運転を終了した原子炉から核燃料(燃料集合体)を取り出し、放射能汚染した設備を除染し、原子炉本体、格納容器、タービンをはじめとする設備を解体撤去する一連の作業をさす(法定用語としては「廃止措置」という)。また、廃止措置することが決まった原子炉ユニットその自体をさして「廃炉」と言うこともある。廃炉作業には、事故をおこしていない原発の場合でも40年以上かかる。重大事故を起こした原発の場合、廃炉が完了した例はまだ無く、チェルノブイリ原発4号炉のように廃炉作業に100年以上かかることが確実視されている例もある。
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【寄稿】原発「70年超運転時代」へ突入 経産省・大手電力の狙いどおりに期間延長 世界に例のない仕組みに(上)
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「提言:福島第一原発の廃炉について「汚染水発生量ゼロ」の目標を明確化し、燃料デブリ取り出しを中止した上で、現在の位置での長期遮蔽管理を求める」を政府・東京電力に提出しました。
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声明: ALPS処理汚染水の海洋投棄を即時中止し、 デブリ取り出しと非現実的な中長期ロードマップを見直し、 福島第一原子力発電所の「廃炉」のあり方を 公開・透明な場で検討するべきである
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【10/30(月)】第三十四回 原子力市民委員会「処理汚染水の海洋投棄では何も解決しない福島第一原発の“廃炉”の過酷な現実」
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コラム:廃炉のための人材育成はいらない〔筒井哲郎〕
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