある新潟県では、大学教授ら専門家からなる「原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」（以下、新潟県技術委員会）が独自調査を続けてきた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[4]</a>。</p>



<p>福島の原発事故の徹底検証なくして再稼働はできないという立場からだ。熱心な委員もいた。同委員会で使われた資料をネットで検索すると大量に出てくるが、ここでは1号機の非常用復水器の操作に絡み、２０２０年８月に同委員会に提出された一つの文書を押さえておきたい。</p>



<p>タイトルは長くなるが、「『課題別ディスカッション１』（地震動による重要機器の影響）に係る論点整理について」というものだ。委員の一人で科学ジャーナリストの田中三彦氏が東電所有の図面等を確認しながら議論したいと求め、２０１９年４月からほぼ月一回、田中氏と東電、新潟県（委員会事務局）との間でなされた「打ち合わせ」を経て、とりまとめられた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[5]</a>。</p>



<p>この「論点整理」のごく一部だが、手順書や非常用復水器にかかわる部分を以下、抜粋する。</p>



<p>　　　　◇</p>



<p>（委員の考え）「ＡＯＰに地震時対応の項目（第４編自然災害対策編　第２２章自然災害事故（大規模地震発生、津波発生））があるが、これをなぜ使わなかったのか」（筆者注：ＡОＰとは、「事象ベース手順書」のことで、あらかじめ想定された異常事象又は事故が発生した場合に適用する）</p>



<p>（東京電力の考え）「電源をすべて失い、手順書の想定を超えた状況で、何ができるのかを全ての手順書や図書を集めてきて対応した」「ＡＯＰの自然災害対策編には、スクラムした場合に原子炉を冷温停止まで持っていく手順は書いていないため、他の項目を引用することになる」</p>



<p>（委員の考え）「保安規定には、スクラム発生時には原子炉冷却材（原子炉水）温度変化室が５５℃／ｈ以下という運転上の制限は適用されないという記載があるが、今回適用していない」「この『適用されない』という規定を適用すれば、非常用復水器（ＩＣ）を止める必要は無かった……止めなければ津波が来る前に冷温停止状態に持って行けたのではないか」</p>



<p>　（東京電力の考え）「運転員は、スクラム発生時において５５℃／ｈを守らなくてもよいという状況があることは知っていたと思う。電源があれば、原子炉を冷温停止ができるので、５５℃／ｈを守るという選択をしていたと思うが、津波の後にＳＢＯ（筆者注：外部電源も非常用発電機も使えない「ステーション・ブラックアウト」のこと）になるとわかっていたら非常用復水器を止めなかったと思う」</p>



<p>　　　　◇</p>



<p>このやりとりで筆者が強い違和感を覚えたのが、この最後の「東京電力の考え」のところだ。わずか数行のくだりに「思う」という言葉が３度も出てくる。なぜ、運転員に直接、問わないのだろうか。ここが、決定的に重要な「場面」ではないか。</p>



<p>当該部分のスクショを下に貼り付けておく（黄色のマーカーは筆者が引いた）が、その下の２つの段落では「思う」という言葉を使っていない。極めて不自然だ。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="862" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_7-1024x862.jpg" alt="" class="wp-image-19387" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_7-1024x862.jpg 1024w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_7-300x253.jpg 300w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_7-768x647.jpg 768w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_7.jpg 1386w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>この日の新潟県技術委員会では、東電は柏崎刈羽原発の安全対策における手順書の整備事例を示した<a id="_ednref1" href="#_edn1">[6]</a>。本稿で書いてきた「疑問」に関わる次のような事項もあった。</p>



<p>「大津波警報発令時、全交流電源喪失時には、原子炉で発生する熱を除熱する機能を喪失する事象を考慮し、先行的に原子炉減圧を行う手順を追加（このとき、通常の原子炉起動・停止操作では５５℃／ｈを上限としている炉水温度変化率について、５５℃／ｈを超えてよい手順としている）」</p>



<p>この手順整備の狙いは何だろう。とくに丸括弧内が気になる。本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" target="_blank" rel="noopener" title="">上</a>」に書いたが、福島第一原発だと、その保安規定で、異常発生時には「５５℃／ｈ以下」といった「運転上の制限は適用されない」ことになっていたはずだ。柏崎刈羽原発ではそうなっていなかったのだろうか。</p>



<p>当該部分のスクショを以下に貼り付けておく（黄色のマーカーは筆者は引いた）。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="479" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-1024x479.jpg" alt="" class="wp-image-19393" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-1024x479.jpg 1024w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-300x140.jpg 300w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8-768x359.jpg 768w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_8.jpg 1248w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>このように時間を掛けて福島原発事故の原因調査を続けてきた新潟県技術委員会をめぐっては２０２１年１月、新潟県が柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な一部委員を交代させるといった動きが表面化した。本稿で記した田中三彦氏（筆者注：田中氏は２０２０年１１月に委員を辞任）は筆者にメールで、同委員会の事故調査について厳しい評価を示した。「現知事（筆者注：花角英世氏）になってから、技術委員会はダメになりました。完全に無力化されたと思います」<a id="_ednref1" href="#_edn1">[7]</a>。</p>







<h2 class="wp-block-heading">（７）規制委の追及に東電は</h2>



<p>福島第一原発事故の反省と教訓を受けて２０１２年９月に発足した原子力規制委員会。福島の事故の継続的な調査・分析が必要と考え、２０１３年５月から、原子力規制委員や原子力規制庁職員、外部有識者らによる「事故分析に係る検討会」を開いてきた。</p>



<p>２０２４年７月２２日に開かれた４７回目の検討会は、１号機の非常用復水器（ＩＣ）や手順書の問題などを論じた。議事録を読むと、本稿で書いてきた数々の「疑問」が東電に投げかけられていた。市民サイドの調査・分析も意識しているのではないか、と筆者には思えた。その議事録から大事なところを抜粋する<a id="_ednref1" href="#_edn1">[8]</a>。</p>



<p>　　　　◇</p>



<p>東京都市大教授　「アイソレーションコンデンサーの定期試験ですね。実際にどういうことがされているのか」「熱交換器に蒸気を通すことは、運転期間中をとおして、ほとんどないということなんでしょうか」</p>



<p>東京電力部長　「アイソレーションコンデンサーを実作動していなかったというのが事故前の状況で、やっぱり本当に動かしていたときの知識をしっかり持っていなかったというのが、反省点の一つというふうに考えてございます」</p>



<p>前原子力規制委員長・更田豊志氏<a id="_ednref1" href="#_edn1">[9]</a>　「（筆者注：ＩＣを備えた日本原電の）敦賀の１号機に行くと、驚いたことにＩＣの動作経験がたっぷりある。落雷が原因だそうですけど……」「オイスタークリーク（筆者注：ＩＣを備えた米国の原発）の人と話をすると、米国でもＩＣはそれほど多くはないので、運転員の経験には非常に気にしていると聞いている……」</p>



<p>原子力規制庁職員　「原子炉の自動スクラム信号が発信した場合というのは、７７条の３項のところですけど、当直長が異常の収束を判断するまでは、運転上の制限は適用されないというふうにしているので……５５℃／ｈ制限はスクラム時には適用されないというふうに認識しておりますので、東京電力におかれてはここを踏まえて次回以降、説明をお願いします」</p>



<p>東京電力部長　「保安規定の話に戻ってしまうんですが、我々の認識としては５５℃／ｈというのは、運転員の頭にたたき込まれている話で、どこに書いてあるからというのをそんなに意識しないで常に５５℃／ｈは守ろうねと思っちゃうものだというような認識ではございます」</p>



<p>前原子力規制委員長・更田豊志氏　「地震直後にこれは大ごとだって本当に大きな事故だという認識が中操（筆者注：事故対応の最前線で原子炉の制御等をしていた中央制御室のこと）ですぐにできていれば、そこで５５℃／ｈは出てくるのはおかしいから……」</p>



<p>　　　　◇</p>



<p>中ほどの原子力規制庁職員の発言は、東電に対し、地震の後、なぜＩＣを止めたのか説明を、と求めた「宿題」と言えた。この日に使われた規制庁作成の資料には、福島第一原発の保安規定の一部が、わざわざ「参考」として挿入されていた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[10]</a>。その部分のスクショを下に貼り付ける。東電は、痛いところを突かれたのではなかったか。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="587" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_9-1024x587.png" alt="" class="wp-image-19399" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_9-1024x587.png 1024w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_9-300x172.png 300w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_9-768x440.png 768w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_9.png 1061w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>







<h2 class="wp-block-heading">（８）元長官が示した「教訓」</h2>



<p>次の２０２４年１１月１４日の４８回目の検討会。元原子力規制庁長官の安井正也氏が２０１１年３月１１日の津波襲来までの１号機の運転員のＩＣ操作を時系列的に整理した。議事録によると安井氏は運転員の操作をこう説明した<a id="_ednref1" href="#_edn1">[11]</a>。抜粋する。</p>



<p>「推察ですけれども、圧力降下は、早い速度で落ちていますので、安全を背負う立場からすれば、重大な問題から考えるので、ＬＯＣＡ（筆者注：配管の破損などで原子炉冷却材が流出する事故のこと）……そうしたものも含めて順次調べていったんじゃないかと思います」</p>



<p>「こんなに下がっていたら、５５℃も超えちゃうと……運転制限とか、運転時の考慮事項として教育されてというんですか、それが運転員の頭をよぎったことは十分考えられる……」</p>



<p>「東電のＩＣは事実上一度も起動していないと。運転員の方もどういうふうに挙動するかという体感がないわけです。シミュレータも、ＩＣの機能を搭載したものは当時なかったんですよね……」</p>



<p>安井氏は、その説明資料<a id="_ednref1" href="#_edn1">[12]</a>で「運転員にとって、圧力降下速度が予想外に大きかったと考えられ、以下の諸事項が原因＝今後の教訓」として、「実際のＩＣ起動経験の欠如」「ＩＣも含めた、シミュレータの不存在による体験不足」「手順書の更新不足。記載にも十分な注意書きなし」の３項目を示した。安井氏の説明資料のその部分をスクショして下に貼り付ける。</p>



<p>筆者が思うに、これらは東電が犯した「過ち」だったのではないか。と同時に、当時の国の規制当局（原子力安全委員会、経済産業省原子力安全・保安院など）も、どうして、これらを見逃していたのか、と考えざるをえない。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="467" height="267" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_10.png" alt="" class="wp-image-19403" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_10.png 467w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/komori_10-300x172.png 300w" sizes="auto, (max-width: 467px) 100vw, 467px" /></figure>



<p>一方、東電はこの日、前回の「なぜＩＣを止めたのかと説明を」との「宿題」には真正面から答えなかった。東電が説明した資料のタイトルは、「１Ｆ１（筆者注：福島第一原発１号機の意味）のＩＣの設計・運転から得られた教訓の革新軽水炉への反映」だった<a id="_ednref1" href="#_edn1">[13]</a>。</p>



<p>事故分析の場で、「革新軽水炉」の話を持ち出す感覚に筆者は驚く。東電の説明資料で事故関連の記述といえば、「津波襲来までの間の原子炉の崩壊熱除去が行われていた」などと、相変わらず「悪いのは津波だ」を強調するものだった。本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" title="">上</a>」で取り上げた「第２２章　自然災害事故」編への言及も一切なかった。</p>



<p>この検討会の動きもブログで伝えてきた前述の辰巳弁護士に、東電の事故検証の姿勢についてメールで尋ねると、こんな感想を寄せてくれた。「事故原因の解明と再発防止のために、まだまだ検証すべき事項があるにも関わらず、正面から向き合おうとしていません。このような姿勢では再び事故を招いてしまうのではないでしょうか」 　</p>



<p>事故から１４年。東電、経産省はいま、柏崎刈羽原発を動かそうと懸命だ。福島第一の１号機と違ってＩＣ＝イソコンはない。だが、ここまで記したように福島第一の手順書や運転員のＩＣの操作を調べてみると、改めて柏崎刈羽原発の手順書の中身や運転員の教育訓練のあり方などは、厳しく問い直されるべきではないか。</p>



<p>未解明の問題はほかにもある。福島の事故の検証・分析を終わらせてはならない<a id="_ednref1" href="#_edn1">[14]</a><a id="_ednref2" href="#_edn2">[15]</a>。</p>



<h2 class="wp-block-heading">東京電力の回答／手順書のＲＣＩＣ記載は「誤記」</h2>



<p>筆者は今年７月上旬、本稿で記した福島第一原発の１号機の手順書や地震後のＩＣ操作に関する「疑問」につき、東京電力ホールディングスの広報室あてに質問状として送り、３週間後に回答を得た。以下、主な質問と回答を転記する。なお、筆者の質問は本稿と重複が多いので圧縮してある。</p>



<p><strong>Ｑ１</strong>　１号機の手順書「Ⅳ　自然災害編」の「第２２章　自然災害事故」編に、ＲＣＩＣやＲＨＲといった言葉がありますが、間違っていませんか？<br>Ａ　１号機にＲＣＩＣやＲＨＲはありませんので誤記となります。</p>



<p><strong>Ｑ２</strong>　仙台の民間研究者・石川徳春さんは、１号機の手順書の当該部分にＲＣＩＣ等の記述があるのは、２号機の当該部分を参考にして作成（ほぼ丸写し）したからではないかと「推定」しています。どう、お考えになりますか？<br>Ａ　手順の修正について号機間で記載内容の違いが無いよう、調整しながら作成していたと思われます。当該箇所については、他号機を参考にして作成された際に誤ったものと推定します。</p>



<p><strong>Ｑ３</strong>　手順書は「ステップ毎にチェック」することになっているので、そのような操作訓練がなされたら、その間違いに気づくはずでは。<br>Ａ　当該手順は、作成してから震災まで約１年と期間が短いことから、当該の運転員訓練で見落としていた可能性があります。なお、操作本文中のＲＣＩＣ手動停止の箇所については、長期戦略の操作対応箇所であるため、事故時には津波による電源喪失により、その手順までは到達しませんでした。</p>



<p><strong>Ｑ４</strong>　２０１１年３月１１日の１号機の対応で、手順書のこの「Ⅳ　自然災害編」を使った、もしくは参考にした事実はあるのでしょうか？１号機の手順書の適用状況をまとめた２０１１年１０月２２日のプレスリリースには「自然災害編」への言及がありません。<br>Ａ　平成２３（２０１１）年１０月の報告書では、当時の対応が手順書の趣旨に沿ったものであったかを確認するための手順書として、津波襲来前までは操作内容の具体的記載のある「事象ベース」を、津波襲来後の全電源喪失となった以降は「シビアアクシデント」を選定したものです。当時の対応が手順書に合致しているかを確認したものであり、事故時にどの手順書を参照して対応したのかを確認したものではありません。</p>



<p><strong>Ｑ５</strong>　ＮＨＫスペシャル班の報道を踏まえると、２０１１年３月１１日の１号機の運転員のＩＣ操作は、事実上、「ぶっつけ本番」だったように思えるのですが、現在のご認識をお聞かせください。<br>Ａ　地震発生以降、津波到達までにおいて、中央制御室では原子炉圧力の制御を非常用復水器を使用して問題なく行っていることは、教育訓練やＯＪＴによりその系統・機能を十分理解し、習得した知識を活用した上での操作であると考えています。</p>



<p><strong>Ｑ６</strong>　津波が来る前の運転員のICの手動停止は保安規定第７７条３項に反していませんか？<br>Ａ　津波による被害を受ける前の段階では問題なく対応できており、この当時当直長は「確実に冷温停止に持って行ける」と考えていました。設備への影響は少ない方が好ましく、運転手順書の趣旨に則り操作したものです。</p>



<p><strong>Ｑ７</strong>　上記Ｑ６の点は、「第４７回東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会 令和６年７月２２日」でも問題となり、規制庁職員から「５５℃／ｈ制限はスクラム時には適用されないというふうに認識をしておりますので、東京電力におかれてはここを踏まえて次回以降、説明をお願いします」とされました。これを受け、その後、東電として「説明」されたことはありますか？<br>Ａ　以下の回答（第４８回の議事録Ｐ３３）が当該の発言に対する東電からの回答になります。<br>「東京電力ＨＤ（飯塚担当） 東京電力の飯塚です。概ね、我々の中でも議論しましたけれども、安井さんのおっしゃっている状況が、恐らく当時だったんだろうなというふうに考えております。基準のとおり５５℃／ｈの話にしても、恐らくは、遵守するという書き方を事故調の報告書に書いていますけれども、恐らく慣れ親しんだのか、頭にたたき込まれていた、これを守れるものなら守るんだという頭でいたということなんだと思います。そういう意味では、ちょっと表現が強過ぎるのかなというふうには考えておりますし。あと、先ほど安井さんからも御指摘ございましたとおり、圧力が下がっていくということは、冷却材が喪失していくことを一番おそれているということが、別途、国会の事故調の報告書の中にも記載をさせていただいていますので、そういう意味で、圧力降下を止めて、そういった事態が発生していないかどうかということを確認したということが、ここにも記載いただいているとおり、まず第一義的だったということだと思っております」。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<div class="wp-block-group is-style-stitch"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h4 class="wp-block-heading">脚注</h4>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[1]</a> 日本原子力文化財団のウェブサイト「エネ百科」から。<a href="https://www.ene100.jp/fukushima/7139" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.ene100.jp/fukushima/7139</a></p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[2]</a> 辰巳裕規弁護士のブログ「福島原発事故の小部屋」から。<a href="https://www.ashiyahondori.com/2025/06/09/%E3%82%A8%E3%83%8D%E7%99%BE%E7%A7%91-%E4%BA%8B%E6%95%85%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B-%E5%A5%88%E8%89%AF%E6%9E%97%E7%9B%B4%E6%B0%8F/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.ashiyahondori.com/2025/06/09/%E3%82%A8%E3%83%8D%E7%99%BE%E7%A7%91-%E4%BA%8B%E6%95%85%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B-%E5%A5%88%E8%89%AF%E6%9E%97%E7%9B%B4%E6%B0%8F/</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[3]</a> 科学ジャーナリストの倉澤治雄氏は「原発爆発」（高文研、２０１３年７月１日）で、「イソコンが正しく使われなかったことは、複合的な事故の進展の中で、決定的な要因の一つでした」としたうえで、「５５℃／ｈ以下」の制限に関して「どのような根拠に基づいたものなのか、明らかになっていません」「仮に緊急時に非常用の冷却装置をフル稼働できないとしたら、そもそも設計が間違っているのです。車の運転を考えてみましょう……急ブレーキが踏めない自動車があったとしたら欠陥車であるのと同様、緊急時に非常用の機器をフル稼働できない原子炉は欠陥原子炉だと思います……」との見方を示した（Ｐ１２１）。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[4]</a> ジャーナリスト・上智大学教授の奥山俊宏氏は週刊エコノミスト（２０２３年７月１０日発売　<a href="https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230725/se1/00m/020/048000c" target="_blank" rel="noopener" title="">https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230725/se1/00m/020/048000c</a>　）に、「福島第1原発事故で新事実　『防護扉』開放で大量浸水許す」を寄稿した。この記事によると、「新潟県による事故検証が続けられる中で、地震の揺れによって電源を喪失したのではないかとの疑いを指摘され、東電は、この疑いを晴らす目的で改めて経緯を精査し、防護扉開放の事実を把握し、１６年、同県の検証の場でこの事実を報告した」としている。そして、東電の資料などによると「１号機では震災発生当時、防護扉は作業のため開放しており、そのまま作業員は避難し。開放状態が維持された」「東電によれば『防護扉が閉まっていれば津波の侵入をある程度抑制できたと考えられる』という」のだった。また、当時、「東京電力が、津波警報発令時に速やかに建屋の大きな開口部の扉を閉めなければならないとのルールを定めていなかったのに対し、茨城県にある日本原子力発電の東海第２原発や福井県にある関西電力の３カ所の原発ではそうしたルールを所内の規則で明文化していた。各社への取材でわかった」としている。<br><a href="https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230725/se1/00m/020/048000c" target="_blank" rel="noopener" title="">https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230725/se1/00m/020/048000c</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[5]</a> <a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/234488.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/234488.pdf</a></p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[6]</a> <a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/234486.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/234486.pdf</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[7]</a> 田中三彦氏は今回、筆者の取材に「ＩＣが小規模な冷却材喪失事故を起こし、大規模な水素爆発の着火源になった可能性が高い」との考えを改めて示した。筆者にとっては「福島原発事故の原因はまだ判明していない　マル激トーク・オン・ディマンド 第７３３回（２０１５年４月２５日）<a href="https://www.videonews.com/marugeki-talk/733" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.videonews.com/marugeki-talk/733</a>  」などもとても勉強になった。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[8]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100003753?contents=NRA100003753-004-001#pdf=NRA100003753-004-001" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100003753?contents=NRA100003753-004-001#pdf=NRA100003753-004-001</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[9]</a> なお、この「事故分析に係る検討会」（４７、４８回）に、更田豊志氏は「原子力損害賠償・廃炉等支援機構上席技監」として、安井正也氏は「原子力規制庁東京電力福島第一原子力発電所事故対策室企画調査官」の肩書で参加している。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[10]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100003753?contents=NRA100003753-002-003#pdf=NRA100003753-002-003" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100003753?contents=NRA100003753-002-003#pdf=NRA100003753-002-003</a> のＰ１８。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[11]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-004-001#pdf=NRA100006337-004-001" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-004-001#pdf=NRA100006337-004-001</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[12]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-002-009#pdf=NRA100006337-002-009" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-002-009#pdf=NRA100006337-002-009</a>　のＰ７。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[13]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-002-010#pdf=NRA100006337-002-010" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA100006337?contents=NRA100006337-002-010#pdf=NRA100006337-002-010</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[14]</a> 本稿は東電福島第一原発１号機の手順書の問題を取り上げたが、社会技術システム安全研究所の田辺文也氏は「福島第一原子力発電所事故の事故対応において徴候ベース手順書がないがしろにされたことによって 3号機と2号機は炉心損傷・溶融に至った。さらに炉心損傷後の対応においても参照されるべき手順書（シビアアクシデント手順書又はアクシデントマネジメントガイド）がないがしろにされたことが事故の一層の深刻化を招いた可能性が高い」と指摘している。<br><a href="https://confit.atlas.jp/guide/event-img/aesj2016s/1I01/public/pdf?type=in" target="_blank" rel="noopener" title="">https://confit.atlas.jp/guide/event-img/aesj2016s/1I01/public/pdf?type=in</a></p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[15]</a> 元四国電力社員で原子炉主任技術者だった松野元さんは「推論　トリプルメルトダウン」（創英社／三省堂書店、２０１６年８月）で「福島第一原発事故の原因は津波による電源喪失と考えられているが、実際は自動停止の瞬間にＥＣＣＳ（筆者注：非常用炉心冷却装置）が動かなかったことが原因である」との見方を提示している。<a href="https://www.books-sanseido.co.jp/soeisha_books/4562" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.books-sanseido.co.jp/soeisha_books/4562</a><br>なお、日本原子力発電の東海第二原発（茨城県）は２０１１年３月１１日、ＥＣＣＳの一つ「ＨＰＣＳ（高圧炉心スプレイ系）」と、本稿の「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/" title="">上</a>」で取り上げたＲＣＩＣ（原子炉隔離時冷却系）がほぼ同時に自動起動している。これを筆者は松野氏の論考で知った。<a href="https://bee-media.co.jp/archives/2853" target="_blank" rel="noopener" title="">https://bee-media.co.jp/archives/2853</a>。今回、筆者として東海第二原発のＨＰＣＳなどの作動について分かりやすいグラフを見つけたのでそのリンクを残しておく。<a href="https://jsm.or.jp/jsm_old/images/news/symposium20160129_1_3.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://jsm.or.jp/jsm_old/images/news/symposium20160129_1_3.pdf</a>　のＰ７。<br>また、今回、筆者として、日本原電の広報担当者に改めて確認したところ、以下の回答を得た。「地震発生により原子炉が自動スクラムするとともに外部電源が喪失したため、給復水系による原子炉への給水が停止しました。その後、原子炉水位がＨＰＣＳとＲＣＩＣが自動起動する水位まで低下したため、ＨＰＣＳとＲＣＩＣが設計どおり自動起動し、原子炉への注水を開始しました。その後、原子炉水位が回復したため、ＲＣＩＣにより原子炉水位を維持し、ＨＰＣＳは運転手順書に従ってミニフロー運転状態で運転を継続していました」</p>
</div></div>



<div class="wp-block-group has-border -border02"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<figure class="wp-block-image u-mb-ctrl u-mb-0"><img decoding="async" src="https://secure.gravatar.com/avatar/5c2ac93b83a14d807b6d945559277a11e312a75803c1f7ef3d07ed8349a468f8?s=96&amp;d=mm&amp;r=g" alt="小森 敦司"/></figure>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">Author：小森 敦司 </h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">１９６４年生まれ。上智大学法学部卒。１９８７年に朝日新聞社に入社、経済部やロンドン特派員、エネルギー・環境担当の編集委員などを経て２０２１年に退社、フリージャーナリストに。著書に「日本はなぜ脱原発できないのか」「『脱原発』への攻防」（いずれも平凡社新書）、「原発時代の終焉」（緑風出版）など。２０２４年、行政書士事務所を開業。</p>



<div class="swell-block-button is-style-btn_normal"><a href="https://blog.ccnejapan.com/?author=28" target="_blank" rel="noopener noreferrer" class="swell-block-button__link"><span>小森 敦司　投稿一覧</span></a></div>
</div></div><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/19344/">【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題点を追究（下）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題を追究（上）</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/column/19284/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[小森 敦司]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 01 Sep 2025 00:40:09 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
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		<category><![CDATA[福島原発事故]]></category>
		<category><![CDATA[福島第一原発]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_5.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題を追究（上） ジャーナリスト・小森敦司 ２０１１年３月の東京電力福島第一原発事故の際、運転員の機器の操作などに「過ち」があったのではない [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/">【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題を追究（上）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_5.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h1 class="wp-block-heading"><strong>福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題を追究（上）</strong></h1>



<p><strong>ジャーナリスト・小森敦司</strong></p>



<div class="wp-block-group is-style-big_kakko_box"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p>２０１１年３月の東京電力福島第一原発事故の際、運転員の機器の操作などに「過ち」があったのではないか？――事故から１４年の歳月を経たが、市民サイドに立つ研究者やジャーナリストらが福島の事故の検証・分析を続け、東京電力（東電）の事故対応の問題点を追究している。そして、これまでにいくつもの新事実を発見している。東電は柏崎刈羽原発（新潟県）の再稼働に向けた動きを加速しているが、そうして得た教訓は生かされるのか。今回は事故の進展を大きく左右したとされる福島第一原発１号機の非常時のマニュアルと運転員の冷却操作を切り口に、あの事故の際の東電の事故対応を上下２回にわたって考えてみたい。連載の（下）は<a href="https://www.ccnejapan.com/column/19344/" title="">こちら</a>。</p>
</div></div>







<h2 class="wp-block-heading">（１）ないはずの機器が手順書に</h2>



<p>「事故時運転操作手順書」。言葉の響きは硬いが、グーグルのＡＩアシスタント「ジェミニ」に質すとこう教えてくれた。「原子力発電所などの施設において、異常事態や事故が発生した際に、運転員が適切な対応を行うための詳細なマニュアルのことです」。いわば運転員の非常時対応マニュアルだ（以下、「手順書」）。</p>



<p>事故直後に時をさかのぼるが、事故調査を進めていた衆議院の特別委員会が２０１１年８月、福島第一原発のこの手順書の提出を東電に求めると、東電は同年９月、「知的財産が含まれる」「核物質防護上の問題が生じる」などを理由に、大部分を黒塗りにして提出した<a id="_ednref1" href="#_edn1">[1]</a>。</p>



<p>これに特別委が反発、当時の経済産業省原子力安全・保安院が同年１０～１２月、個人情報以外を除いて公開した経緯がある。それにしても、東電が提出を拒んだのは、知的財産や核物質の防護が本当の理由だったのだろうか？</p>



<p>筆者は今回の取材で、仙台の市民活動の有志でつくる「仙台原子力問題研究グループ」の石川徳春さんという方を知った。東北電力の女川原発（宮城県）の危険性などを調査してきた石川さんは福島第一原発の事故の後、東京電力の事故対応についても綿密に調査・分析し、その論考を市民団体「みやぎ脱原発・風の会」の会報「鳴り砂」に随時投稿してきた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[2]</a><a id="_ednref2" href="#_edn2">[3]</a>。それらを読むと、東電が手順書公開に後ろ向きだった理由が見えた気がした。石川さんの論考を頼りに話を進める。</p>



<p>「ＲＣＩＣ」。これも日本語にすると「原子炉隔離時冷却系」と小難しい言葉になるが、原子炉に異常が発生した時に原子炉の蒸気を使って給水する装置だ。福島第一原発の２～６号機に設置されていて、１号機にはない。</p>



<p>ところが、石川さんの論考（例えば２０１８年５月<a id="_ednref1" href="#_edn1">[4]</a>）に、１号機の手順書の中の「Ⅳ　自然災害編」の「第２２章　自然災害事故」編で、ＲＣＩＣの操作が指示されている、とあった。筆者はそんなことがあるのかと調べてみると、国立国会図書館インターネット資料収集保存事業（ＷＡＲＰ）を介して、その手順書を見つけけることができた<a id="_ednref2" href="#_edn2">[5]</a>。</p>



<p>該当箇所を開くと石川さんの指摘のとおり、「ＲＣＩＣ　『手動停止』」、「ＲＣＩＣを再起動する」とあった。その部分をスクショし、下に貼り付けておく（黄色のマーカーは筆者が引いた）<a id="_ednref1" href="#_edn1">[6]</a>。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="598" height="225" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_1.png" alt="" class="wp-image-19302" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_1.png 598w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_1-300x113.png 300w" sizes="auto, (max-width: 598px) 100vw, 598px" /></figure>



<p>石川さんはまた、１号機にはない「ＲＨＲ（残留熱除去系）」という冷却システムが、やはり１号機の「第２２章　自然災害事故」編に記載されている、といった間違いも見つけている<a id="_ednref1" href="#_edn1">[7]</a>。 </p>



<p>手順書が間違っていて、正しく対処できるのだろうか？</p>



<p>なお、本稿で書く１号機の事故対応の数々の「疑問」につき、筆者は東京電力ホールディングス<a id="_ednref1" href="#_edn1">[8]</a>の広報室に質問状を送り、回答を得ている。例えば、この「ＲＣＩＣ」「ＲＨＲ」の１号機の手順書への記載は、「誤記」というのだった。それらの回答は本稿の「下」の末尾にまとめて掲載する。</p>







<h2 class="wp-block-heading">（２）手順書づくりで「コピペ」？</h2>



<p>石川さんの追究は続く。実は当該部分の改訂日が各ページの上部に記載されている（筆者注：上に貼り付けたページの上部にもある）。石川さんが確認してみると１号機は「２０１０年２月１１日」、２号機は「２０１０年１月２３日」、３号機は「２０１０年３月１８日」と記されていた。すなわち、２号機→１号機→３号機の順に改訂がなされていたということだ。</p>



<p>それで、石川さんは論考にこう書いた。「最初に改訂した２号機の手順を１号機用にも“丸写し”し、微修正したものの、見逃し・修正漏れがあったのだと推定しました。一方、３号機は２号機と同型なので、“丸写し”しても特に問題は生じません」<a id="_ednref1" href="#_edn1">[9]</a></p>



<p>まさに、「コピペ」疑惑だ。</p>



<p>石川さんはこうも記した。「手順書は本来、『ステップ毎にチェックしながら操作』するもので、訓練もそのように行われていると思いますが、これまで運転員（や指導員）の誰一人として上記“間違い”に気づかなかった？　それも❝怖い話❛❜ですが…」</p>



<p>その「ステップ毎……」の根拠を筆者が石川さんに尋ねると、それを指示する言葉が手順書の「まえがき」にあると教えてくれた。めくると、確かに、「ステップ毎にチェック」とあった。下に貼り付ける（黄色のマーカーは筆者が引いた）<a id="_ednref1" href="#_edn1">[10]</a>。　そうやって訓練したら、すぐに気づくはずだ。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="572" height="230" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_2.png" alt="" class="wp-image-19306" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_2.png 572w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_2-300x121.png 300w" sizes="auto, (max-width: 572px) 100vw, 572px" /></figure>



<p>東電は２０１１年１０月、１号機の手順書の適用状況を公表している<a id="_ednref1" href="#_edn1">[11]</a>。そのプレスリリースは、「今回の事故対応で使用または参考にしたと推定される手順書」として、「事象ベース　原子炉スクラム（筆者注：緊急停止のこと）事故　主蒸気隔離弁閉の場合」など４つを選定した、とする。</p>



<p>ただ、そのプレスリリースは、石川さんが間違いを指摘した「第２２章　自然災害事故」編への言及はなかった。思うに、この「第２２章　自然災害事故」編は、そのタイトルからして、２０１１年３月１１日にこそ使われるべきマニュアルではないだろうか<a id="_ednref1" href="#_edn1">[12]</a>。でも、ここまで書いたような疑惑があるから、東電として表に出したくなかったのかもしれない。</p>







<h2 class="wp-block-heading">（３）イソコン操作は「ぶっつけ本番」？</h2>



<p>福島の原発事故から時を経たが、あの頃のニュース報道で「イソコン」という言葉を聞いた記憶があるはずだ。そのイソコンと手順書に絡んで、前述の石川さんの論考の中で、これは「特ダネだ」と筆者が感嘆した発見があった。</p>



<p>これは前述の１号機の手順書の「誤記」と同じく、「現場軽視」を如実に示す話なのだが、まず先にＮＨＫスペシャル『メルトダウン』取材班（以下、ＮＨＫ取材班）の２冊の著書の中のイソコンに関する記述を簡潔にまとめておく。そうすることで、石川さんの論考の「特ダネ」の価値が分かる。</p>



<p>ここからがＮＨＫ取材班の著書からの抜粋・要約だ<a id="_ednref1" href="#_edn1">[13]</a>。イソコンの正式名は非常用復水器という。英語ではアイソレーションコンデンサー（ＩＣ）（筆者注：複数の呼称があるが、本稿ではその使用主体が使う呼称に従う）。原子炉で発生した高温の水蒸気で駆動し、冷却水タンクを通って冷やされた水が原子炉に注がれる、という非常用の冷却装置だ<a id="_ednref2" href="#_edn2">[14]</a><a id="_ednref3" href="#_edn3">[15]</a>。</p>



<p>２０１１年３月１１日を振り返る。すさまじい揺れに１号機は緊急停止（スクラム）した。原子炉からタービンに蒸気を送る配管の弁が自動的に閉じ、７０気圧（筆者注：１気圧はおよそ０．１メガパスカル）あった原子炉圧力が徐々に上昇し、７１．３気圧に達したところでイソコンが自動起動した。</p>



<p>マニュアル（筆者注：ＮＨＫ取材班は「手順書」との用語を使わず、「マニュアル」と表記している）は、急冷したときに原子炉の強度に影響が出るとして1時間に「５５℃以内」のペースで冷却するよう定めていた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[16]</a>。筆者がスクショした手順書の当該部分を下に貼り付ける（筆者注：手順書だと「原子炉冷却材温度変化率５５℃／ｈ以下」と記されている。黄色のマーカーは筆者が引いた）<a id="_ednref2" href="#_edn2">[17]</a>。運転員はマニュアルに沿ってイソコンのレバーを操作して起動と停止を繰り返した<a id="_ednref3" href="#_edn3">[18]</a>。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="609" height="367" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_3.png" alt="" class="wp-image-19310" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_3.png 609w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_3-300x181.png 300w" sizes="auto, (max-width: 609px) 100vw, 609px" /></figure>



<p>その後、津波に襲われ、すべての電源を失ってしまうが、その直前、運転員はイソコンを停止する操作をしていた。つまり、その運転員は津波に襲われた時点でイソコンは動いてないと認識していた。こうした重要な情報が吉田昌郎所長らがいた免震棟に伝わらず、吉田所長らは３月１１日深夜までイソコンで１号機が冷却されていると思い込み、事故対応の指揮をとっていた<a id="_ednref1" href="#_edn1">[19]</a>。</p>



<p>この事実を突き止めたのは、ＮＨＫ取材班の表現を使うと「意外な組織だった」。新潟県の「原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」である<a id="_ednref1" href="#_edn1">[20]</a>（筆者注：この委員会については本稿の「下」でも書く）。1号機のイソコン（ＩＣ）の状態を把握していれば、被害を軽減できたのではないかとの問題意識から、関係者への聞き取り調査を東電に求めたのだった。</p>



<p>２０１５年１１月２５日付の東電の同委員会に対する回答<a id="_ednref1" href="#_edn1">[21]</a>のうち関係する部分を、筆者がスクショして下に貼り付ける（黄色のマーカーは筆者が引いた）<a id="_ednref2" href="#_edn2">[22]</a>。「主機操作員」らのいた中央制御室と、吉田所長らがいた免震棟の緊急時対策本部の認識が明らかに違っている<a id="_ednref3" href="#_edn3">[23]</a>。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="546" height="238" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_4.png" alt="" class="wp-image-19314" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_4.png 546w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_4-300x131.png 300w" sizes="auto, (max-width: 546px) 100vw, 546px" /></figure>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="542" height="520" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_5.png" alt="" class="wp-image-19315" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_5.png 542w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_5-300x288.png 300w" sizes="auto, (max-width: 542px) 100vw, 542px" /></figure>



<p>ＮＨＫ取材班の著書にもどると、取材班は、関係者からの情報提供を受けてイソコンなどが作動する原子炉圧力の設定値に着目した。事故の８カ月前の２０１０年７月に変更されていたのだ。</p>



<p>次の３つの設定値がかかわる。</p>



<p>①７０気圧ある原子炉の圧力が何らかのトラブルで上昇した場合、７０．７気圧になったら原子炉が緊急停止（スクラム）する ②次いで７１．３気圧になったらイソコンが起動して原子炉を冷却 ③ＳＲ弁（筆者注：原子炉の蒸気を逃がして圧力を下げる装置）の設定値は７２．７気圧にした。</p>



<p>きっかけは２００９年２月の１号機で起きたトラブルだった。原子炉の圧力が上昇し、自動的に緊急停止するはずが、なかなか停止せず、最終的に手動で止めたのだった。</p>



<p>このため、東電は従来の設定値を見直し、まず原子炉を確実に停止するように緊急停止の設定値を低くした。同時に「原子炉の水を失うことなく崩壊熱を冷やせる」ことから、ＳＲ弁よりもイソコンを優先すべきだという結論になった、というのだ。</p>



<p>しかし、東電の公式見解では、イソコンは１号機の試運転の時をのぞいて、１９７１年３月の運転開始以来、事故まで一度も稼働していない。現場ではすでにイソコンを動かした経験者がいなくなっていた。福島第一原発の１号機には専用シミュレーターもなかった。</p>



<p>ＮＨＫ取材班は２０１７年２月、米国コネチカット州に向かい、福島第一の１号機と同じイソコンを備えた原発の訓練担当者から、「５年に一度は実際にイソコンを起動させる試験を行っています」「このとき、運転員は実際にイソコンを稼働させて、学習・訓練することができます。目視で、また音で稼働状況を理解します」との証言を得ている<a id="_ednref1" href="#_edn1">[24]</a>。</p>



<p>著書にＮＨＫ取材班はこう書いた。「東京電力では、実務中に実際にイソコンを動作させる訓練を約４０年間行わなかった。実機訓練を行わないのであれば、最低でもそれに代替する教育や訓練を用意すべきだったのではないか」<a id="_ednref1" href="#_edn1">[25]</a> （ＮＨＫ取材班の著書からの抜粋・要約はここまで）。</p>



<p>筆者はＮＨＫ取材班の著書を読んで、地震後の運転員のイソコン操作についてこう思わざるをえなかった。あの日、２０１１年３月１１日が、「ぶっつけ本番」だったのだ――。</p>







<h2 class="wp-block-heading">（４）「保安規定」違反だった？</h2>



<p>もっとも、東電は事故後、運転員に対する非常用復水器（イソコン）の教育訓練や、津波が来るまでの運転員の操作に問題はなかった、との見解を示している。２０１２年６月に東電が公表した事故調査報告書はこう記している<a id="_ednref1" href="#_edn1">[26]</a>。</p>



<p>「非常用復水器については、事故時運転操作手順書等の訓練を行っていく中でシステムの研修を行うとともに、日々の現場巡視や月１回の定例試験、定期検査中の保全活動など業務を通した教育いわゆるＯＪＴ（筆者注：オン・ザ・ジョブ・トレーニング）が行われていた」<a></a></p>



<p>「地震発生後、津波到達までにおいて、中央制御室では原子炉圧力の制御を非常用復水器を使用して問題なく行っていることは、上述の教育訓練やＯＪＴによりその系統・機能を十分理解し、習得した知識を活用した上での操作といえる」</p>



<p>今回の取材で、筆者は、地震後の運転員の操作についての認識を改めて東電に質したが、この報告書の記述と同じ内容だった（筆者注：本稿の「下」に東電の回答をまとめる）。東電としては、問題はイソコンの教育訓練や、あの日の操作ではなくて、「悪いのは津波だ」と言いたいのだろう。</p>



<p>ここから先述の石川徳春さんの論考で、筆者が「特ダネ」と思った点を記したい。</p>



<p>聞くと石川さんは、２０１１年３月当時の福島第一原発の「原子炉施設保安規定」を早い時点でＮＰＯ法人「原子力資料情報室」から入手した、という。保安規定は、原発の保安のために必要な基本的な事項をまとめたものだ。筆者も今回、同室から送ってもらったが、添付資料まで含めると４４６ページあり、細かい文字でびっしりだった。 　</p>



<p>この保安規定の中に、石川さんは「異常時の措置」を定めた第７７条を見つける。その３項にこう明記されていた。「第７６条第１項の異常が発生してから当直長が異常の収束を判断するまでの期間は、第３節運転上の制限は適用されない」。当該部分を下に貼り付ける（黄色のマーカーは筆者が引いた）。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="621" height="226" src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_6.png" alt="" class="wp-image-19321" srcset="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_6.png 621w, https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/08/komori_6-300x109.png 300w" sizes="auto, (max-width: 621px) 100vw, 621px" /></figure>



<p>第７６条１項は「原子炉の自動スクラム信号が発信した場合」などだ。そして例の「原子炉冷却材温度変化率５５℃／ｈ以下」は、「第３節運転上の制限」の一つだ。</p>



<p>つまり、石川さんの論考からの抜き書きになるが、事故当時の保安規定では、原子炉の自動スクラムなどの異常発生時には、第７７条３項で「当直長が異常の収束を判断するまでの期間」は、（筆者注：原子炉冷却材温度変化率５５℃／ｈ以下といった）「運転上の制限は適用されない」のが❝大原則❞――したがって、「温度変化率遵守による『ＩＣの手動停止』そのものが、保安規定第７７条に反した不適切な操作だった」。石川さんはそう断じている<a id="_ednref1" href="#_edn1">[27]</a>。</p>



<p>筆者は石川さんに単刀直入に運転員の操作に対する意見をメールで求めた。こう答えてくれた。</p>



<p>まず、地震後の運転員のＩＣ操作について、「地震後のスクラム確認等が一段落して、気づいたら急激な圧力低下＝温度低下が生じて、また、ＩＣが（予想外に初めて）自動起動していたので、ただ単に驚いて停止した、というのが本当のところではないか」というのだった。</p>



<p>そして、運転員に対しては、「東京電力の保安教育不足・運転軽視・運転員軽視の犠牲者だ、と心から思っています」。一方で、運転員に向かって、こんな期待を示した。「記憶の風化が進む前に直接真実を証言して欲しいと思っています」<a id="_ednref1" href="#_edn1">[28]</a></p>



<p>本稿の「下」で、「５５℃以下」問題をさらに深掘りする。最近に至るまで関連する調査・分析が続いているからだ。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<div class="wp-block-group is-style-stitch"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h4 class="wp-block-heading has-text-align-left is-style-default">脚注</h4>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[1]</a> 東電が黒塗りにして提出した資料が、ＮＰＯ法人「原子力資料情報室」のウェブサイトに残っていた。リンクを残しておく。<a href="https://cnic.jp/files/20100106tepco_102.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://cnic.jp/files/20100106tepco_102.pdf</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[2]</a> 会報「鳴り砂」はこちらに。<a href="https://miyagi-kazenokai.com/category/%e9%b3%b4%e3%82%8a%e7%a0%82/" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/category/%e9%b3%b4%e3%82%8a%e7%a0%82/</a>　</p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[3]</a>&nbsp; 石川さんの論考は膨大な数になるが、２０１８年６月の学習会で使われた資料が分かりやすく、筆者はとても勉強になった。<a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/06/20180602siryou.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/06/20180602siryou.pdf</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[4]</a> <a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/05/narisuna294bessatu.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/05/narisuna294bessatu.pdf</a> のＰ７～。最近では、２０２４年１１月２０日号以降の「鳴り砂」で、手順書や運転員の教育訓練の問題を深く追究している。</p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[5]</a> <a href="https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122347.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122347.pdf</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[6]</a> <a href="https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122347.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122347.pdf</a>　の「２２－１Ｅ－１３」。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[7]</a> 当時の原子力安全・保安院は２０１１年１０月２４日、まず１号機分を発表したが、なぜか、この「第２２章　自然災害事故」編を含めていなかった。２０１１年１２月２０日の１～３号機の一括発表の時に、この「第２２章　自然災害事故」編も明らかにした。<a href="https://web.archive.org/web/20120109204359/http:/www.meti.go.jp/press/2011/10/20111024003/20111024003.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://web.archive.org/web/20120109204359/http://www.meti.go.jp/press/2011/10/20111024003/20111024003.html</a>　<a href="https://web.archive.org/web/20120108193741/http:/www.meti.go.jp/press/2011/12/20111220009/20111220009.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://web.archive.org/web/20120108193741/http://www.meti.go.jp/press/2011/12/20111220009/20111220009.html</a><br>筆者はこの経緯を著者不明（「gemini.to」と名はあった）のサイト「黒いカルテ-東電原発事故編」で知った。<a href="https://gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111220-c1-5.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111220-c1-5.html</a><br><a href="https://www.gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111220-1u-1-22-pdf1-c1-0.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111220-1u-1-22-pdf1-c1-0.pdf</a><br><a href="https://gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111024-20111024003-5-pdf1-c1-3.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://gemini.to/Earth/NIPPON/GENPATSUtext/genpatsu-20000/20111024-20111024003-5-pdf1-c1-3.pdf</a></p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[8]</a> 東電は２０１６年４月、ホールディングカンパニー制を導入し、持株会社「東京電力ホールディングス株式会社」が発足しているが、本稿では原則として「東京電力」と記す。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[9]</a> <a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/05/narisuna294bessatu.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/05/narisuna294bessatu.pdf</a> のＰ８。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[10]</a> <a href="https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122351.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122351.pdf</a> の「Ⅱ　まえがき」の「３．手順書の具体的使用方法」の（２）。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[11]</a> <a href="https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111022a.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/111022a.pdf</a></p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[12]</a> 石川さんは「鳴り砂」の２０２５年３月２０日号で、「自動起動したIC２系統が手動停止されずに継続作動し冷却を続けていたら、津波後の❛１号機早期炉心溶融・水素爆発❜や❛２・３号機の炉心溶融・水素爆発の連鎖❜は防げた」という仮説について、❝素人❞なりの定量的検証を行ってみたい、とした。その検証の中身は「鳴り砂」の論考そのものを読んでほしいが、「解析のまとめ」として、次のように記した。「自動起動したＩＣに減圧除熱を任せ、運転員が（手動停止などの不要な=設計想定外の操作を）❛何もしていなければ❜、津波後は❛設計通り❜に自動作動するＳＲＶに減圧除熱を任せるだけで、運転員が❛何もできなくても／しなくても❜、「炉心露出・損傷開始」までに5～６時間もの時間的余裕ができたことは明らかです」。<a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2025/03/2025.3.narisunabessatu.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2025/03/2025.3.narisunabessatu.pdf</a>　</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[13]</a> 講談社文庫「福島第一原発事故の『真実』　検証編」（文庫の第１刷は２０２４．２．１５。元になる単行本は２０２１．２刊行）と、講談社現代新書「福島第一原発 1号機冷却『失敗の本質』」（第１刷は２０１７．９．２０）をベースにした。なお、分かりやすくするため、筆者が言葉を補ったり、表現を変えたりした部分がある。</p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[14]</a> イソコン（IC）は、福島第一原発では１号機だけにある。国内ではほかに日本原子力発電の敦賀原発１号機（福井県、現在は廃炉作業中）にもある。</p>



<p><a id="_edn3" href="#_ednref3">[15]</a> 前掲・講談社現代新書「福島第一原発 1号機冷却『失敗の本質』」（Ｐ５０～）は、イソコンについて、「少なくとも8時間程度は稼働し、原子炉を冷やし続けることができると想定されていた。この間に、他の冷却系を復活させれば、原子炉を１００度以下の冷温停止に持って行く道が開けるはずだった。しかし１号機は、地震発生時にイソコンが自動起動したものの、津波発生後、イソコン本来の冷却機能を発揮させることができなかった。このことが、その後の事故対応を決定的に難しいものにしていく」「イソコンが本来持つ冷却機能をいかしていれば、１号機のメルトダウンや水素爆発を何とか防ぐことができ、福島第一原発事故の進展は変わっていた可能性がある」としている。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[16]</a> 東電の事故調査報告書にもその旨の記述がある。<a href="https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf</a>のＰ８５。</p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[17]</a> <a href="https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122328.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9568774/www.nsr.go.jp/data/000122328.pdf</a>　の「１－１Ｂ－１４」。なお、東電が２０１１年９月、手順書の大部分を黒塗りにして提出したことを先に書いたが、この「５５℃／ｈ以下」の記述は消さずに残した。何らかの意図があったはずだ。<a href="https://cnic.jp/files/20100106tepco_102.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://cnic.jp/files/20100106tepco_102.pdf</a>(再掲)</p>



<p><a id="_edn3" href="#_ednref3">[18]</a> 前掲・講談社現代新書「福島第一原発 1号機冷却『失敗の本質』」のＰ５４から。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[19]</a> 前掲・講談社現代新書「福島第一原発 1号機冷却『失敗の本質』」（Ｐ５６）によると、「後の政府や東京電力の調査で、イソコンは津波に襲われ、電源が失われた段階で止まる仕組みになっていたことが判明する……何らかの異常があった時、原発内部から放射性物質が漏れ出ないように配管の弁を自動的に止めるフェールクローズと呼ばれる安全設計になっていたのだ。しかしこの時点で、免震棟では、フェールクローズの仕組みに気付いていた者は誰一人としておらず、本店からも指摘や助言は一切なかった」という。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[20]</a> 新潟県の技術委員会は２００３年２月、東電のトラブル隠し問題を受けて発足。福島第一原発事故の後の２０１２年７月、福島の事故の検証を開始した。さらに２０１７年８月、当時の米山隆一知事が新たに「健康・生活委員会」と「避難委員会」を設置し、「三つの検証」に取り組んだ。２０１８年６月に当選した花角英世知事のもとでも続けられたが、新潟県が２０２３年９月に出した総括報告書をめぐっては総括の進め方やその内容に強い批判が出た。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[21]</a> &nbsp;<a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/37139.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/37139.pdf</a></p>



<p><a id="_edn2" href="#_ednref2">[22]</a> 前掲・講談社文庫「福島第一原発事故の『真実』　検証編」（P２９～）によると、「全電源喪失した午後４時以降、イソコンの作動状況がわからなくなった当直長は、免震棟にイソコンの排気口、『ブタの鼻』から蒸気が出ているか確認してほしいと依頼する……運転員の先輩から、イソコンが作動すると、ブタの鼻から白い蒸気が勢いよく出るという話を伝え聞いていたのである。ブタの鼻は免震棟からよく見える位置にあった……午後４時４４分になって当直長に、ホットラインを通じて免震棟から『ブタの鼻から蒸気がもやもやと出ている』という報告が届いた……蒸気が出ているという報告から免震棟では、イソコンが動いていると受け止めていた」という。</p>



<p><a id="_edn3" href="#_ednref3">[23]</a> 本稿で書いた石川徳春さんは２０１８年１２月の学習会資料で、当直長が「『ＩＣが動作していない可能性』を認識していたのなら、ＳＢＯ（筆者注：外部電源も非常用発電機も使えない「ステーション・ブラックアウト」のこと）後すぐに下記のような対応をすべき」として、東電の「回答」中の「ディーゼル駆動消火ポンプなど低圧の代替注水で冷却する」との措置を指摘している。<a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/12/20181215%E3%80%80vol13.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2018/12/20181215%E3%80%80vol13.pdf</a>　のＰ９３。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[24]</a> 前掲・講談社文庫「福島第一原発事故の『真実』　検証編」（P９８～）によると、その米国の訓練担当者はNHK取材班に対し、「イソコンを動かした経験があれば、排気口（ブタの鼻）から出る蒸気を見て運転状況の判断を間違えることはなかっただろうし、私ならあの状況でイソコンを止めることもなかった」と証言している。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[25]</a> 前掲・講談社文庫「福島第一原発事故の『真実』　検証編」のＰ１０３から。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[26]</a> <a href="https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.tepco.co.jp/cc/press/betu12_j/images/120620j0303.pdf</a>　のP１５１。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[27]</a> 例えば<a href="https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2024/11/2024.11.narisunabessatu.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://miyagi-kazenokai.com/wp-content/uploads/2024/11/2024.11.narisunabessatu.pdf</a>　のＰ２。</p>



<p><a id="_edn1" href="#_ednref1">[28]</a> 既存の原子力研究機関でも、ＩＣの設定変更などに疑問を呈する論考がある。例えば、「福島第一原子力発電所１号機において地震に起因する冷却材漏えいが事故の原因となった可能性があるという指摘について」(２０１４年８月２８日受理、日本原子力研究開発機構・久木田 豊、渡邉 憲夫)は、「2０１０年７月の変更によって原子炉隔離時にＩＣが作動する可能性が増加したにも関わらず、実作動試験はもちろん、シミュレータ等による運転訓練が行われた形跡がない」などと指摘している。　<a href="https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Technology-2014-036.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Technology-2014-036.pdf</a>　</p>
</div></div>



<p>追記：　本稿（上）の掲載（９月１日）後、石川徳春さんから、「１号機では、平成４年（１９９２年）６月２９日に起きた原子炉の自動停止の際にICを作動させたようだ」との指摘があった。調べると東京電力が２０１５年１月、新潟県に提出した資料の中に、確かに「IC（A）（B）系動作」といった記述があった。　<a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/35426.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/35426.pdf</a></p><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/19284/">【寄稿】福島第一原発事故、東電の対応に過ち？／市民研究者ら非常時マニュアルや運転員操作の問題を追究（上）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>【7/4(金)17-18時】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第3回 『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その３）』</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/events/18855/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Jun 2025 09:28:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>今回のオンライントークでは、柏崎刈羽原発の安全性を市民の手で検証する「市民検証委員会」の共同代表であり、新潟県の「３つの検証」において委員もつとめられた佐々木寛さんから、柏崎刈羽再稼働をめぐる現在の状況についてご報告いただきます。</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18855/">【7/4(金)17-18時】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第3回 『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その３）』</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1 class="wp-block-heading has-text-align-center"><span style="color:#195c6f" class="swl-inline-color">「地元の同意」をどう判断するのか<br>─ 柏崎刈羽原発、再稼働問題のゆくえ─</span></h1>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働（シリーズその３）第3回「地元の同意」をどう判断するのか ─ 柏崎刈羽原発、再稼働問題のゆくえ／「原発ゼロ社会への道」【2025/7/4】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/VsGnRWwcbSg?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
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<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-db86ce534205eb28b96d6644ac5631d9" style="color:#2c7387;font-size:1em">今回のオンライントークでは、柏崎刈羽原発の安全性を市民の手で検証する「市民検証委員会」の共同代表であり、新潟県の「３つの検証」において委員もつとめられた佐々木寛さんから、柏崎刈羽再稼働をめぐる現在の状況についてご報告いただきます。</p>



<p class="has-text-color has-link-color wp-elements-3049902b1b7434a38f6340af17172751" style="color:#2c7387;font-size:1em">再稼働の是非を決めるための県民投票を求める署名運動の大きな盛り上がり、地方自治法にもとづく直接請求が実現しました。しかし今年4月、県議会で県民投票条例案の否決という理不尽な結果をへて現在に至る新潟県内のさまざまな動きを見つめる絶好の機会となるでしょう。</p>
</div></div>
</div></div>
</div></div>



<div class="swell-block-capbox cap_box is-style-inner" style="--the-icon-size:1.4em"><div class="cap_box_ttl" data-has-icon="1"><svg height="1em" width="1em" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" aria-hidden="true" viewBox="0 0 48 48"><path d="M97.6 13.9c-.5-.7-.4-1.6.2-2l3.6-2.5c.6-.4 1.5-.2 1.9.5.5.7.4 1.6-.2 2l-3.6 2.5c-.6.4-1.5.2-1.9-.5zM100.7 22.4c-.1-.8.5-1.5 1.2-1.6l4.4-.4c.7-.1 1.4.6 1.4 1.4.1.8-.5 1.5-1.2 1.6l-4.4.4c-.7.1-1.4-.6-1.4-1.4zM90.6 8.1c-.7-.3-1.1-1.2-.8-1.8l1.8-4c.3-.6 1.2-.9 1.9-.6.7.3 1.1 1.2.8 1.8l-1.8 4c-.3.7-1.2.9-1.9.6zM40.9 28.7 24.2 4.9c-1.1-1.6-2.5-1.5-3-1.4-.7.2-2 .8-2.4 3.1-2.1 8-6.1 12.2-9.2 14.3l-6.4 4.5C1.7 26.4.8 28 .7 29.8c-.1 1.5.3 2.9 1.2 4.1 1.1 1.5 3 4.3 4 5.8.7 1 1.6 1.8 2.7 2.2.8.3 1.5.4 2.3.4 1.2 0 2.4-.4 3.4-1.1l3.9-2.8 4.4 6.2c.6.9 1.9 1.1 2.8.5L27 44c.9-.6 1.1-1.9.5-2.8l-4.2-6c3.2-1.6 7.8-2.8 14-2.2 2.4.4 3.4-.6 3.8-1.2.3-.3.9-1.5-.2-3.1zM21 32.1l-6.8-9.7c2.9-2.7 6.1-6.8 8-13.3l7 10 7 10c-6.7-.4-11.7 1.1-15.2 3zM42.7 12.2 38.6 15c-.7.5-1.6.3-2.1-.4s-.3-1.6.4-2.1L41 9.7c.7-.5 1.6-.3 2.1.4.5.6.3 1.6-.4 2.1zM33.9 3.7l-2.1 4.5c-.4.8-1.2 1.1-2 .7-.8-.4-1.1-1.2-.7-2l2.1-4.5c.4-.8 1.2-1.1 2-.7.8.4 1.1 1.3.7 2zM46.2 23.8l-5 .4c-.8.1-1.6-.5-1.6-1.4-.1-.8.5-1.6 1.4-1.6l5-.4c.8-.1 1.6.5 1.6 1.4 0 .8-.6 1.6-1.4 1.6z"></path></svg><span>CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第3回</span></div><div class="cap_box_content">
<ul class="wp-block-list is-style-good_list">
<li>日　時：　2025年7月4日（金）17:00～18:00</li>



<li>場　所：　オンライン開催（zoom）</li>



<li>プログラムと出席者
<ul class="wp-block-list">
<li><span class="swl-marker mark_orange">「7月3日の新潟県庁訪問および新潟市での公開フォーラムの報告」<br></span>菅波 完（原子力市民委員会 原子力技術・規制部会コーディネーター）<a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/10/20250704_CCNE_Sugenami.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/db15c118-99c1-4d94-902f-7221330cd51c"></li>



<li><span class="swl-marker mark_orange">「柏崎刈羽原発、再稼働問題のゆくえ」</span><br>佐々木 寛さん（新潟国際情報大学教授、元 新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委員（避難委員会副委員長）、柏崎刈羽原発の安全性を市民の手で検証する「市民検証委員会」共同代表）<a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/10/20250704_CCNE_Sasaki.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/924f8ff9-f779-4691-8e55-62cb9bb1e1ba"></li>
</ul>
</li>



<li>質疑応答・意見交換
<ul class="wp-block-list">
<li>この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答（Q&amp;A）もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます）</li>
</ul>
</li>



<li>申し込み：　下記よりお申込みください。<br><a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4Dd3hCcBTwmLg8fN56emDA" target="_blank" rel="noopener" title="">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4Dd3hCcBTwmLg8fN56emDA</a><br><span class="swl-fz u-fz-xs">※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com（◎は@に変えてください）までお知らせください。</span></li>



<li>主　催：　原子力市民委員会</li>



<li>お問い合わせ
<ul class="wp-block-list">
<li>email◎ccnejapan.com（◎を@に変えてください）</li>



<li>TEL. 03-6709-8083</li>
</ul>
</li>
</ul>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-20"><span style="color:#195c6f" class="swl-inline-color">これまでの経緯</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">柏崎刈羽原発の再稼働に対する「地元の同意」の現在地<br>—政府の「原発の最大限活用」への転換（2022年）を受けて—</h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働を巡っては、新潟県特有の事情もありますが、同時に日本の原子力発電をめぐる技術的、政治的、経済的、社会的な数多くの問題が重なり合っています。政府が2022年に「原発の最大限活用」へと方針転換（翌23年にGX法として法制化）したことにも後押しされて、福島原発事故以降、すべて止まっていた沸騰水型原発（福島第一と同じタイプの原子炉）の運転も、昨年、女川原発（宮城県、東北電力）と島根原発（島根県、中国電力）で再開されてしまいました。そして今、まさに福島原発事故の責任事業者である東京電力がめざす柏崎刈羽原発の再稼働に対する「地元の同意」を新潟県知事がいつどのように判断するのかが問われています。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20"><a href="http://www.ccnejapan.com/?p=16165" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンクを置き換え">シリーズ１回目</a>のオンライントークでは、再稼働が予定されている柏崎刈羽６号機と７号機の原子炉の構造上の問題点を中心に、安全が保証されていない実態について解説しました。<a href="http://www.ccnejapan.com/?p=16208" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンクを置き換え">シリーズ２回目</a>では、新潟県の原子力防災・避難計画が福島原発事故の教訓を踏まえたものになっておらず、事実上、「事故が起きたら住民は被ばくする」ことが前提になっている実態が明らかになりました。</p>



<h4 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">規制委員会委員の警告と新潟県行政の想像力欠如</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20">6月22日に柏崎市主催の講演会に登壇した原子力規制委員会の伴信彦委員（放射線防護担当）は、「原発事故は起こりうる前提で考えてほしい。事故後に何が起こるのか、想像力が重要だ」「事故が想定を大きく上回るようなものであれば、当然100ミリシーベルトを超えて被ばくすることもあり得る」などと述べたそうですが<a id="_ednref1" href="#_edn1">[i]</a>、まともな〝想像力〟があれば、再稼働を強行することがいかに無茶であるかがわかる筈なのですが。</p>



<h4 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">東電の方針転換と６号機への集中</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20">すでに原子炉起動のための規制上の審査と技術面の準備は、それぞれ問題をはらみつつも、形のうえでは整えられ、東京電力は「地元同意」をまったく脇に置いて再稼働の準備を着々と進めてきました。しかし、特重施設（テロ対策施設）建設の遅れにより、７号機は原子力規制委員会が定めた同施設の設置期限である今年10月13日から施設完成予定の2029年8月まで運転が許可されなくなります。10月以前に新潟県の「同意」が得られる見通しは立っておらず、一方、６号機はテロ対策施設の設置期限まで4年ほど余裕があります。この状況を受けて、東京電力は6月25日、７号機の稼働準備を中止し、６号機の稼働準備に注力するという方針変更を発表しました<a id="_ednref2" href="#_edn2">[ii]</a>。</p>



<h4 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">「外部視点」装うKK運営会議の設置</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20">また、これに先立ち、東京電力は6月23日、原発の運営に「外部の視点を取り入れ」「再稼働に向けて信頼を得るため」と称して、「柏崎刈羽原発運営会議」（KK運営会議）なるものを設置する方針を明らかにしました。地域団体の代表者らも委員に招くとしていますが、東北電力や中部電力の元原発所長らが主要メンバーになり、東電幹部も複数加わることが報じられています<a id="_ednref3" href="#_edn3">[iii]</a>。「外部」といいながら、業界身内で「社外から助言・監督を受ける会議をつくる」というように、体裁を整えようとしているだけにしか見えません。</p>



<h4 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">不透明な「地元同意」プロセス</h4>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-50">さて、「地元同意」については、視界の曇った状態が続いています。14万を超す県民が求めてきた県民投票を退けた県知事と県議会ですが、どのようなプロセスで、何を基準に、いつまでに「同意」を見極めるのでしょうか？　知事は、「判断材料はほぼまとまった」として、あとは県民の受け止めを見極める方法として、市町村長との意見交換や、条件付きを含めた賛成・反対両方の立場の声を聞く「公聴会」の開催を進めています。ところが、その公聴会について県は「非公開」かつ開催場所すら明らかにしないという常識外れで奇妙なやり方を当初示しました。さすがにこれには批判の声があがり<a id="_ednref4" href="#_edn4">[iv]</a><strong> </strong>、報道機関には公開され、映像中継もされることになったようです。しかし、一般傍聴は認めず、「公述人」の人数も限られ、選定基準も不透明であるなど、民意を見極める方法として適切なのか、大いに疑問が残ります。</p>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10"><span style="color:#195c6f" class="swl-inline-color">今回のオンライントークの趣旨</span></h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">今回のオンライントークでは、柏崎刈羽原発の安全性を市民の手で検証する「市民検証委員会」の共同代表であり、新潟県の「３つの検証」において委員もつとめられた佐々木寛さんから、柏崎刈羽再稼働をめぐる現在の状況についてご報告いただきます。佐々木さんには<a href="https://www.ccnejapan.com/?p=14557" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンクを置き換え">2023年11月の原子力市民委員会オンライントーク</a>で、「３つの検証」とそれに続く「市民検証」について詳しくご報告いただきました<a id="_ednref5" href="#_edn5">[v]</a>。その後、再稼働の是非を決めるための県民投票を求める署名運動の大きな盛り上がり、地方自治法にもとづく直接請求の実現、しかし今年4月、県議会で県民投票条例案の否決という理不尽な結果をへて、現在に至る新潟県内のさまざまな動きを見つめる絶好の機会となるでしょう。</p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20">ぜひ多くのみなさんにご参加いただき、議論を深めたいと思います。</p>



<h3 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">意見書提出と公開フォーラムの予定</h3>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20">なお、原子力市民委員会では、７月３日に大島堅一座長ほか数名が新潟県庁に出向き、柏崎刈羽原発の再稼働に同意すべきでない客観的理由をまとめた意見書を提出し、新潟県に考慮を求めることにしています。あわせて県庁で記者会見を開き、そのあと夕刻には、新潟駅近くの会場にて、公開フォーラム「本音で語る柏崎刈羽原発再稼働 ── なぜ、これほどの『無理』が新潟県に押しつけられるのか」を緊急開催します。オンラインでの中継もありますので、ぜひご注目ください（☞ <a href="https://www.ccnejapan.com/?p=16247" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンクを置き換え">https://www.ccnejapan.com/?p=16247</a> ）。</p>



<h3 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">開催のご案内</h3>



<ul class="wp-block-list is-style-good_list">
<li>タイトル：CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第3回<br>『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その３）』<br>「地元の同意」をどう判断するのか─ 柏崎刈羽原発、再稼働問題のゆくえ─</li>



<li>日　時：　2025年7月4日（金）17:00～18:00</li>



<li>場　所：　オンライン開催（zoom）</li>



<li>プログラムと出席者
<ul class="wp-block-list">
<li><span class="swl-marker mark_orange">「7月3日の新潟県庁訪問および新潟市での公開フォーラムの報告」<br></span>菅波 完（原子力市民委員会 原子力技術・規制部会コーディネーター）<a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/20250704_CCNE_Sugenami.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/db15c118-99c1-4d94-902f-7221330cd51c"></li>



<li><span class="swl-marker mark_orange">「柏崎刈羽原発、再稼働問題のゆくえ」</span><br>佐々木 寛さん（新潟国際情報大学教授、元 新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委員（避難委員会副委員長）、柏崎刈羽原発の安全性を市民の手で検証する「市民検証委員会」共同代表）<a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/20250704_CCNE_Sasaki.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/924f8ff9-f779-4691-8e55-62cb9bb1e1ba"></li>
</ul>
</li>



<li>質疑応答・意見交換
<ul class="wp-block-list">
<li>この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答（Q&amp;A）もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます）</li>
</ul>
</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-0">申し込み：　下記よりお申込みください。<br><a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4Dd3hCcBTwmLg8fN56emDA" target="_blank" rel="noopener" title="">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_4Dd3hCcBTwmLg8fN56emDA</a><br><span class="swl-fz u-fz-xs">※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com（◎は@に変えてください）までお知らせください。</span></li>



<li>主　催：　原子力市民委員会</li>



<li>お問い合わせ
<ul class="wp-block-list">
<li>email◎ccnejapan.com（◎を@に変えてください）</li>



<li>TEL. 03-6709-8083</li>
</ul>
</li>
</ul>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-wide u-mb-ctrl u-mb-0"/>



<div class="wp-block-group is-style-bg_grid"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h5 class="wp-block-heading">脚注</h5>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20" style="font-size:0.8em"><a id="_edn1" href="#_ednref1">[i]</a> 共同通信　2025年6月22日「『原発事故は起こりうる前提で』　原子力規制委員、柏崎市で講演」<a href="https://nordot.app/1309408157882040784?c=39550187727945729" target="_blank" rel="noopener" title="">https://nordot.app/1309408157882040784?c=39550187727945729</a><br>毎日新聞（新潟版）　2025年6月23日「柏崎で原子力規制委員講演　『万全な防災計画は神話』　県民560人前に」<a href="https://mainichi.jp/articles/20250623/ddl/k15/040/099000c" target="_blank" rel="noopener" title="">https://mainichi.jp/articles/20250623/ddl/k15/040/099000c</a></p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20" style="font-size:0.8em"><a id="_edn2" href="#_ednref2">[ii]</a> NHKニュース　2025年6月25日「東京電力 柏崎刈羽原発6号機の再稼働優先を決定と発表」<a href="https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014844051000.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014844051000.html</a><br>朝日新聞（新潟県版）　2025年6月25日「柏崎刈羽7号機の早期再稼働を断念　6号機優先でも同意めど立たず」<a href="https://digital.asahi.com/articles/AST6T34HPT6TUTIL00KM.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://digital.asahi.com/articles/AST6T34HPT6TUTIL00KM.html</a></p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20" style="font-size:0.8em"><a id="_edn3" href="#_ednref3">[iii]</a> 毎日新聞　2025年6月23日「柏崎刈羽、有識者らが安全運転監視へ　新会議創設を経産相に報告<a href="https://mainichi.jp/articles/20250623/k00/00m/040/385000c" target="_blank" rel="noopener" title=""> https://mainichi.jp/articles/20250623/k00/00m/040/385000c</a><br>UX新潟テレビ21　2025年6月24日（動画２分弱）【柏崎刈羽原発】東京電力 監視へ強い権限：地域団体の代表など社外の委員が過半数を占める「運営会議」新設 <a href="https://www.youtube.com/watch?v=R9OdGf-Rljw" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.youtube.com/watch?v=R9OdGf-Rljw</a></p>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-20" style="font-size:0.8em"><a id="_edn4" href="#_ednref4">[iv]</a> 朝日新聞（新潟県版）　2025年6月25日「柏崎刈羽原発再稼働の賛否を問う公聴会　異例の『部分公開』の是非は」<a href="https://digital.asahi.com/articles/AST6S3RHKT6SOXIE06JM.html" target="_blank" rel="noopener" title="">https://digital.asahi.com/articles/AST6S3RHKT6SOXIE06JM.html</a><br>まさのあつこ　地味な取材ノート　2025年6月24日「電力需要は増える？新潟県ではナイショの原発公聴会？」<a href="https://note.com/masanoatsuko/n/n4fca8b3dd5a7#f303046a-9c69-42fc-86b3-e2f44cba49be" target="_blank" rel="noopener" title="">https://note.com/masanoatsuko/n/n4fca8b3dd5a7#f303046a-9c69-42fc-86b3-e2f44cba49be</a><br>毎日新聞　2025年6月28日「柏崎刈羽の再稼働　知事の『見極め』へ初の公聴会も制限厳しく<a href="https://mainichi.jp/articles/20250627/k00/00m/040/156000c" target="_blank" rel="noopener" title=""> https://mainichi.jp/articles/20250627/k00/00m/040/156000c</a></p>



<p style="font-size:0.8em"><a id="_edn5" href="#_ednref5">[v]</a> 佐々木寛さん　2023年11月27日のオンライントーク「新潟県は、なぜ福島原発事故『3つの検証』を骨抜きにしたのか ── 市民検証委員会の意義と、柏崎刈羽原発再稼働の問題」<span class="swl-marker mark_yellow"><a href="http://www.ccnejapan.com/?p=14557" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンク置き換え">http://www.ccnejapan.com/?p=14557</a></span><br>「市民検証委員会」については ↓ こちらからご覧ください。<a href="https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com" target="_blank" rel="noopener" title="">https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com</a></p>
</div></div><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18855/">【7/4(金)17-18時】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第3回 『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その３）』</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">18855</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【7/3(木)】原子力市民委員会 公開フォーラム｜本音で語る柏崎刈羽原発再稼働　―なぜ、これほどの「無理」が、新潟県に押しつけられるのか―</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/events/18918/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 Jun 2025 15:08:39 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[エネルギー政策]]></category>
		<category><![CDATA[フォーラム]]></category>
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		<category><![CDATA[防災体制]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>&#160;開催のお知らせ 2025年7月3日（木）18:30～20:45新潟ユニゾンプラザ大研修室＋オンライン 意見書：柏崎刈羽原発再稼働には合理性も必要性もない　新潟県は、政府の再稼働要請に同意してはならない 政府・ [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18918/">【7/3(木)】原子力市民委員会 公開フォーラム｜本音で語る柏崎刈羽原発再稼働　―なぜ、これほどの「無理」が、新潟県に押しつけられるのか―</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="原子力市民委員会・公開フォーラム「本音で語る柏崎刈羽原発再稼働　―なぜ、これほどの「無理」が、新潟県に押しつけられるのか」【2025/7/3】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/DKP-Jy_Wa9I?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10"><strong>&nbsp;開催のお知らせ</strong></h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">2025年7月3日（木）18:30～20:45<br>新潟ユニゾンプラザ大研修室＋オンライン</p>



<p><img decoding="async" src="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2013/04/pdficon_s.png"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/20250703_CCNE_ikensho.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">意見書：柏崎刈羽原発再稼働には合理性も必要性もない　新潟県は、政府の再稼働要請に同意してはならない</a></p>



<p>政府・東京電力は、柏崎刈羽原発の再稼働の準備を着々と進めています。</p>



<p>すでに東京電力は核燃料の装填にも着手し、あとは地元である新潟県が「同意」すればよいという危うい状況がつくられています。</p>



<p>この状況を受け、原子力市民委員会は、7月3日（木）に新潟県を訪問し、柏崎刈羽原発の再稼働を認めるべきではないという意見書を提出することにしました。当然、原発の安全性に関わる技術的な課題、原発事故時の防災・避難のあり方は重要な論点であり、これについての原子力市民委員会の考え方を意見書に盛り込む考えです。しかし、いま問題にすべきことは、それだけではありません。</p>



<p>原子力市民委員会は、発足以来、脱原発社会の構築のための情報収集・分析、「公論形成」のための場づくりに取り組んできましたが、その中でも、国策としてすすめられる原子力に対して、自治体が果たすべき役割と責任について、重大な関心を持って取り組んで来ました。中でも、2002年に発覚した東京電力のトラブル隠しへの対応として発足し、2007年の新潟県中越沖地震後の検証に取り組んだ新潟県技術委員会の活動や、福島第一原発事故後の「三つの検証」の取り組みは、極めて重要な実践だったと考えています。そのような考えから、2017年6月に都内で開催した原子力市民委員会では、新潟県に参加を求め、当時の原子力安全対策課の課長から、「新潟県の原子力発電所に関する安全対策・防災対策」というテーマで報告していただき、率直な意見交換を行いました。（<a href="https://www.ccnejapan.com/?p=7683" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.ccnejapan.com/?p=7683</a>）</p>



<p>当日は他の自治体からの参加もあり、立地自治体との有意義な議論として、原子力市民委員会の目指してきた「公論形成」の好事例だったと考えています。</p>



<p>しかし、その後、政府と産業界がGX（グリーントランスフォーメーション）を旗印に原発回帰をすすめ、新潟県に柏崎刈羽原発の再稼働への同意を迫るなかで、新潟県は、福島原発事故に関わる「三つの検証」を不自然なかたちで打ち切り、昨年から地元で取り組まれた柏崎刈羽原発再稼働の是非についての県民投票の直接請求は、14万筆以上の署名を集めたにもかかわらず、県議会で否決されてしまいました。新潟県は、その後、県民を対象にした公聴会をすすめるとのことですが、県民の率直な声を聞く姿勢があるのか、極めて不透明な状況にあると言わざるを得ません。</p>



<p>そもそも、東京電力は福島第一原発事故の当事者です。東京電力が2021年7月に示した第四次総合特別事業計画の基本⽅針では、その冒頭で、「東電の最⼤の使命は福島への責任の貫徹。新たな事業環境に対応し必要資⾦を安定的に捻出すべく、グループ⼀丸となって⾮連続の経営改⾰を断⾏。」との言葉があります。柏崎刈羽原発再稼働が、福島への責任という文脈に位置づけられていること自体の意味も、問い直す必要があります。</p>



<p>今回のフォーラムでは、原子力市民委員会からの問題提起のあと、限られた時間ではありますが、地元のみなさんから率直な意見を聞かせていただきたいと考えています。さらにその議論を、オンライン中継や動画配信で全国に配信することにより、この問題を、新潟県だけの問題ではなく、むしろ、東京電力の電力を消費する首都圏をはじめ、他の地域の方々にも、あらためて考えていただく機会にしたいと考えております。</p>



<p>可能な方には、ぜひ会場に足を運んでいただき、また、オンラインでも多くの方にご参加いただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-wide"/>



<ul class="wp-block-list">
<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">日　時：2025年7月3日（木）18:30～20:45</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">場　所：新潟ユニゾンプラザ大研修室＋オンライン（zoomウェビナー） 　　　　<br>（新潟市中央区上所2-2-2）<a href="https://www.unisonplaza.jp/access/">https://www.unisonplaza.jp/access/</a>&nbsp;<br>Zoomウェビナーでも同時配信し、動画は後日、YouTubeで公開します。</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">参加費：無料　＜カンパにご協力いただければ幸いです＞</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">参加申込：会場参加☞ <a href="https://forms.gle/G1BM1jVZ34QMNaVRA">https://forms.gle/G1BM1jVZ34QMNaVRA</a><br>オンライン参加☞ <a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_o9SuByfrQYOZgM6Hi5o4cA">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_o9SuByfrQYOZgM6Hi5o4cA</a> &nbsp; &nbsp;</li>



<li>プログラム：&nbsp;
<ul class="wp-block-list">
<li>開会あいさつ・趣旨説明</li>



<li>原子力市民委員会からの問題提起　<img decoding="async" src="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2013/04/pdficon_s.png"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/20250703_CCNE.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">発表者資料</a>
<ul class="wp-block-list">
<li>＜柏崎刈羽原発の技術的な課題＞<br><strong>「だまされてはいけない、原発事故の被害―福島事故の教訓から訴える柏崎刈羽原発の再稼働反対」<br></strong> 後藤政志（元東芝、原発設計技術者／原子力市民委員会　原子力技術・規制部会長）</li>



<li>＜原子力防災・避難の課題＞<br><strong>「誰のための「原子力防災」なのか」</strong><br>満田夏花（国際環境NGO FoE Japan 理事／原子力市民委員会　アドバイザー）</li>



<li>＜原発回帰政策の根本的な問題性＞<br><strong>「柏崎刈羽原発再稼働に道理はない」</strong><br>大島堅一（龍谷大学政策学部教授／原子力市民委員会 座長)</li>



<li>＜休憩＞</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">会場参加者とのディスカッション<br>中山 均さん（新潟市議／県民投票で決める会事務局）<img decoding="async" src="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2013/04/pdficon_s.png"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/20250703_CCNE_Nakayama.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><br>酒匂宏樹さん（新潟大学工学部准教授）<img decoding="async" src="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2013/04/pdficon_s.png"><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/09/20250703_CCNE_Sakou.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a></li>
</ul>
</li>
</ul>
</li>



<li>主　催： 原子力市民委員会</li>



<li>お問い合せ： 原子力市民委員会 事務局
<ul class="wp-block-list">
<li>Tel 03-6709-8083</li>



<li>E-mail　<a href="mailto:email◎ccnejapan.com">email◎ccnejapan.com</a>（◎を@に変えてください。）</li>
</ul>
</li>
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		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">18918</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【6/17(火)】｜CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第2回『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その２）』原発事故による放射性物質放出をどう予測するか</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/events/18927/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 09 Jun 2025 07:02:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[オンライントーク]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/05/fd902a92c5626a423cb95896287a1cc9-1-1024x619.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>原発事故による放射性物質放出をどう予測するか &#8211; 柏崎刈羽原発が重大事故を起こしたら？ *6月17日(火)当日録画記録：CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第2回 『柏崎刈羽原発ーゆる [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/05/fd902a92c5626a423cb95896287a1cc9-1-1024x619.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h1 class="wp-block-heading has-text-align-center u-mb-ctrl u-mb-10"><span class="swl-fz u-fz-s"><strong>原発事故による放射性物質放出をどう予測するか &#8211; 柏崎刈羽原発が重大事故を起こしたら</strong>？</span></h1>



<p class="has-text-align-right u-mb-ctrl u-mb-0"><span class="swl-fz u-fz-xs">*6月17日(火)当日録画記録：CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第2回</span></p>



<p class="has-text-align-right u-mb-ctrl u-mb-0"><span class="swl-fz u-fz-xs">『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その２）』</span></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio u-mb-ctrl u-mb-10"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="第2回　柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働（シリーズその２）「原発事故による放射性物質放出をどう予測するか─ 柏崎刈羽原発が重大事故を起こしたら？ 」／「原発ゼロ社会への道」【2025/6/17】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/rGZfzFBHuSI?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>前回のオンライントーク（柏崎刈羽シリーズその１ <a href="http://www.ccnejapan.com/?p=16165" target="_blank" rel="noopener" title="移行後、リンクを付け直す">www.ccnejapan.com/?p=16165</a> ）では、東京電力柏崎刈羽原発６号機と７号機の原子炉の構造自体がはらむ深刻な危険性について解説しました。その後、6月10日、東京電力は６号機の燃料装荷作業を地元同意を待たずに始めてしまいましたが、再稼働した場合、重大事故が起こりうることは決して小さくないリスクであることが技術的に明らかです。では、事故が起きても住民の安全は確保できるという政府や電力会社の説明には科学的根拠と現実性があるのでしょうか。</p>



<p>原発再稼働にあたって、地域の防災計画（とりわけ避難計画）では東京電力福島第一原発事故の教訓をふまえると言いながら、実際には、福島原発事故での放射性物質放出量よりもずっと少ない規模の事故しか想定しないなど、多くの問題があります。再稼働のための適合性審査では福島原発事故以前よりも厳しい安全設備が要求されているなどの理由で、放出量が「福島並み」にはならないと想定されているのです。福島並みの規模を想定すると避難計画そのものが成り立たないという裏の理由もあるのでしょう。しかし、そもそも福島原発事故の規模自体が数々の幸運によって「最悪シナリオ」を辛うじて免れた、つまり、「福島並み」を上回る事故になっていても全く不思議はなかった ── これこそ、忘れてはならない「福島の教訓」のひとつではないのでしょうか。</p>



<p>新潟県は、福島原発事故についての「三つの検証」<a id="_ednref1" href="#_edn1">[i]</a>を自治体として独自に進めるなど、原発立地県としての気概をいったんは示しました。三つの検証は、泉田裕彦知事の「福島事故の検証なしに、再稼働の議論はしない」という強い姿勢を受け継いだ米山隆一知事が2017年に始動しましたが、花角英世・現知事（2018〜）になって、東京電力の適格性や柏崎刈羽原発の事故の可能性を議論に含めることが抑制されるようになり、「検証総括委員会」は2023年3月、県によって一方的に打ち切られました。そうした経緯については、2023年11月のオンライントークで佐々木寛さんから詳しい報告をしていただきましたので、ぜひ御覧ください（<a href="http://www.ccnejapan.com/?p=14557" target="_blank" rel="noopener" title="移行後リンクを付け直す">http://www.ccnejapan.com/?p=14557</a>）。（なお、佐々木さんには、次回７月４日のオンライントークに再度ご出演いただく予定です。）</p>



<p>この三つの検証のひとつとして「原子力災害時の避難方法に関する検証委員会」（避難委員会）を立ち上げて専門家による議論が公開のかたちでおこなわれました（2017〜2022年）。この委員会では、福島第一原発で実際におきた事態をふまえ、柏崎刈羽原発での重大事故についても防災避難の観点からシミュレーション（想定実験、予測試算）をおこなうべきとの意見があったのですが、結局、報告書ではシミュレーションの重要性や留意点（設定によって結果が大きく変動すること、など）が列挙されるに留まりました<a id="_ednref2" href="#_edn2">[ii]</a>。県による検証体制が尻つぼみに終わったあと、三つの検証の元委員らを中心に「市民検証委員会」（ <a href="https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com" target="_blank" rel="noopener" title="">https://shiminkenshouiinkai.jimdosite.com</a> ）が独自に検証作業を続け、柏崎刈羽原発の事故による放射性物質の放出・拡散のパターンについても、何通りかのシミュレーションがなされました。</p>



<p>一方、新潟県は今年5月16日に柏崎刈羽原発で事故が起きた場合に予測される被ばく線量の試算結果を公表し、「IAEAの基準を上回る被曝をさけることができる」としています<a id="_ednref3" href="#_edn3">[iii]</a>。IAEAの基準とは、「緊急時に対策を必要とする基準」とされている１週間あたり100ｍSv（ミリシーベルト、実効線量）ですが、5㌔圏内（PAZ）では基準を超える場合があるものの、PAZでは放射性物質の放出以前に避難が行われる想定なので被ばくは回避されると評価しています。しかし、一般公衆に対する法定の追加被ばく限度は年間でも1ｍSvなのに、これを全く無視して桁ちがいに大きな被ばくを基準としています。これは「事故時には住民の被ばくもやむをえない」というのを前提としているからですが、そのような法的根拠はなく、誰も同意していません。国の原子力災害対策指針では、空間線量率500μSv/h（１時間あたり500マイクロシーベルト＝0.5ｍSv/h）で避難、または20μSv/h（１時間あたり20マイクロシーベルト）で一時移転が必要と判断することになっているのに、県は空間線量率については結果を示さず無視しています。現地の実際の気象条件をあてはめて試算すると、条件によっては30㌔圏（UPZ）を超える地域でも避難や一時移転が必要となる場合があることが推定されています。</p>



<p>そもそも、県のシミュレーションでは、事故で放出される放射性物質の量を福島原発事故の放出量（実績）の１万分の１に想定しています。花角知事は県議会での答弁で「過度な想定は不安をあおる」としていますが<a id="_ednref4" href="#_edn4">[iv]</a>、過小想定の土台のうえに構築された防災計画で住民の安全は確保できるのでしょうか。</p>



<p>今回のオンライントークでは、「三つの検証」の避難委員会の委員をつとめ、市民検証委員会にも参加されている上岡直見さんをお迎えして、事故時の放射性物質の拡散予測を試みる際の考え方、想定の立て方、そして市民検証委員会のシミュレーションと新潟県のシミュレーションの違いをどう見るか、といった一連の問題を解説していただきます。</p>



<p>皆さま、どうぞお誘いあわせのうえ、ふるってご参加ください。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity is-style-wide"/>



<div class="wp-block-group"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<ul class="wp-block-list">
<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">日　時：　2025年6月17日（火）17:00～18:00</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">場　所：　オンライン開催（zoom）</li>



<li>プログラムと出席者：
<ul class="wp-block-list">
<li>「原発事故による放射性物質放出をどう予測するか─ 柏崎刈羽原発が重大事故を起こしたら？」
<ul class="wp-block-list is-style-index">
<li>上岡直見さん（環境経済研究所 代表、新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員会 元委員）<a href="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/06/20250617_CCNE_Kamioka.pdf">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/78560851-de12-4528-b486-0ade2801fde8">　<a href="http://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/06/20250617_higaisuitei.pdf">参考資料：経済被害推定報告書</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/7230a715-33b2-49af-a15a-ac30cdaa1d1d"></li>
</ul>
</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">質疑応答・意見交換</li>
</ul>
</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-20">（この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答（Q&amp;A）もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます）</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">申し込み：　下記よりお申込みください。<br><a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ObZJA-V9SJulYLtTWirumA" title="">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_ObZJA-V9SJulYLtTWirumA</a><br>※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com（◎は@に変えてください）までお知らせください。</li>



<li>主　催：　原子力市民委員会</li>



<li>お問い合わせ：email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください]　　　　　　　　　&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; TEL 03-6709-8083</li>
</ul>
</div></div>



<div class="wp-block-group is-style-stitch"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h5 class="wp-block-heading">脚注</h5>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[i]</a> 新潟県「福島第一原発事故に関する３つの検証について」<a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kensyo.html">https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/genshiryoku/kensyo.html</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[ii]</a> 新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員会「福島第一原子力発電所事故を踏まえた原子力災害時の安全な避難方法の検証～検証報告書～」（2022年９月21日）　<a href="https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/335132.pdf">https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/335132.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[iii]</a> 朝日新聞新潟版　2025年5月17日「柏崎刈羽原発の被曝線量予測を新潟県が公表　5キロ圏内で基準値超え」 <a href="https://digital.asahi.com/articles/AST5J4CTMT5JUOHB007M.html">https://digital.asahi.com/articles/AST5J4CTMT5JUOHB007M.html</a></p>



<p><a href="#_ednref4" id="_edn4">[iv]</a> 新潟日報　2025年1月11日「新潟県による被ばく線量シミュレーション、想定に『新たな安全神話』の懸念」 <a href="https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/534651">https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/534651</a></p>
</div></div><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18927/">【6/17(火)】｜CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第2回『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズ その２）』原発事故による放射性物質放出をどう予測するか</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">18927</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【5/30(金)】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第１回『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズその１）改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の危険性</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/events/18944/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[CCNE事務局]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 30 May 2025 07:53:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[オンライントーク]]></category>
		<category><![CDATA[コスト]]></category>
		<category><![CDATA[動画]]></category>
		<category><![CDATA[原子力発電所]]></category>
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		<category><![CDATA[地震]]></category>
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		<category><![CDATA[東京電力]]></category>
		<category><![CDATA[柏崎刈羽原発]]></category>
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		<category><![CDATA[深層防護]]></category>
		<category><![CDATA[炉心融解]]></category>
		<category><![CDATA[規制基準]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.ccnejapan.com/?p=18944</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/05/fd902a92c5626a423cb95896287a1cc9-1-1024x619.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の危険性 ─ 経済性重視の「改良」の実態 *5月30日(金)当日録画記録：CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第1回 昨年12月でシーズン４を終了した原子力市民委員 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18944/">【5/30(金)】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第１回『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズその１）改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の危険性</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/05/fd902a92c5626a423cb95896287a1cc9-1-1024x619.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><h1 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-0">改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の危険性 ─ 経済性重視の「改良」の実態</h1>



<p class="has-text-align-right u-mb-ctrl u-mb-0"><span class="swl-fz u-fz-s">*5月30日(金)当日録画記録：CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2025 第1回</span></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<iframe loading="lazy" title="第1回　柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働（シリーズその１）「改良型沸騰水型原子炉（ABWR）の危険性 ─ 経済性重視の「改良」の実態」／「原発ゼロ社会への道」【2025/5/30】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/DTMsw8ySi6A?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>
</div></figure>



<p>昨年12月でシーズン４を終了した原子力市民委員会の連続オンライントーク、しばらく休止しておりましたが、シーズン５を開始いたします。皆様どうぞご参加ください。<br>（この間、原子力市民委員会の主催・共催イベントとして、緊急リレートーク、市民公聴会、シンポジウム、記者会見、院内集会などを展開してきました。それぞれ録画が別途YouTubeのCCNEチャンネルにあがっていますので、ぜひ御覧ください<br>☞ <a href="https://www.youtube.com/@-ccne2125" target="_blank" rel="noopener" title="">https://www.youtube.com/@-ccne2125</a> ）。</p>



<p>さて、昨シーズンは《再稼働？ありえない！》シリーズとして、各地の原発立地点からの声をお伝えしましたが、その後、残念ながら女川２号機、島根２号機の再稼働が強行されてしまいました。そして現在、まさに渦中にあって予断を許さない状況が続いているのが東京電力の柏崎刈羽原発（新潟県）です。柏崎刈羽の再稼働を巡っては、もちろん新潟県特有の事情もありますが、同時に日本の原子力発電をめぐる技術的、政治的、経済的、社会的な数多くの問題が凝縮しているように思われます。何回かのシリーズで、これらの問題を解きほぐしてみたいと思います。</p>



<p>柏崎刈羽原発には７基の原子炉ユニット（いずれも沸騰水型炉）がありますが、新規制基準の審査を受けて基準に「適合」とされたのは６号機と７号機だけです。１号機から５号機までの５基について、東京電力は６・７号機の再稼働から２年以内に「廃炉も想定したステップを踏む」と昨年8月に表明しており<a id="_ednref1" href="#_edn1">[i]</a>、新規制基準にもとづく審査を申請していません。当初は、この夏に７号機を、続いて秋頃に６号機を再稼働するというのが東京電力の目論見でしたが、７号機の重大事故対策施設の工事が遅れこんで、６号機を予定より先に再稼働するのでは、との話もきかれます。</p>



<p>しかし、そもそも再稼働への「地元合意」はまだ成立していません。法定署名の厳格な条件をクリアした14万3千筆以上の有権者署名<a id="_ednref2" href="#_edn2">[ii]</a>によって直接請求された県民投票条例案が４月に県議会で否決されてしまい、新潟県知事が以前から唱えてきた「民意の確認」がどのような方法でなされるのかも流動的で不透明な状況です。（これら、政治的状況については、オンライントークの別の回で詳しくお伝えする予定です。）</p>



<p>報道などでは、柏崎刈羽原発の原子炉のタイプが「福島第一原発と同じ沸騰水型」と説明されることも多いのですが、正確には、１〜５号炉が福島第一と同様の沸騰水型炉（BWR）、６・７号機は「改良型沸騰水型炉」（ABWR）という新しい設計の原子炉になっています。ABWRのAはadvancedですので、直訳すれば「より進歩した、先進的な」というメーカーの売り文句ですが、では新しい設計でより安全になったのかといえば、実はそうではない面が多々あり、ABWR特有の危険性もあるという点に注意が必要です。</p>



<p>たとえば、ABWRでは、旧来の沸騰水型炉（BWR）の構造的弱点のひとつであった「再循環ポンプ」をすべて内蔵型に変えるなどの「改良」が加えられ、配管破断のリスクが少なくなったとされています。しかし、この新しい構造では、内蔵型ポンプが破断すれば原子炉の水が抜けてしまうという重大な危険性が新たに生じています。また、格納容器が旧来のBWRでは鋼鉄製だったものが、ABWRでは鉄筋コンクリート製に変わっています。このことが強い地震の際にどのようなリスクとなるのか、きちんと見なければなりません。</p>



<p>ABWRは、格納容器がコンパクトなわりに原子炉出力が大きくできるという経済的な利点があり、いわば「コスパ追求型」の新型炉とも言えるのですが、そのことが設計上どのような無理をもたらしているか、という面にも注意しなくてはなりません。</p>



<p>今回のオンライントークでは、柏崎刈羽原発再稼働の危険性の技術的な側面として、ABWRのこれらの問題点および関連した懸念について、沸騰水型原子炉の設計に携わっておられた技術者の後藤政志さんに解説をしてもらいます。柏崎刈羽６・７号機が「改良型」「新型」といっても、旧来のBWRの持っていた全ての構造的弱点が解消されたわけではないこと、また、一部の弱点は解消されたとしても別の新たな弱点が生じていることなどが理解できると思います。</p>



<p>ぜひお誘いあわせのうえ、ご参加ください。（なお、「柏崎刈羽原発　ゆるされざる再稼働」シリーズその２ は6月17日（火）に、その３は7月4日（金）にそれぞれに開催の予定です。）</p>



<div class="wp-block-group has-border -border01"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<ul class="wp-block-list is-style-good_list">
<li>日　時：　2025年5月30日（金）17:00～18:00</li>



<li>場　所：　オンライン開催（zoom）</li>



<li>プログラムと出席者：
<ul class="wp-block-list">
<li>「改良型沸騰水型原子炉（ABWR）の危険性」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後藤政志（元東芝 原発設計技術者、原子力市民委員会 技術・規制部会長）<br><a href="https://www.ccnejapan.com/wp-content/20250530_CCNE_Goto.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">資料</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/6614cf48-6128-4290-8629-aa3ff61078e5"> 参考資料 「柏崎刈羽・科学者の会」リーフレット<a href="https://www.ccnejapan.site/wp-content/2009-07-01_kkleaf04.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">No.4</a> <a href="https://www.ccnejapan.site/wp-content/uploads/2025/05/2010-02-01_kkleaf05.pdf" target="_blank" rel="noopener" title="">No.5</a><img loading="lazy" decoding="async" width="16" height="16" src="blob:https://www.ccnejapan.com/708a3d8b-040e-48e7-b207-9296d4f0095b"></li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-20">質疑応答・意見交換</li>
</ul>
</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答（Q&amp;A）もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます</li>



<li class="u-mb-ctrl u-mb-10">申し込み：　下記よりお申込みください。<br><a href="https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_CqudXuxuQ3qnfFNLsuxidA">https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_CqudXuxuQ3qnfFNLsuxidA</a><br>※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com（◎は@に変えてください）までお知らせください。</li>



<li><img loading="lazy" decoding="async" width="9" height="9" src="blob:https://www.ccnejapan.com/258ef4a9-0089-4d7c-9dd8-bbd275de26c8" alt="point">主　催：　原子力市民委員会</li>



<li><img loading="lazy" decoding="async" width="9" height="9" src="blob:https://www.ccnejapan.com/5d214cb6-b97b-459b-90b1-a5ed96f6b354" alt="point">お問い合わせ：email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください]　　　　　　　　　&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;TEL 03-6709-8083</li>
</ul>
</div></div>



<div class="wp-block-group is-style-stitch"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h5 class="wp-block-heading">脚注</h5>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[i]</a> 日本経済新聞2024年8月22日<a href="https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC216OS0R20C24A8000000/">https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC216OS0R20C24A8000000/</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[ii]</a> 地方自治法74条は、有権者の50分の1（2％）[新潟県の場合36,325名] 以上の署名を集めれば、首長に条例制定を請求できると定めています。ただし、ネット署名ではだめで、しかるべき手続きで委任された「署名収集受任者」が対面で集めた署名に限られます。（<a href="https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/bunken/chokusetsu_seikyu.html">https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/bunken/chokusetsu_seikyu.html</a>）。昨年10月末から今年2月にかけて市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」が上記のようなルールを守ったうえで集めた署名は、実に15万筆（県内有権者の約8％）を超え、新潟県の選挙管理委員会による厳しいチェックをへて14万3千余筆が有効な有権者署名と判定されました。この署名運動の成果それ自体がすでに重大な「民意」の反映といえるでしょう。</p>
</div></div><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/events/18944/">【5/30(金)】｜CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2025 第１回『柏崎刈羽原発ーゆるされざる再稼働（シリーズその１）改良型沸騰水型原子炉(ABWR)の危険性</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">18944</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【寄稿】原発「７０年超運転時代」へ突入　 経産省・大手電力の狙いどおりに期間延長　 世界に例のない仕組みに（上）</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/column/18972/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[小森 敦司]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 18 Apr 2025 10:14:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[エネルギー政策]]></category>
		<category><![CDATA[原子力技術・規制部会]]></category>
		<category><![CDATA[原子力発電所]]></category>
		<category><![CDATA[原発再稼働]]></category>
		<category><![CDATA[廃炉]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.ccnejapan.com/?p=18972</guid>

					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/06/202504komori3.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>前回に続き、ジャーナリストの小森敦司氏から、ご寄稿いただきました。 2023年5月に国会で成立した「GX脱炭素電源法」によって、福島原発事故後「原則40年、１回に限り20年の延長可能」と規定されていた原発の運転期間から、 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2025/06/202504komori3.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><div class="wp-block-group is-style-dent_box"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1132" target="_blank" rel="noopener" title="">前回</a>に続き、ジャーナリストの小森敦司氏から、ご寄稿いただきました。</p>



<p>2023年5月に国会で成立した「GX脱炭素電源法」によって、福島原発事故後「原則40年、１回に限り20年の延長可能」と規定されていた原発の運転期間から、さらなる大幅な延長が可能となり、超老朽化原発の稼動が懸念されています。2025年6月についに施行されますが、この制度がどのようにして盛り込まれたのか、「上」・「<a href="https://www.ccnejapan.com/column/18966/the-government-to-extend-the-operational-lifespan-of-nuclear-power-plants-beyond-70-years-second-of-two-parts/" target="_blank" rel="noopener" title="">下</a>」の二回にわたり掲載します。ぜひご一読ください。</p>



<p>原子力市民委員会事務局</p>
</div></div>



<h1 class="wp-block-heading"><strong>原発「７０年超運転時代」へ突入　経産省・大手電力の狙いどおりに期間延長　世界に例のない仕組みに（上）</strong></h1>



<p><strong>ジャーナリスト・<a href="#author-link" title="">小森敦司</a></strong></p>



<div class="wp-block-group is-style-big_kakko_box"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p>原発の「７０年超運転時代」に日本は入る。２０１１年の東京電力福島第一原発事故の後、原発の運転期間は原則４０年とされ、原子力規制委員会が認めれば最長２０年間延長できると定められた（原則４０年ルール）が、今年６月、規制委の審査で止まっていた期間などを「上乗せ」して運転できるようにする新しいルールを始めるからだ。停止期間が１０年を超す原発も多く、私たちは原発の「７０年超運転時代」を覚悟しないといけない。この改定の経緯を調べると、原発の運転期間をもっと長くしたい経済産業省・資源エネルギー庁や大手電力が、周到にコトを進めていたことがわかる。関係者への取材によって得た事実を整理し、この改定が適正だったのか、上下２回にわたり検証したい。同時に、新ルールには、独特の「危うさ」があるということの問題提起もしたい。</p>



<p>（注）登場者の肩書は当時。出典は文末脚注に記した。</p>
</div></div>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（１）隠されていた「仕掛け」？</h2>



<p>とんでもない「仕掛け」が、そのA４の２枚の紙には隠されていた。</p>



<p>２０２０年７月２９日に規制委がとりまとめた。堅苦しいタイトルだ。「運転期間延長認可の審査と長期停止期間中の発電用原子炉施設の経年劣化との関係に関する見解」（以下、「見解」）<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[1]</a>。当初はまったく話題にならなかったが、２年後の２０２２年後半から、経産省など原発推進側は、この「見解」を使って、福島の事故後の日本の原子力政策の柱だった原則４０年ルールを骨抜きにしていく。</p>



<p>起点は２０１７年１月にさかのぼる。東電の原発事故後、各地の原発は定期検査で次々と止まり、新規制基準への対応などで停止期間が長くなっていた。こうした中、大手電力は規制委との間で、技術的な意見交換会の開催にこぎつけた。</p>



<p>その初回。大手電力を代表して関西電力の豊松秀己副社長（当時）が、停止期間中も設備は劣化しないとする理由を書き連ねた資料（下に貼り付ける）を見せながら、原則４０年ルールについて緩和を求めた。「プラントが停止しているとき……劣化が進展しないわけでありますので、この期間を除いてあと２０年ということになれば、利用できる期間が延びます……こういう方向で検討が賜れないかと」<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn2">[2]</a>。この要望が８年余を経た今年６月、ついにかなう。</p>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori1.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori1.png" alt="" class="wp-image-1284"/></a></figure>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori2.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori2.png" alt="" class="wp-image-1286"/></a></figure>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（２）業界要望をはねつけた？</h2>



<p>そうした大手電力をはじめとする原子力産業界との意見交換の積み重ねを経て出されたのが、規制委の２０２０年７月の「見解」だった。難解な文章だ。新聞記者として３０年余り記事を書いてきた者として言えば、わざと複雑にしているようにみえる。その抜粋を以下に記すが、筆者の責任で内容に応じて青字と赤字とに色分けする。その理由は後に記す。</p>



<div class="wp-block-group is-style-bg_stripe"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<p><em><span style="color:#336599" class="swl-inline-color">「３．この制度における原子力規制委員会の役割は、原子炉等の設備について、運転開始から一定期間経過した時点で、延長する期間において原子炉等の劣化を考慮した上で技術基準規則に定める基準に適合するか否かを、科学的・技術的観点から評価することである。運転期間を４０年とする定めは、このような原子力規制委員会の立場から見ると、かかる評価を行うタイミング（運転開始から一定期間経過した時点）を特定するという意味を持つものである」<br>「４．……熱によるコンクリート遮蔽能力の低下といった事象については、放射線が照射される環境にならないこと、大きな温度、圧力の変動がないこと……から劣化の要因として考慮しなくてもよいと考えられる。　</span>　　</em></p>



<p><em>他方、</em></p>



<p><em><span style="color:#b32222" class="swl-inline-color">……原子炉圧力容器のスタビライザ等の摩耗といった事象については、長期停止期間中もそうでない期間と同様に劣化が進展する……劣化事象の長期停止期間中の進展については、発電用原子炉を構成する各種機器・構造物の劣化の状況が様々であること……から、個別の施設ごとに、機器等の種類に応じて、評価を行う必要がある」</span></em></p>



<p><em><span style="color:#336599" class="swl-inline-color">「５．……原子力規制委員会の立場からは、運転期間とは、その終期が上記３．で述べた評価を行うべき時期となるということにほかならず、</span></em></p>



<p><a><em><span style="color:#b32222" class="swl-inline-color">上記４．を踏まえると、運転期間に長期停止期間を含めるべきか否かについて、科学的・技術的に一意の結論を得ることは困難であり、劣化が進展していないとして除外できる特定の期間を定量的に決めることはできない。</span></em></a></p>



<p><em>他方、</em></p>



<p><em><span style="color:#b32222" class="swl-inline-color">かかる時期をどのように定めようと、発電用原子炉施設の将来的な劣化の進展については、個別の施設ごとに、機器等の種類に応じて、科学的・技術的に評価を行うことができる」</span></em></p>



<p><em><span style="color:#b32222" class="swl-inline-color">「６．このように、現行制度における運転開始から４０年という期間そのものは、上記３．の評価を行う時期として唯一の選択肢というものではなく、発電用原子炉施設の運転期間についての立法政策として定められたものである。そして、原子力発電施設の利用をどのくらいの期間認めることとするかは、原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない」</span></em></p>
</div></div>



<p>　この色分けはあくまで筆者の解釈によるものだが、簡単に言うと、赤字にした部分は「長期運転停止中も劣化が進む物もある。そのため、劣化が進展していないとして除外できる期間を定量的に決めることはできない」と設備・機器の劣化を懸念しているところだ。</p>



<p>　一方、青字にした部分は、「原子炉施設の劣化は個別に評価できる」と劣化を「管理」できるとみつつ、「４０年は規制委にとり評価のタイミングでしかないし、利用期間をどのくらい認めるかは利用の在り方に関する政策判断なので規制委は意見を述べない」などと、規制委の「受け身」の立場を示しているところだ。</p>



<p>　細かいのだが、「４．」「５．」は、「他方」という接続詞を使って反対の趣旨の文章を並べ、読みにくくもしている。<br>　この「見解」をまとめた当時の原子力規制委員長だった更田豊志氏は２０２２年４月、国会で「見解」の持つ意味をこう語る。「ATENA（筆者注：原子力産業界の団体）の要望をはねつける見解となっております。停止期間を４０年から除くべきではないかという主張を再三ATENAから求められたのに対して、運転開始から４０年、時計の針は止めないという旨の見解を述べたものであります」<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[3]</a>。筆者が色分けした赤字の見立てになるのだろうか、「除く」のはダメだと断ったと理解できる。</p>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（３）「４０年ルール」で原発ゼロに</h2>



<p>ところで、「原則４０年ルール」には、二つの側面があった。</p>



<p>一つは、「安全のための期間の規制」ということだ。このルールを原子炉等規制法に定めるときの２０１２年の内閣官房の解説資料は、「経年劣化等によりその安全上のリスクが増大することから、こうしたリスクを低減するという趣旨から本条（筆者注：原則４０年ルールを定めた規定）は、運転することができる期間を制限するものである」と説明している<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[4]</a>。</p>



<p>あの２０１１年の東電福島第一原発事故を振り返ると、１号機は１９７１年３月の営業運転開始からまさに４０年というときに起きた。もしかすると事故は機器の劣化も原因だったのではないか、との声があった。<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn2">[5]</a>。そうしたこともあって、古い原発を廃炉に導く原則４０年ルールは、人々に抵抗感なく受け入れられたはずだ。ところが、「見解」の青字部分は「安全のための期間の規制」という側面を否定しているように読めないだろうか。</p>



<p>このルールのもう一つの側面は、「原子力の利用政策」ということだ。例えば政府のエネルギー基本計画で原発の比率を何％に置くか、というのと実質的に同じような役割を果たす。なぜなら、運転期間を４０年あるいは６０年と定めると、その年で運転を終了し、廃炉にしていくので、原発を新しくつくらない限り、原発は減り、いずれゼロになるからだ。</p>



<p>各地の原発の停止期間が想定以上に延び、大手電力にこのルールが重くのしかかってきた。日本には１９８０～９０年代にかけて建設された原発が多い。例えば２０２１年２月、経産省の審議会「総合資源エネルギー調査会」の原子力小委員会で、事務方のエネ庁は原発の４０年運転と６０年運転する場合の設備容量の見通しを示した（下に貼り付ける）<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn3">[6]</a>が、崖から転げ落ちるような絵図になっている。</p>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori3.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori3.png" alt="" class="wp-image-1305"/></a></figure>



<p>原発の新増設がなかなか見込めないなかで、経産省や大手電力は既存の原発を延命させたかった。そのために、６０年超の運転を可能にするための理屈と手立てが欲しかった。そして、この「見解」が使えることに感づいた。もっと言えば筆者の推論でしかないが、そんな仕掛けをひそませることに成功したのではないか。</p>



<p>具体的に筆者の色分けで言うと、運転停止中の劣化を懸念する赤字部分を無視し、劣化は個別に評価でき、利用期間について規制委は意見を述べないとした青字部分だけを使うのだ。事実、２０２２年夏以降、原発推進側は原則４０年ルールの改変を、そうした「見解」の都合のいい切り貼りと解釈でもって、ゴリ押ししていった。<br>　ただ、２０２１年の時点で、もう経産省や大手電力は「見解」を使おうとしていた。痕跡が残っている。</p>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（４）「ダブルKK」にとどめをさされた</h2>



<p>２０２１年春、第６次エネルギー基本計画（以下、「エネ基」）の策定作業が佳境に入りつつあった。計画を議論する経産省の審議会「総合資源エネルギー調査会」の基本政策分科会。同年３月、関係業界に対するヒアリングで、電気事業連合会の池辺和弘会長（九州電力社長。当時）が、例の「見解」で筆者が色分けした青字部分の一部を切り貼りした資料（当該部分を下に貼り付ける）を示し、こう語った。</p>



<p>「政策的に定められた現行の運転期間制度（筆者注：原則４０年ルールを指す）の下で、安全対策投資に対する回収見通しが厳しくなるおそれが出てきつつあります。原子力規制委員会が示した見解も踏まえ……運転期間制度を含む原子力利用の在り方を、次のエネルギー基本計画に政策的に位置付けていただきたい」</p>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori4.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori4.png" alt="" class="wp-image-1310"/></a></figure>



<p>同調査会の原子力小委員会でも２０２１年４月、エネ庁幹部がこう報告した。「事業者団体さんから、停止期間中の設備の劣化は技術的に問題ではないのではないかとして規制委員会さんに運転期間からの除外を提案され、これに対して規制委員会さんからは７月に見解を出されているといった動きがございます」<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[7]</a>。この文脈からして、エネ庁もこの時には、「見解」を原発の延命に使えると気付いていた。</p>



<p>しかし、経産省・エネ庁は、当時の菅義偉内閣をして、原発政策を前に動かすことはできなかった。２０２１年１０月、閣議決定された第６次エネ基は、再生可能エネルギーを「主力電源」と位置づけ、原発については「可能な限り依存度を低減する」とした。原発の長期運転に関しても、「諸課題について、官民それぞれの役割に応じ、検討する」という記述にとどめた<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn2">[8]</a>。</p>



<p>なぜか。エネルギー業界の内実に詳しい月刊「エネルギーフォーラム」の２０２１年８月号は、第６次エネ基に関する記事で、原子力の書きぶりをめぐる「攻防」について、大手電力社員の言葉を伝えた。「柏崎刈羽の不祥事が痛かった。さらに小泉氏＆河野氏コンビの阻止の動きもあり、今回はダブルＫＫにとどめをさされたようなもの」。</p>



<p>「KK」と関係者に呼ばれる東京電力柏崎刈羽原発では、社員のIDカード不正使用、侵入検知設備の故障など核セキュリティー問題が発覚、規制委は２０２１年４月、審査を終えていた７号機の再稼働を事実上禁止する命令を出した。加えて当時の菅内閣には、行政改革相の河野太郎氏、環境相の小泉進次郎氏という再エネ派の「ＫＫ」コンビがいた<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn3">[9]</a><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn4">[10]</a>。</p>



<p>ハードルが高すぎた。経産省は時が経つのを待ったはずだ。後からみれば、絶好の機会がすぐにやってきた。</p>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（５）原発が「GXの牽引役」に</h2>



<p>２０２１年１０月、岸田文雄内閣が発足。政務担当の首相秘書官には元経済産業事務次官の嶋田隆氏が就いた。実質国有化した東電の取締役を務めた経験があり、事故対応費用の確保のため柏崎刈羽原発の再稼働が必要だと考えている。一方、小泉氏は閣外に去り、河野氏はデジタル相（２０２２年８月～）として「マイナ保険証」の問題対応に追われる。</p>



<p>折しも２０２２年２月、ロシアがウクライナに侵攻、エネルギー価格は急騰し、大手電力は原発の活用が必要だと叫んだ。そして２０２２年７月の参院選における自民党圧勝を経て、当時の岸田内閣は経産省との緊密な連携のもと、あの看板政策を打ち出す。</p>



<p>「GX（グリーン・トランスフォーメーション」だ。</p>



<p>和製英語だ<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn5">[11]</a>。社会の脱炭素化をめざすというのだが、「ＧＸの牽引役」に位置づけられたのが、原発の活用だった。朝日新聞は環境省幹部の嘆く声を伝えた。「GXのGは原発。原発トランスフォーメーション内閣だ」<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn6">[12]</a>。このあと岸田内閣のGX関連の動きを追うが、綿密にスケジュールを組んでいるのがわかる。さすが経産省だ。</p>



<p>まず、２０５０年の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを議論する「ＧＸ実行会議」の初会合を２０２２年７月２７日に開催。集められた有識者には大手電力や日本経団連のトップら原発推進派が目立つ。ＧＸ実行推進担当相には、萩生田光一経済産業相が就き（同年8月の内閣改造で西村康稔経済産業相が就任）。２回目の８月２４日の会議で、岸田首相は年末までに政治決断すべき事項として原発の運転期間の延長などを検討するよう早々に指示した。</p>



<p>この首相指示を受ける形で経産省の原子力小委員会が９月２２日、原発の運転延長へ向けた議論をスタート。こちらの委員は原発推進派が圧倒的多数だ。事務方のエネ庁は早速、規制委の「見解」の抜粋資料を提示した。下に貼り付けるが、筆者が色分けした青色部分だけからなる。</p>



<p>要は原発の運転期間をどう定めても（規制委が）劣化を評価できるし、利用期間をどうするかについて規制委は意見を述べない。そういうことで、原則４０年ルールの扱いを経産省・エネ庁に委ねていい、といった「シナリオ」が透けて見えてこないだろうか。</p>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori5.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori5.png" alt="" class="wp-image-1318"/></a></figure>



<p>それにしてもと筆者が驚いたところがある。「見解」で筆者が赤字にした部分は劣化にかかわるが、エネ庁がつくったこの資料の「５．」は、元の「見解」にある「劣化が進展していないとして除外できる特定の期間を定量的に決めることはできない。他方、」という大事な所を削って前後をつなげ、将来的な劣化の進展を「評価できる」としてしまっている。これは抜粋ではなく、改竄と言えるのではないか。</p>



<p>９月２６日には、原子力規制委員会の新委員長に山中伸介氏が就任。山中氏は２０１７年６月、同年9月の規制委員就任を前に、原発の運転期間が原則４０年とされていることについて、「世界的に見て、少し短いと個人的に思っている」と報道陣に述べている<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[13]</a>。そして、「見解」を正式に決めた２０２０年７月の規制委の議事録によると、委員の山中氏が「私のコメントについては３．、６．に明確にまとめていただいた」と語っている。「３．」と「６．」は、「見解」の中で、筆者が色分けした青字部分である。</p>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10">（６）規制委が変更の「片棒」？</h2>



<p>山中氏が委員長に就任したばかりの原子力規制委員会は２０２２年１０月５日の会合に、経産省・エネ庁の松山泰浩電力・ガス事業部長を招き、エネ庁側の検討方針などについて説明を受けた。筆者が大事だと思った松山部長の発言を以下、議事録から抜き出す。</p>



<p>「原子力規制委員会の皆様方の下で……令和２年７月に、読み上げるような形になって恐縮でございますけれども、『発電用原子炉施設の利用をどのぐらいの期間認めることとするかは、原子力の利用の在り方に関する政策判断にほかならず、原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない』といった御見解を頂戴していると承知しているところでございます」</p>



<p>外形的に見ると、原発の推進側が規制側の議論の場に出向き、ずいぶんと丁寧な言葉遣いで、例の「見解」の青字部分だけを述べ、運転期間の取り扱いについて「原発の運転期間について、おたくは何も意見を言いませんよね？」と念押ししていることになる。</p>



<p>松山部長はこう続けた。「資源エネルギー庁としましては、この利用政策、発電原子炉として利用していくわけでございますが、利用政策の観点から……運転期間の在り方を検討するということを考えているわけでございます」。運転期間の「在り方」は利用政策なので、「あとはこっちでやります」と通告したことになる。</p>



<p>山中委員長はこの日の会合の中で、松山部長に対して「現行（筆者注：原子炉等規制法のこと）の運転期間の定めを、利用政策制度（筆者中：電気事業法のこと）の中で見直していくということでよろしいでしょうか」などと自分の方から確認を求め、原則４０年ルールの取り扱いを経産省・エネ庁側に譲り渡してしまっている<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn2">[14]</a>。</p>



<p>直後の記者会見でも山中委員長はエネ庁の説明に対し、「運転期間の定めについては利用政策の判断によるものであって、規制委員会は意見を申すところではないという結論（筆者注：「見解」のこと）を２年前に得ております」などと語っている。</p>



<p>一人の記者が質問の途中で、感想をはさんだ。「４０年ルールの変更について、いやらしい言い方をすれば、片棒を担いで手伝っているようにも映ってしまうのですけれども……」。確かに、できすぎている感じがする。</p>



<p>NPO法人・原子力資料情報室は２０２２年１２月、同年８月に原子力規制庁内でつくられた内部資料を公表した<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn3">[15]</a>。中に、原発の運転期間の規定を規制委が所管する炉規法から経産省が所管する電気事業法に移管し、翌年の通常国会に経産省主導で法案を提出することが明記された資料もあった（下に貼り付ける）。やはり、早い段階でシナリオがつくられていた。後に原子力規制庁もこの資料を公にしている<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn4">[16]</a>。</p>



<figure class="wp-block-image alignfull"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori6.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2025/04/202504komori6.png" alt="" class="wp-image-1323"/></a></figure>



<p>こうして原則４０年ルールの取り扱いを譲り受けた経産省・エネ庁は待っていましたとばかり、電気事業法のほうで新しいルールづくりを進める<a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_edn1">[17]</a>。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<div class="wp-block-group is-style-stitch"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<h4 class="wp-block-heading">脚注</h4>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[1]</a> <a href="https://www.nra.go.jp/data/000320506.pdf">https://www.nra.go.jp/data/000320506.pdf</a></p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref2">[2]</a> <a href="https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12348280/www.nra.go.jp/data/000181044.pdf">https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12348280/www.nra.go.jp/data/000181044.pdf</a> &nbsp;<a href="https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12348280/www.nra.go.jp/data/000175368.pdf">https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12348280/www.nra.go.jp/data/000175368.pdf</a></p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[3]</a> <a href="https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120804194X00220220407&amp;current=1">https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120804194X00220220407&amp;current=1</a>　の「１５９」　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[4]</a> 原子力規制庁の公表資料。<a href="https://www.nra.go.jp/data/000419401.pdf">https://www.nra.go.jp/data/000419401.pdf</a>　のＰ３～４。</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref2">[5]</a> 例えば、国際大学の橘川武郎教授は、朝日新聞の取材に対して、「私は古い原発は心配だし、危険だと思う。爆発した福島原発の1号機は、１９７１年３月に稼働を始め、ちょうど４０歳になった誕生月に爆発した。他の原発だったら爆発しなかったかもしれないと考えることがある」と語っている。<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASQ5Z4RSQQ5CULFA02Y.html">https://digital.asahi.com/articles/ASQ5Z4RSQQ5CULFA02Y.html</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref3">[6]</a> ２０２１年４月２２日、総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会にエネ庁が提出した資料（<a href="https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/041/041_004.pdf">https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/041/041_004.pdf</a>）のP110。</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[7]</a> <a href="https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/023_gijiroku.pdf">https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/023_gijiroku.pdf</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref2">[8]</a> <a href="https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/pdf/20211022_01.pdf">https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/pdf/20211022_01.pdf</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref3">[9]</a> 朝日新聞や毎日新聞も似た趣旨の記事を出している。<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASPBQ0PNPPBPULFA02Y.html">https://digital.asahi.com/articles/ASPBQ0PNPPBPULFA02Y.html</a>　 <a href="https://mainichi.jp/articles/20210819/k00/00m/040/124000c">https://mainichi.jp/articles/20210819/k00/00m/040/124000c</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref4">[10]</a> 週刊文春は、第６次エネ基を閣議決定する前の２０２１年９月９日号で、河野太郎・行政改革相（当時）がエネ基の文言をめぐりエネ庁幹部を叱責する様子を音声データをもとに報じた。この問題については、元経産官僚の古賀茂明氏や元外務官僚の前田雄大氏の論考が参考になる。<a href="https://dot.asahi.com/articles/-/67204">https://dot.asahi.com/articles/-/67204</a>　　<a href="https://energy-shift.com/news/eb9d1c75-430a-4ad9-942e-81d3a9287a2d">https://energy-shift.com/news/eb9d1c75-430a-4ad9-942e-81d3a9287a2d</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref5">[11]</a> 米ブルームバーグ通信の記事が参考になる。<a href="https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-17/RKLE52T1UM0W01">https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-17/RKLE52T1UM0W01</a> 　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref6">[12]</a> <a href="https://digital.asahi.com/articles/ASQC95TL6QC7UTFK00V.html">https://digital.asahi.com/articles/ASQC95TL6QC7UTFK00V.html</a></p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[13]</a> <a href="https://www.sankei.com/article/20170613-BA65ILAXAZP7JH5PHD3JMTZS5I/">https://www.sankei.com/article/20170613-BA65ILAXAZP7JH5PHD3JMTZS5I/</a>　 <a href="https://mainichi.jp/articles/20170614/k00/00m/040/045000c">https://mainichi.jp/articles/20170614/k00/00m/040/045000c</a>　</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref2">[14]</a> ジャーナリスト・まさのあつこ氏の分析が深い。<a href="https://note.com/masanoatsuko/n/nf8f4390f5c48">https://note.com/masanoatsuko/n/nf8f4390f5c48</a> など。</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref3">[15]</a> 原子力資料情報室の松久保肇事務局長が会見等で問題の所在を繰り返し訴えていた。<a href="https://cnic.jp/46089">https://cnic.jp/46089</a>　 <a href="https://cnic.jp/46089#a2">https://cnic.jp/46089#a2</a> など。</p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref4">[16]</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA015010176?contents=NRA015010176-001-003#pdf=NRA015010176-001-003">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA015010176?contents=NRA015010176-001-003#pdf=NRA015010176-001-003</a> <a href="https://www.da.nra.go.jp/view/NRA015010176?contents=NRA015010176-001-001#pdf=NRA015010176-001-001">https://www.da.nra.go.jp/view/NRA015010176?contents=NRA015010176-001-001#pdf=NRA015010176-001-001</a></p>



<p><a href="https://blog.ccnejapan.com/?p=1275#_ednref1">[17]</a> なお、３０年を超えて運転する場合、事業者は長期施設管理計画をつくり、１０年ごとに規制委の認可を受ける仕組みがつくられた。この制度の骨子を決める２０２３年２月１３日の規制委は、委員５人のうち石渡明委員（当時）一人が「安全側への改変と言えない」などとして反対したが、多数決で決められた。<a href="https://digital.asahi.com/articles/DA3S15554800.html?iref=pc_ss_date_article">https://digital.asahi.com/articles/DA3S15554800.html?iref=pc_ss_date_article</a>　この時、石渡氏は、「見解」の中の「原子力規制委員会が意見を述べるべき事柄ではない」といった部分に関して「６回の（筆者注：ATENAとの意見交換会の）議事録を私は全部検索しましたが、こういう議論が行われた形跡はありません。ですから、この文章のこの部分がどういう経緯でここに盛り込まれたのか、私は非常に疑問に思っております」と会合の中で語っている。<a href="https://www.nra.go.jp/data/000421196.pdf">https://www.nra.go.jp/data/000421196.pdf</a></p>
</div></div>



<div class="wp-block-group has-border -border02"><div class="wp-block-group__inner-container is-layout-constrained wp-block-group-is-layout-constrained">
<figure class="wp-block-image u-mb-ctrl u-mb-0"><img decoding="async" src="https://secure.gravatar.com/avatar/5c2ac93b83a14d807b6d945559277a11e312a75803c1f7ef3d07ed8349a468f8?s=96&amp;d=mm&amp;r=g" alt="小森 敦司"/></figure>



<h2 class="wp-block-heading u-mb-ctrl u-mb-10" id="author-link">Author：小森 敦司 </h2>



<p class="u-mb-ctrl u-mb-10">１９６４年生まれ。上智大学法学部卒。１９８７年に朝日新聞社に入社、経済部やロンドン特派員、エネルギー・環境担当の編集委員などを経て２０２１年に退社、フリージャーナリストに。著書に「日本はなぜ脱原発できないのか」「『脱原発』への攻防」（いずれも平凡社新書）、「原発時代の終焉」（緑風出版）など。２０２４年、行政書士事務所を開業。</p>



<div class="swell-block-button is-style-btn_normal"><a href="https://blog.ccnejapan.com/?author=28" target="_blank" rel="noopener noreferrer" class="swell-block-button__link"><span>小森 敦司　投稿一覧</span></a></div>
</div></div><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/18972/">【寄稿】原発「７０年超運転時代」へ突入　 経産省・大手電力の狙いどおりに期間延長　 世界に例のない仕組みに（上）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">18972</post-id>	</item>
		<item>
		<title>【寄稿】核燃サイクル回すための「約束」、期限守れず、根拠怪しく／使用済み核燃料の置き場が足りない！（下）</title>
		<link>https://www.ccnejapan.com/column/16486/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[小森 敦司]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 25 Dec 2024 17:29:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[コラム]]></category>
		<category><![CDATA[MOX燃料]]></category>
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		<category><![CDATA[むつ市]]></category>
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					<description><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2024/12/komori82.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p>核燃サイクル回すための「約束」、期限守れず、根拠怪しく ／ 使用済み核燃料の置き場が足りない！（下） ジャーナリスト・小森敦司 この記事は（上）（下）での連載です。（上）の記事はこちら。 （５）「一時的」が６０年？ 　「 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/16486/">【寄稿】核燃サイクル回すための「約束」、期限守れず、根拠怪しく／使用済み核燃料の置き場が足りない！（下）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><img src="https://www.ccnejapan.com/wp-content/uploads/2024/12/komori82.png" class="webfeedsFeaturedVisual" /></p><p><strong>核燃サイクル回すための「約束」、期限守れず、根拠怪しく ／ 使用済み核燃料の置き場が足りない！（下）</strong></p>



<p class="has-text-align-right"><strong>ジャーナリスト・小森敦司</strong></p>



<p>この記事は（上）（下）での連載です。（上）の記事は<a href="https://www.ccnejapan.com/column/18972/https-www-ccnejapan.com-column-18966-the-government-to-extend-the-operational-lifespan-of-nuclear-power-plants-beyond-70-years-first-of-two-parts/" target="_blank" rel="noopener" title="">こちら</a>。</p>











<p>（５）「一時的」が６０年？</p>



<p>　「一時的」という言葉を人が使う時、普通、どの程度の時間の長さをイメージするだろうか。使う場面によるだろうが、２０～３０分か数日、せいぜい数週間ではないか。ところが、使用済み核燃料の問題を取材すると、「一時的」が「数十年」を意味する場面にしょっちゅう出くわす。</p>



<p>　大手電力の使用済み核燃料の貯蔵対策で近年、目立つのが、乾式貯蔵施設という設備を原発敷地内につくる動きだ。「キャスク」と呼ばれる金属製の容器に収納し、外気を取り込んで自然の対流に任せる。電気を使う湿式の燃料プールより安全性が高いとされる<a href="#_edn1" id="_ednref1">[1]</a>。ただ、この乾式貯蔵施設は、あくまで青森県六ヶ所村の再処理工場に搬出するまでの「一時的」な保管と位置づけられている。</p>



<p>　そもそも、従来の燃料プールでの貯蔵が、「一時的」な保管と説明されてきた<a href="#_edn2" id="_ednref2">[2]</a>。ところが、本リポート（上）にも記したが、肝心の六ヶ所再処理工場が完成しないので、使用済み核燃料を工場に搬出できない。だから、原発敷地内の燃料プールには貯蔵３０年になるものもあるし、多くの原発があと数年で燃料プールが満杯になってしまうという状況だ。それで新たに乾式貯蔵施設をつくらなければ、という構図になっている。</p>



<p>　経産省が２０２４年１月、大手電力首脳を集めて開いた「使用済燃料対策推進協議会」（下に経産省のその時のXへの投稿を貼り付ける）において、電気事業連合会が提出した資料によると、原発を保有する電力大手１０社すべてが、乾式貯蔵施設について、すでに取り組んでいるか、検討を含めて取り組む方針を示している<a href="#_edn3" id="_ednref3">[3]</a>。いまある原発の敷地内なら、地元の理解も得やすいとみているのだろう。</p>







<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori62.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori62.png" alt="" class="wp-image-1130"/></a></figure>



<p>　その一例として、２０２５年7月に乾式貯蔵施設を運用する予定の四国電力の伊方原発（愛媛県）の状況を筆者は調べた。四国電力は伊方原発１号機の運転開始（１９７７年）を前にした１９７６年（つまり約半世紀前）、愛媛県と伊方町との間で安全協定書を締結し、その中で使用済み核燃料の扱いも定めている<a href="#_edn1" id="_ednref1">[4]</a>。その協定の一部を下に貼り付ける（黄色のマーカーは筆者が引いた）。</p>







<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori72.2.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori72.2.png" alt="" class="wp-image-1221"/></a></figure>



<p>　その第３条で、はっきりと「丙（四国電力を指す）は、使用済燃料を、（中略）再処理工場へ搬出しなければならない」と義務付けている。四国電力が乾式貯蔵施設を設置するのは、この第３条に反していないだろうか。愛媛県庁の担当課に尋ねたところ、回答をくれた。抜粋する。</p>



<p>　「崩壊熱を除去した使用済み燃料について、再処理工場へ搬出するまでの間、乾式貯蔵施設に一時的に保管することは安全協定と矛盾するものではないと考えております」</p>



<p>　「本県では、四国電力や国に対し、機会あるごとに乾式貯蔵施設での保管は一時的であることを明確にするよう要請し、四国電力社長や経済産業大臣から、あくまでも再処理工場に搬出するまでの一時保管であるとの明確な回答を得ております」</p>



<p>　しかし、保管が１０年、２０年となると「一時的」とは言えないのではないか、とも、筆者は尋ねてみた。担当課は「搬出するまでの期間は、再処理工場の稼働など、四国電力だけでは対応できない様々な外的要因の影響を受けることから、安全協定においても保管期間を規定しておらず、乾式貯蔵施設も同様としております」というのだった。</p>



<p>　回答の最後にこんな言葉が添えられていた。「乾式キャスクの耐用年数については、四国電力から、６０年との説明を受けております」。再処理工場の操業がうまく行かず、「６０年」とまで言わなくても、ずるずると長期化する恐れはないだろうか。</p>



<p>　実際、そうした懸念からだろう、乾式貯蔵施設は地域的にはあまり歓迎されてないようだ。例えば朝日新聞の２０２４年9月１１日付の報道によると、原発３０キロ圏にある自治体の首長にアンケートを行ったところ、宮城県では東北電力が計画する女川原発（宮城県）の乾式貯蔵施設に反対や懸念の声が上がったという。東北電力は保管期間を一時的とするが、「受け入れることができない」（美里町）、「保管の長期化も懸念される」（女川町）などの意見があった、というのだ<a href="#_edn1" id="_ednref1">[5]</a><a href="#_edn2" id="_ednref2">[6]</a>。</p>







<p>（６）使用済みMOX燃料の行き先は？</p>



<p>　原発で使った燃料を再処理してつくったMOX燃料を原子炉で使うと、今度は「使用済みMOX燃料」が出る。これを再利用するには、また、再処理をしなければならない。それができてこそ「核燃料サイクル」だが、それが難問だ。結論から言えば、この「使用済みMOX燃料」の再処理という政策は近年、ほとんど進んでいない<a href="#_edn1" id="_ednref1">[7]</a>。</p>



<p>　商業用のプルサーマル発電として国内の原発で初めてMOX燃料を原子炉で使ったのは、九州電力の玄海原発３号機（佐賀県）で２００９年１２月のことだった。そして今日。経産省の資料によると、プルサーマル発電を実施した九州電力・玄海原発３号機（佐賀県）に加え、関西電力・高浜原発３、４号機（福井県）、四国電力・伊方原発３号機（愛媛県）の燃料プールに、「使用済みMOX燃料」も置かれている<a href="#_edn2" id="_ednref2">[8]</a>。</p>



<p>　一番手の九州電力に、その「使用済みMOX燃料」をどうするのかを聞いた。が、広報担当者の返答は、「当面の間、発電所で貯蔵、管理し、国の定める方針に沿って処理することを検討していく」というのだった。筆者として厳しめに言えば、今はまだ行く先のアテがないということだ。</p>



<p>　今から２０年近く前の２００５年のこと。その玄海原発３号機のプルサーマル発電計画について、市民団体が危険性などを訴える「意見広告」を地元紙に出した。これに対する九州電力の「当社見解」が同社ホームページに残る。そこに筆者への回答と同じフレーズを見つけた<a href="#_edn3" id="_ednref3">[9]</a>。</p>



<p>　「使用済MOX燃料については、当面の間、発電所で貯蔵、管理し、国の定める方針に沿って処理することを検討していきます」。その部分のスクリーンショットを以下に貼り付けておく（黄色いマーカーは筆者が引いた）。つまり、この間、進展はなかったのだ。</p>







<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori82.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori82.png" alt="" class="wp-image-1207"/></a></figure>



<p>　MOX燃料を全炉心で使う大間原発（青森県）を建設している電源開発にも、「使用済みMOX燃料」をどうするのか、と尋ねた。回答から抜粋する。「再処理するまでの間、大間原子力発電所では、長期間の貯蔵容量を確保する計画であり、適切に貯蔵・管理することとしています」</p>



<p>　ほお。電源開発は「長期間」を想定しているのだな。</p>



<p>　本リポートの（上）に書いた関西電力などによる「使用済MOX燃料再処理実証研究に伴う仏オラノ社への搬出」<a href="#_edn1" id="_ednref1">[10]</a>に関しては、経産省や大手電力はこれを再処理技術が進化している証としたいようで、経産省は次期エネルギー基本計画にもそれを書き込む考えだ。素案の該当部分を転記する。</p>



<p>　「使用済MOX燃料の再処理については、国際連携による実証研究を含め、２０３０年代後半を目途に技術を確立するべく研究開発を進めるとともに、その成果を六ヶ所再処理工場に適用する場合を想定し、許認可の取得や実運用の検討に必要なデータの充実化を進める」</p>



<p>　言葉が上滑りしていないか。とりわけ使用済みMOX燃料を完成が遅れに遅れている六ヶ所再処理工場でいつの日か再処理することができたら、という「一縷（いちる）の望み」に賭けるような想定を置いたことに驚く<a href="#_edn2" id="_ednref2">[11]</a><a href="#_edn3" id="_ednref3">[12]</a>。</p>







<p>（７）迫る貯蔵のタイムリミット</p>



<p>　原発で使った燃料を再処理してMOX燃料を製造すると、高レベル放射性廃棄物（ガラス固化体）が発生する。朝日新聞などはこれを「核のごみ」と書く。英仏企業に再処理を委託して生じたガラス固化体の日本への返還は１９９５年４月から始まっている。青森県六ヶ所村にある日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで管理されている。</p>



<p>　もう３０年前のことだ。その廃棄物管理施設の建設中の１９９４年１１月、当時の北村正哉・青森県知事からの「照会」に応じて、当時の所管官庁だった科学技術庁（現文部科学省）の田中真紀子長官が「回答」文書を提出した。青森県庁のホームページ（冊子「青森県の原子力行政」）にそれが残っていた<a href="#_edn1" id="_ednref1">[13]</a>。国として青森県に一つの「約束」をしたのだ。抜粋する。</p>



<p>　「（建設中の）廃棄物管理施設は、ガラス固化体の一時貯蔵を行う施設であり、処分場となるものではありません……管理期間は３０年間から５０年間と記され、管理期間終了時点では、電気事業者が最終的な処分に向けて搬出することとしています。科学技術庁としては、ガラス固化体が管理施設において適切に管理され、管理期間の終了時点でガラス固化体が当該施設より搬出されるよう指導していく所存です」</p>



<p>　その文書を下に貼り付ける（黄色のマーカーは筆者が引いた）。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori92.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori92.png" alt="" class="wp-image-1208"/></a></figure>



<p>　だが、青森県側には、もしかするとこの「約束」がほごにされるのでは、との懸念があったようだ。<a href="#_edn1" id="_ednref1">[14]</a><a href="#_edn2" id="_ednref2">[15]</a>。それで、青森県から「照会」があって、で、経産省の甘利明大臣が２００８年４月、三村申吾・青森県知事（いずれも当時）に「回答」を出した。それが、やはり青森県庁のホームページに残っていた。</p>



<p>　大切なところを抜き書きすると、前記の科学技術庁長官からの「回答」文書などについて、「国と青森県との約束として、現在においても引き継がれております」とし、「青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしないことを改めて確約します」などとしたのだった（下に部分を該当貼りつける。黄色いマーカーは筆者が引いた）<a href="#_edn3" id="_ednref3">[16]</a>。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori102.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori102.png" alt="" class="wp-image-1209"/></a></figure>



<p>　その「約束」には、重要なタイムリミットがあった。先に貼り付けた当時の科学技術庁長官の文書には「管理期間は３０年間から５０年間」と記され、２０２３年５月の閣議決定でも、高レベル放射性廃棄物は「３０年から５０年間程度貯蔵した後、順次、安全性を確認しつつ、最終処分することとする」とされている <a href="#_edn1" id="_ednref1">[17]</a>。</p>



<p>　２０２５年を迎える。フランスから最初の返還があった１９９５年から３０年が経つ。なにも５０年後の搬出期限である２０４５年を待つ必要はないはずだ。だが、現在の状況はといえば、最終処分場の場所を確定したうえで施設の建設から実際の搬入に至るまで、相当な時間がかかるのは間違いない。２０２５年の搬出が現実的ではないのはもちろんだが、２０４５年という時点においても最終処分場が日本にできているだろうか<a href="#_edn2" id="_ednref2">[18]</a><a href="#_edn3" id="_ednref3">[19]</a><a href="#_edn4" id="_ednref4">[20]</a>。</p>







<p>（８）国との約束に付された「留保条件」</p>



<p>　最終処分場の選定をめぐり、原子力発電環境整備機構（ＮＵＭＯ）は２０２４年１１月、全国で初めて第１段階の「文献調査」をしていた北海道の寿都（すっつ）町と神恵内（かもえない）村の両町村長、道知事に調査報告書を提出。寿都町の全域と神恵内村の一部を、試掘などをする第２段階の「概要調査」の候補地とした。</p>



<p>　その北海道は、今世紀に入る前にも最終処分場の問題で大きく揺れた。１９８４年、幌延町で高レベル放射性廃棄物の貯蔵・研究をする「貯蔵工学センター」の概要が公表され、周辺の一部自治体や道が「最終処分場につながる」と反対したのだ。</p>



<p>　結局、１９９８年、当時の科学技術庁の竹山裕長官が北海道の堀達也知事（当時）に「北海道内が高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設及び処分場の立地場所になることはない」と「約束」する文書を出した。道議会も２０００年、高レベル放射性廃棄物の持ち込みについて「慎重に対処すべきであり、受け入れ難い」とする、いわゆる「核抜き条例」を定めた<a href="#_edn1" id="_ednref1">[21]</a>。こうして２００１年、放射性廃棄物を持ち込まず、研究に特化した「幌延深地層研究センター」ができた。</p>



<p>　北海道庁のホームページで調べると、その１９９８年当時の科学技術庁長官の「約束」文書を見つけることができた。こう記してあった。「北海道知事をはじめとする地元が中間貯蔵施設及び処分場を受け入れない意思を表明されているもとでは、北海道内が高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設及び処分場の立地場所になることはないものであります」。その部分のみ下に貼り付ける（黄色いマーカーは筆者が引いた）。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori112.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori112.png" alt="" class="wp-image-1210"/></a></figure>



<p>　それから四半世紀。NUMOの近年の北海道での選定作業は、１９９８年の科学技術庁長官の「約束」に反していないのか。NUMOに聞くと、広報担当者の返答はこうだった。</p>



<p>　「次の段階の調査に進もうとする場合、そして最終処分施設建設地を選定する場合は、法律第４条 <a href="#_edn1" id="_ednref1">[22]</a>に基づき、都道府県知事と市長村長のご意見を聴き、これを十分尊重することとしており、当該都道府県知事又は市町村長のご意見に反して先へ進むことはありません。ご指摘の科学技術庁長官名での回答に反するものではないと理解しております」</p>



<p>　今、改めて、その科学技術庁長官の「約束」文書を読みなおすと、「北海道知事をはじめとする地元が……受け入れない意思を表明されているもとでは」という「留保条件」が付されていることに気付く。知事をはじめとする地元の「受け入れる意思表明」があれば、処分場の立地場所になりうる、と読める。</p>



<p>　誰が、なぜ、このフレーズを入れたのだろう。気持ちが落ち着かない<a href="#_edn2" id="_ednref2">[23]。</a></p>



<p class="has-text-align-left">　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇</p>



<p>　使用済み核燃料をめぐり、「外に搬出する」「処分地にしない」と、大手電力や経産省などは協定や覚書、確約書といった文書で「約束」を重ねてきた。いまも新たな「約束」をしている。でも、そこにたくさんの「ウソ」が隠されているのではないか。そうして核燃サイクルが回っているという体裁を整える。フリをする。いつまで続けられるだろうか。</p>



<p>追記）　青森県・六ヶ所村が「拒否権」を持てたわけ／実効性を確保するには</p>



<p>　大手電力や経産省などによる協定や覚書、確約書といった文書は、実際のところ、どのような「効き目」があるのか。記憶に残るのが２０１２年の出来事だ。</p>



<p>　当時の民主党政権は、エネルギー戦略として核燃サイクルを見直すとの方針を打ち出そうとした。これに対して再処理工場がある青森県六ヶ所村の村議会は、六ヶ所村をはじめ関係者間で１９８５年に締結した基本協定<a href="#_edn1" id="_ednref1">[24]</a>に反するとして、「英仏から返還される廃棄物の搬入は認めない」「（再処理工場の燃料プールに）一時貯蔵されている使用済み燃料を村外に搬出する」など８項目からなる意見書を可決した（意見書の一部を以下、張り付ける）<a href="#_edn2" id="_ednref2">[25]</a>。</p>







<figure class="wp-block-image size-full"><a href="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori122.png"><img decoding="async" src="http://blog.ccnejapan.com/wp-content/uploads/sites/3/2024/12/komori122.png" alt="" class="wp-image-1211"/></a></figure>



<p>　かつて筆者は、民主党の方針づくりにかかわった人物に話を聞いたが、「英仏からの搬入ができないとなると国際問題になる」と語っていた。青森県側は「自力」で輸送船の接岸を拒否することができた。それが決め手だったのではないか。</p>



<p>　民主党は腰砕けになり、当時の野田内閣がまとめた「革新的エネルギー・環境戦略」に、核燃サイクルの「見直し」は盛り込まれなかった。</p>



<p>　本リポートでは、様々な「約束」を記したが、それを担保する実力行使の手段を持たないと、「約束」の実効性は小さくなるのではないだろうか。</p>



<hr class="wp-block-separator has-alpha-channel-opacity"/>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[1]</a> 例えば、元原子力委員会委員長代理で、長崎大学核兵器廃絶研究センターの鈴木達治郎教授は「核兵器と原発」（講談社現代新書）の中で、使用済み核燃料について「将来は『乾式キャスク貯蔵』にしていくことが望ましい。乾式貯蔵は、空冷によって自然冷却できるので、停電になっても心配はない。キャスクの寿命は５０年以上とされており、欧米では１００年間という長期貯蔵も検討されている。この乾式貯蔵コストは、再処理コストの１０分の１程度であり、経済的にも安全面でも最適の選択肢であるといえる」（P１１２）とした。そうした理由から筆者も乾式貯蔵施設に着目している。ただ、これまで大手電力は乾式貯蔵施設について「再処理工場へ搬出するまでの一時的貯蔵」と立地自治体に説明している。もし、「再処理工場へ搬出するまで」という条件をなくして、この乾式貯蔵施設で長期間保管ということになると、それは立地自治体にウソをついたことになってしまうのではないか。　　　　</p>



<p>　なお、鈴木氏のプルサーマルに関する論考ももっと注目されるべきだと筆者は考えている。例えば、朝日新聞の論座アーカイブにおける「『もんじゅ廃炉』にみる原子力政策の矛盾」（２０１６年１２月２６日）で、「『プルサーマル』は高速炉がないと、いずれ止まってしまう。プルサーマルから回収される劣化したプルトニウムでは、リサイクルが難しく1〜2回しかリサイクルできないからだ。また、プルサーマルに使われる混合酸化物（MOX）使用済み燃料の再処理技術は実用化しておらず、MOX使用済み燃料は行き先がなくなって、そのまま地層処分（直接処分）するしかなくなる。高速炉のない『核燃料サイクル』はいずれ破たんすることが明白だ。経済性では、再処理は直接処分より明らかに劣っており、再処理を進める根拠はもはや崩れている」と指摘している。<a href="https://webronza.asahi.com/science/articles/2016122200001.html">https://webronza.asahi.com/science/articles/2016122200001.html</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[2]</a> 例えば電気事業連合会の説明資料　<a href="https://www.aec.go.jp/kaigi/senmon/hatukaku/siryo12/1-5_haifu.pdf">https://www.aec.go.jp/kaigi/senmon/hatukaku/siryo12/1-5_haifu.pdf</a>　のP3。</p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[3]</a> 第7回使用済燃料対策推進協議会（２０２４年１月１９日）の「資料２」<a href="https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/shiyozumi_nenryo/pdf/007_02_00.pdf">https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/shiyozumi_nenryo/pdf/007_02_00.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[4]</a> 四国電力のホームページから（閲覧日２０２４年１２月１７日）<a href="https://www.yonden.co.jp/assets/pdf/energy/atom/safety/safety_agreement/ikata01.pdf">https://www.yonden.co.jp/assets/pdf/energy/atom/safety/safety_agreement/ikata01.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[5]</a> 朝日新聞デジタル　<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASS9B4RWFS9BUNHB00TM.html?iref=pc_ss_date_article">https://digital.asahi.com/articles/ASS9B4RWFS9BUNHB00TM.html?iref=pc_ss_date_article</a>　</p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[6]</a> 福井県では２０２４年９月の定例県議会に、原発の敷地内で使用済み核燃料を保管する乾式貯蔵施設をめぐり、保管期限を１０年以内とする条例案が一部の議員から提案された。<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASS993SQTS99PGJB00LM.html?iref=pc_ss_date_article">https://digital.asahi.com/articles/ASS993SQTS99PGJB00LM.html?iref=pc_ss_date_article</a>　結局、賛成少数で否決された。</p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[7]</a>２００５年に閣議決定された「原子力政策大綱」では、「中間貯蔵された使用済燃料及びプルサーマルに伴って発生する軽水炉使用済MOX燃料」の処理の方策について、「２０１０年頃から検討を開始する」とされていた。<a href="https://www.aec.go.jp/kettei/taikou/20051011.pdf">https://www.aec.go.jp/kettei/taikou/20051011.pdf</a>　のP３８。だが、２０１１年の東京電力福島第一原発事故の後、うやむやになっていた。</p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[8]</a> 経済産業省の資料　<a href="https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/039_02_00.pdf">https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/pdf/039_02_00.pdf</a>　のP30</p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[9]</a> 九州電力のホームページから　<a href="https://www.kyuden.co.jp/nuclear_pluthermal_answer_12.html">https://www.kyuden.co.jp/nuclear_pluthermal_answer_12.html</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[10]</a> なお、使用済み核燃料・使用済みMOX燃料を供給するのは関西電力だが、実証研究の実施主体は、原発を保有する大手電力９社と日本原子力発電、電源開発の１１社とされている。　<a href="https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2023/pdf/20230612_1j.pdf">https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2023/pdf/20230612_1j.pdf</a>　<a href="https://www.fepc.or.jp/about_us/pr/oshirase/__icsFiles/afieldfile/2023/06/12/press_20230612.pdf">https://www.fepc.or.jp/about_us/pr/oshirase/__icsFiles/afieldfile/2023/06/12/press_20230612.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[11]</a> 毎日新聞がフランスでの使用済みMOX燃料の再処理の厳しい実態を伝える記事を出している。<a href="https://mainichi.jp/articles/20220902/k00/00m/040/195000c">https://mainichi.jp/articles/20220902/k00/00m/040/195000c</a></p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[12]</a> 多額の予算が使われることにも留意したい。<a href="https://www.meti.go.jp/policy/tech_evaluation/c00/C0000000R05/240222_vitrification_1st/vitrification_1st_05.pdf">https://www.meti.go.jp/policy/tech_evaluation/c00/C0000000R05/240222_vitrification_1st/vitrification_1st_05.pdf</a>　</p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[13]</a> 青森県庁のホームページ（冊子「青森県の原子力行政」の資料25）<a href="https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-25.pdf">https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-25.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[14]</a> この文書の下段のほうに、処分地の選定に関して、「地元の了承を得て」といった文言があることなどから、「地元の了承があれば処分地を造れる」などと懸念する声が当時もあった。１９９５年にも、田中真紀子・科学技術庁長官は木村守男・青森県知事（いずれも当時）に「知事の了承なくして青森県を最終処分地にできないし、しないことを確約します」と、「知事の了承」という「留保条件」を付したように読める文書を出している。<a href="https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-26.pdf">https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-26.pdf</a>　こうしたことが後述する経産大臣の「回答」文書や、本リポートの最後に記した北海道知事あての科学技術庁長官の「約束」文書等の問題にもつながっている。関係者はこうした文書、そして「留保条件」の持つ意味を、明確に認識していたはずだ。</p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[15]</a> 原子力資料情報室ホームページの昔のCNICトピックス（<a href="https://cnic.jp/620">https://cnic.jp/620</a>）や「はんげんぱつ新聞」編集長・末田一秀氏のウエッブサイト（<a href="http://ksueda.eco.coocan.jp/waste0803.html">http://ksueda.eco.coocan.jp/waste0803.html</a>）に当時の状況が詳しく記されている。</p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[16]</a> 青森県庁のホームページ（冊子「青森県の原子力行政」の資料２８）<a href="https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-28.pdf">https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-28.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[17]</a>経済産業省のホームページ　<a href="https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230428007/20230428007-2.pdf">https://www.meti.go.jp/press/2023/04/20230428007/20230428007-2.pdf</a>「３０年から５０年間程度」と「程度」とぼやかすような表現が気になる。また、「安全性を確認」できない場合はどうなるのかといった疑念を筆者は抱いた。</p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[18]</a> 政府は、これまで使用済み核燃料を再処理して生じる高レベル放射性廃棄物を国内の地下３００メートルより深い岩盤に数万年以上閉じ込める「地層処分」という政策を掲げてきた。これに関して、日本学術会議は２０１２年9月、原発から出る高レベル放射性廃棄物の量を総量規制し、数十～数百年間暫定的に保管するべきだとする提言をまとめている。報告書は「万年単位に及ぶ超長期にわたって安定した地層を確認することに対して、現在の科学的知識と技術的能力では限界がある」として、抜本的な見直しを求めている。<a href="https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-k159-1.pdf">https://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-k159-1.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref3" id="_edn3">[19]</a> 朝日新聞の記事（２０２３年１０月３０日）によると、地球科学の専門家有志が、高レベル放射性廃棄物の処分地選びをめぐり、「日本に適地はない」とする声明を公表した。地殻変動の激しい日本では、廃棄物を１０万年にわたって地下に閉じ込められる場所を選ぶのは不可能と指摘。処分の抜本的な見直しを求めた。声明には、日本地質学会の会長経験者を含む研究者、教育関係者や地質コンサルタントら３００人あまりが名を連ねた、という。<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASRBZ641WRBWPLZU001.html">https://digital.asahi.com/articles/ASRBZ641WRBWPLZU001.html</a>　声明そのものは原子力資料情報室のホームページにあった。<a href="https://cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/902f6cbc42a46268054c87533439491b.pdf">https://cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2023/11/902f6cbc42a46268054c87533439491b.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref4" id="_edn4">[20]</a> ２０２４年6月に亡くなった原子力資料情報室の伴英幸・共同代表に対する筆者のインタビュー。<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASK653V5ZK65ULFA00J.html">https://digital.asahi.com/articles/ASK653V5ZK65ULFA00J.html</a></p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[21]</a> 北海道庁のホームページ　<a href="https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/data/zyourei.html">https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/horonobe/data/zyourei.html</a>　</p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[22]</a> 特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律<a href="https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/h147117.htm">https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/housei/h147117.htm</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[23]</a> 朝日新聞の石川智也記者は、同社の言論サイト「論座」に寄せた「『核のゴミ』最終処分場の前に、原発廃止か継続かを決着せよ！」で、こうした文書の効力に疑問を投げかけている。<a href="https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082700010.html?iref=pc_ss_date_article">https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082700010.html?iref=pc_ss_date_article</a>）　毎日新聞も条例について「「『法的拘束力がない』と疑問視する声が残った」などと伝えている。<a href="https://mainichi.jp/articles/20231119/ddl/k01/040/018000c">https://mainichi.jp/articles/20231119/ddl/k01/040/018000c</a>　</p>



<p><a href="#_ednref1" id="_edn1">[24]</a> 青森県庁のホームページ（冊子「青森県の原子力行政」の資料７） <a href="https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-7.pdf">https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kankyo/g-richi/files/R6siryo-7.pdf</a></p>



<p><a href="#_ednref2" id="_edn2">[25]</a> 六ヶ所村ホームページ　<a href="https://www.rokkasho.jp/index.cfm/15,491,c,html/491/20120910-180634.pdf">https://www.rokkasho.jp/index.cfm/15,491,c,html/491/20120910-180634.pdf</a></p><p>The post <a href="https://www.ccnejapan.com/column/16486/">【寄稿】核燃サイクル回すための「約束」、期限守れず、根拠怪しく／使用済み核燃料の置き場が足りない！（下）</a> first appeared on <a href="https://www.ccnejapan.com">原子力市民委員会 Citizens' Commission on Nuclear Energy</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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