原子力市民委員会 吉岡 斉 座長 逝去のお知らせ

 

2018年1月14日
原子力市民委員会 吉岡 斉 座長 逝去のお知らせ

原子力市民委員会               
座長代理 大島堅一、島薗進、満田夏花
事務局長 細川弘明           

 

 原子力市民委員会の吉岡 斉座長(九州大学大学院比較社会文化研究院教授、元政府原発事故調査委員会委員、高木仁三郎市民科学基金顧問)が1月14日に永眠をいたしました。9月初旬に神経内分泌腫瘍(肝臓)と診断され、療養が続いておりましたが、今朝容態が急変し、64歳での早すぎる旅立ちとなりました。

 病室からもメール等で委員会の活動を継続しており、早期回復を信じておりましたので、訃報に接し、関係者一同、驚きと深い悲しみに包まれております。ご遺族の皆様に、衷心よりお悔やみ申し上げます。

 原子力市民委員会は、福島第一原発事故を受け、原発ゼロ社会の構築に向けた具体的で現実的な政策提言を行う市民シンクタンクとして2013年4月に発足しました。吉岡座長は発足前の構想段階から深く関わり、まさに原子力市民委員会の「生みの親」でもありました。委員会発足当初は、座長代理として舩橋晴俊座長を支え、舩橋座長が2014年8月に急逝された後の2014年9月からは座長に就任し、委員会の活動全般に一層精力的に取り組まれました。

 昨年12月25日に発行した『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力政策の実現のために』では、吉岡座長は主に第3章2節(核燃料サイクル)、第4章7節(原子力防災)、第5章3節(原発ゼロ地域への転換)、終章(原発ゼロ社会を創造するために)を執筆し、的確な分析と骨太の文章で、本書の完成に貢献されました。原子力市民委員会では吉岡座長とともに、これから各地での意見交換会やフォーラムを開催し、原発ゼロ社会の構築に向けた公論形成に取り組む矢先のことでした。

 吉岡座長は、核のない社会を目指す私たちに、余りあるほどの知識と知恵を独特のユーモアに包んで残してくれました。原子力市民委員会の関係者一同、吉岡座長の遺志を引き継いで、原発ゼロ社会の実現にむけて、引き続き全力を尽くして参ります。

 吉岡座長のご冥福を心よりお祈りいたします。

 通夜並びに葬儀・告別式につきましては、こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 
 

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