[CCNE協力イベント]【8/17(土)13:00から】
FoE Japan 連続オンライントーク 第10回 「 海洋放出開始から1年、改めて処理汚染水を考える 」
(主催:FoE Japan 協力:原子力市民委員会ほか)
福島第一原発でタンクに保管されているALPS処理汚染水(※注)の海洋放出がはじま ってからまもなく1年になります。
政府・東電は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と約束していました が、その約束は反故にされました。
処理汚染水の海洋放出は、「復興には不可欠」という政府見解が繰り返し報じられま したが、デブリ取り出しなど廃炉工程が行き詰まる中での処理汚染水の海洋放出と廃 炉の関係についても、検証されぬままでいます。 さらに30年以上も放出されるとされ る処理汚染水全体に含まれているトリチウムおよびその他の放射性物質の総量は相変 わらず示されていません。モルタル固化処分など海洋放出以外の現実的な代替案が提 案されていましたが、これらについても公開の場で議論されませんでした。
処理汚染水の海洋放出開始から1年、「これ以上海を汚すな!市民会議」の武藤類子 さん、フィジーで反核運動をしているエペリさんをゲストにお迎えし、ALPS処理汚 染水の海洋放出が意味することについて改めて考えます。
(※注)ALPSで処理されているが、まだトリチウムやその他の放射性物質が残留していることから、正しくは「処理されているが放射性物質を含む水」とすべきでしょう。FoE Japanは「処理汚染水」と呼ぶこととしています。詳しくはこちらをご覧ください。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
日 時:2024年8月17日(土)13:00~14:30 参加費:無料 対 象:オンライン(Zoom) 申込み:https://foejapan.org/issue/20240807/19781/
プログラム(予定)
●「この一年を振り返る」 /満田夏花(FoE Japan、CCNEアドバイザー)
●「海洋放出差し止め訴訟で人々が訴えていることとは」 /武藤類子(これ以上海を汚すな!市民会議、CCNE委員)
●フィジーからのメッセージ(ビデオ) /Epeli Lesuma(エペリ・レスマさん)さん (グローバリゼーションに抗する太平洋ネットワーク 核と正義の国際キャンペーン担当)
●コメント /細川弘明(CCNE事務局)、田中滋さん(アジア太平洋資料 センター)
●質疑応答
主 催 国際環境NGO FoE Japan
協 力 原子力市民委員会 ほか