ホームページをリニューアルしました

原子力市民委員会(CCNE)ではこの度、設立当初から使用していたホームページをリニューアルしました。

リニューアルの最大の理由は、東京電力福島第一原発事故から14年が経過し、事故の記憶の「風化」とともに、当時のことを知らない世代が増えてきているという現状にあります。

日本政府は原発事故の責任を負わないまま、「原発を最大限活用」していく方針へと舵をきりました。
その結果、地震で被災した原発や、老朽化した原発が各地で動き始めています。

CCNEではこれまで、復興やエネルギー政策にかかわる政府方針への批判や提言はしてきましたが、若い世代や原発の問題に距離を置いてしまう人にまで、十分に伝わるような発信はできてこなかったという反省もありました。

そこで改めて、福島原発事故とは何だったのか、そして、原発のない社会が実現可能であることについて、多くの人が考えるきっかけとなる「わかりやすい情報の拠点づくり」に取り組みたいと考えました。

今回、制作にかかわる費用について、CCNEとして初めてのクラウドファンディングに挑戦し、多くの方々からの温かいご支援をいただきました。つまりここは、CCNEの活動に賛同くださる方々と一緒につくった情報発信プラットフォームとしてのウェブサイトになります。今後の原発ゼロ社会を目指す活動への大きな励みになります。

データの移行がうまく行っていないところや、わかりやすくを優先して表現が足りないところ、追加した方がいいテーマなど、多々あると思います。これからも少しずつ改善していきたいと思いますので、お気づきの点は、ぜひご指摘ください。

ご支援・ご協力をくださったみなさま、本当にありがとうございました。

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この記事を書いた人

脱原発社会の構築のための情報収集、分析および政策提言を行うとともに、幅広い意見を持つ人々による議論の「場」を提供することを目的とした市民シンクタンク。2013年から約60名のメンバー(研究者、技術者、弁護士、経営者、教育者、NGO/NPO職員など)で活動しています。
http://www.ccnejapan.com/

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