目的、概要
ICRPは、2018年に「ICRP Publication138(放射線防護体系の倫理基盤)」を刊行しました。この刊行物138は、いわゆる生命倫理の4原則(自律尊重、無危害、善行、正義)にヒントを得た4つの「放射線防護体系を支える中核となる倫理的価値(無危害/善行、慎重さ、正義、尊厳)」を提唱しています。つまりこの刊行物は、後の2020年に刊行されるPublication146を含め、ICRP刊行物の内容が倫理的に正しいことを倫理学的に立証しようとする文書です。仮に、一連の勧告が正当化されるのだとすれば、「参考レベル」に沿った放射線防護措置において異なる線量限度を採用することも‘倫理的に善い’と言う事になります。
そこで、今回の発表では、刊行物138の倫理学的な問題点をできるだけわかりやすく提示したいと思います。
前半は山本剛史さんをお招きし、環境倫理学の立場から下記の内容でお話し頂きます。また後半は、策定を進めている放射線防護の民主化の方向性について紹介します。
・日 時:2026年1月27日(火) 17:00-18:30
・場 所:オンライン(Zoom)開催
・登壇予定者
山本剛史(慶応大学教職課程センター他・非常勤講師)
柿原泰(東京海洋大学・教授)
濱岡豊(慶応大学・教授)
・お申込み:https://keio-univ.zoom.us/webinar/register/WN_rm3HnxxjQrG-_1z6RAs0Eg
・主催:放射線防護の民主化フォーラム
