不可視化される「放射線被ばくによる健康影響」

本ページは、図解レポート『見ればわかる 知れば変わる ─ 福島原発事故15 年の現在地』の第1章 p.11
「⑥不可視化される放射線被ばくによる健康影響」への補足解説です。

福島原発事故後に多発している甲状腺がんをはじめとする健康影響について、発見率や比較データ、UNSCEAR報告書の評価、平均誤診率をめぐる議論などを整理し、「被ばくによる健康影響」がどのように過小評価・不可視化されてきたのかを図表と参考文献をもとに検討しています。

もくじ

福島原発事故後の甲状腺がんの多発

福島県では甲状腺がんが多発していますが、不適切な分析などによって放射線被ばくの影響が不可視化されています。

2011年10月以降、福島県では甲状腺検査が行われてきました。研究計画書では、小児の甲状腺がんは百万人あたり数名とされていました1。図表1をみると、2011年以前、0-19歳の甲状腺がんの罹患率は、ほぼゼロであることがわかります。しかし、2014年3月までの検査1巡目で116件がみつかり、大きな議論を呼び起こしました。これまで検査をしたことがない者に検査したので、原発事故前からあったがんをみつけた可能性が指摘されました。そうであれば、2巡目の甲状腺がんは大きく減るはずですが、71件がみつかりました。その後も、検査は行われ、5巡目までで合計361件の甲状腺がんがみつかっています。

2007〜2022年の福島県甲状腺がん罹患率推移(年齢階級別)。全体的に右肩上がりで、0-19歳層は2011年以前の0.5人から2013年に11.65人へ急増し、以降は5人前後で推移している。
図表1 福島県での甲状腺がんの罹患率の推移(年齢層別、男女計)

出所)2015年までは「全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ)2
それ以降は、総務省「全国がん登録

この間、被ばく量が低い、被ばく量と甲状腺がんの関連を示す研究がない、生死に影響しないがんを検出している「過剰診断」だ、などの主張により放射線被ばくの影響は否定されてきました。しかし、国際機関が用いたシミュレーションは被ばく量を過小評価しています(論点1)。また、「過剰診断論」自体が医学的に疑わしいものです(論点3)。下の図表2 にあるように、検査対象者の「被ばく量」と「甲状腺がん検出のリスク」には右上がりの関係がありますが、不適切な分析などによって「被ばくとの関連が認められない」とされているのです(論点2)。18歳以下の小児甲状腺がんが注目されがちですが、上の図表1をみると、他の年齢層についても福島原発事故後、甲状腺がんが明らかに増加しており、注意が必要です3

甲状腺等価線量と甲状腺がん検出リスクの関係を示すグラフ。線量が「3mSv未満」「3-10mSv」「10mSv以上」と増えるに従い、リスク比が1から右上がりに上昇していることを示している。
図表2 甲状腺被ばく量と甲状腺がん発見率の関係

注)オリジナルのグラフの縦軸の範囲を限定し、ラベルをリスク比とした4
出所)下記資料の「コホート内症例対照研究におけるマッチングモデル2

論点1: UNSCEAR2020/21福島報告書による被ばく量の過小評価

原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、2020/21福島報告書5で、被ばく量を推定しました。図表-3は、そのために用いられたシミュレーションの結果(青)と、放射線測定値 (赤)を比較したグラフです6。ここでは実測値がある福島市の紅葉山(福島県庁に隣接したモニタリングポスト)での値を比較しています。縦軸は「ヨウ素131の大気中濃度」であり、これを吸入することによって内部被ばくします。

まず全般的に、シミュレーション(青)は実測値(赤)よりも大幅に低くなっていることがわかります。また、実測値(赤)では2011年3月15日頃に、大きなプルームが観測されていますが、シミュレーション(青)では、この時点ではなく、同3月23日頃に最大のプルームがあるとされています。シミュレーションは大気中濃度を過小評価しているだけでなく、タイミングも再現できていないのです7

測定された3月15日の第1プルームの濃度を累積すると、観測値では65,697(Bq h/m3)となりますが、シミュレーションでは、643(Bq h/m3)と、1/100程度となります。これは屋外での観測値ですが、家屋内にいると少しは減るかもしれません。ここでは測定値の存在する紅葉山のデータを紹介しましたが、このようなシミュレーションを広い範囲で行い、各地点でのヨウ素131の大気中濃度を計算し、各個人の事故当時の行動を回答してもらい、それに基づいて、大気からの吸入量を計算し、係数を乗じて内部被ばく量を計算します。

このように、大気中濃度のシミュレーションは重要なのですが、それがあてにならず、過小評価になっているのです。このような過小評価された被ばく量でも、UNSCEARの報告書では、事故時5歳以下の女児グループには16-50件程度の甲状腺がんが生じ得ると予測されたが、誤差に紛れて識別できないとしています8。被ばく量を正しく推計すれば識別可能な数の甲状腺がんが予測されるはずです。

2011年3月のヨウ素131濃度推移グラフ。3月15日の第1プルームにおいて、実測値の累積濃度65,697に対し、シミュレーション値は643と約100分の1にとどまる。測定値とモデル計算値の大きな乖離を可視化している。
図表3 UNSCEAR2020/21福島報告書で被ばく量推定のために用いられた大気輸送拡散モデル(ATDM)シミュレーションの計算値と測定値の比較(福島市紅葉山)

出所) 下記の図表7のデータより作成。 (PDFダウンロードサイト)
黒川眞一(2023)「UNSCEARが依拠した寺田論文に対する批判的考察

論点2:「福島県県民健康調査「甲状腺検査」の分析における問題」

 前掲の図表2は福島県県民健康調査「甲状腺検査」の結果について、横軸に「被ばく量」(甲状腺等価線量)、縦軸には甲状腺がん発見のリスク比、つまり「もっとも被ばく量の少ない「<3mSv」と比べて、何倍、甲状腺がんがみつかったかをプロットしたグラフです。「3-10mSv」では1.4倍、「≧10mSv」では1.6倍程度と、被ばく量が高いほど、甲状腺がんのリスクが高くなっていることがわかります。

それぞれの点に付記されている縦の線は、95%信頼区間と呼ばれ、「95%の確率で真のリスク比が、この区間内にある」9ことを示します。統計学を学んだことがある人は、これの下端が1よりも小さくなっているので、リスク比が1、つまり、「<3mSv」とリスクは変わらない可能性があると考えるかもしれません。福島県県民健康調査検討委員会や、甲状腺検査評価部会では、そのように解釈してしまっています。

原爆被爆者の調査をはじめとする、過去の信頼できる研究では、被ばく量と共に線形に(直線的に比例して)健康影響が増加するという、線形(閾値無し)モデル(LNTモデル)が支持されています10。図表2をみても、直線を引けばよさそうであることがわかるでしょう。図表3のモデルに基づいて結論付ける前に、線形モデルも推定し、あてはまりがよい方を選ぶ必要があります。なお、2巡目までの市町村レベルのデータを用いると、このようなモデルよりも線形モデルの方があてはまりが良好であることを報告する研究もあります11

図表2 のようなモデルを推定するには、被ばく量を何区間に区切るか、各区間の幅をどうするかなどを決め、それに基づいて変数をつくる必要があります。線形モデルの場合、被ばく量の値をそのまま使えばよいので、このような作業は不要です。しかし、分析を行う福島県立医科大の研究者は、なぜか線形モデルを推定しないのです。

下の図表4は福島県全体のデータを使って分析した結果ですが、評価部会では、地区別に分析すると、「浜通り」では、より傾きが急になるが、「避難地域」では水平になることから「一貫した関係」がないとしています。これに関しても、地区別に分析した方が、全体で分析するよりも、あてはまりがよいことを示す必要がありますが、そのような検証も行われていません。

なお、これまでに甲状腺検査を受けたことがない人に検査したので多くみつかった、というのであれば、2巡目以降の甲状腺がんの発見率はゼロに近くなるはずですが、検査10万人あたりの甲状腺がんの発見率は図表4のように、2巡目でも大きくは低下していません。それどころか近年は、1巡目よりも高い割合で甲状腺がんがみつかっています(図表4の5巡目)。

さらに、被ばくには関係なく、高感度の検査によって多くのがんがみつかったというのであれば、グラフ全体が上にずれるだけです。被ばく量が高いところほど、多く見つかっていることからも過剰診断論は否定されます。

このような不適切な分析に基づいて評価部会は「被ばく線量の増加に応じて発見率が上昇するといった一貫した関係(線量・効果関係)はいずれの解析においても認められなかった」とし、福島県県民健康調査検討委員会もそれを追認しています12。このような不適切な分析しかできないのであれば、外部の研究者に匿名化データを提供して分析してもらうべきでしょう13

図表4 福島県県民健康調査「甲状腺検査」の結果

福島県甲状腺検査の第1巡から第6巡、および25歳・30歳調査の集計表。10万人あたりの発見率は、第1巡の38.6人に対し、第2巡以降も20〜40人台と高水準で推移しており、さらに25歳時点調査では187.9人、30歳時点調査では214.6人と、初期の数値を大幅に上回っている。検査による一過性の発見(過剰診断)ではなく、被ばくとの関連を示唆する継続的な発症実態を裏付ける基礎データ。
図表-4福島県県民健康調査「甲状腺検査」の結果

注)腫瘍径は手術した場合。
出所) 福島県「県民健康調査」検討委員会 (2025), “「県民健康調査」甲状腺検査結果の状況 ” 第57回「県民健康調査」検討委員会(令和7年11月20日)


論点3: 過剰診断論の誤り

「韓国では甲状腺スクリーニングによって、甲状腺がんの罹患率は10倍以上に増加したが、死亡率は低下しなかった」というAhn et al.(2014)による論文が、過剰診断の重要な論拠です14。韓国について甲状腺がんの罹患率と死亡率のトレンドをグラフにすると、罹患率が10倍程度に増加しても、死亡率は変化しなかったというのです15

図表5には、韓国、日本の女性(全年齢)について、甲状腺がんの罹患率を左目盛、死亡率を右目盛にとったトレンドグラフを描きました16。左目盛の最大値が10万人あたり120人なのに対して、死亡率は同1.2人となっていることからわかるように、死亡率は罹患率の1/100程度なのです。それを同じスケールで描けば、死亡率は一定に見えてしまうわけです。

死亡率のスケールを拡大したこのグラフにみられるように、韓国での死亡率は2003年の10万人あたり1.0人から2015年には同0.5人へと半減しています。検査によって早期発見・治療したことによる可能性があり、「検査の利益が害よりも小さい」という過剰診断にはあてはまりません。そもそも、Ahn et al.(2014)は単に2つのトレンドデータを並べただけなので、因果関係を示すものではありません。このため、米国予防医療専門委員会の甲状腺スクリーニングに関するガイドラインづくりに先だって行われた文献レビューでは、研究デザインに問題ありとされエビデンスからは除外されています17

これらは韓国、日本の全女性についてのデータですが、福島県については20歳代以下(女性)の罹患率についてもプロットしました。福島県甲状腺検査の研究計画書では、小児の甲状腺がんは百万人あたり数名とされていました18。実際、グラフにあるように、2010年以前の福島県・20歳以下・罹患率は10万人あたり0.0もしくは0.51件でした。それが事故後、最大では同13.20件に増加したわけです。ゼロでこれを割ると無限大になってしまうので、0.51で割ると26倍となり、韓国の10倍どころではありません。

過剰診断の問題は日本では早くから知られており、2010年の「甲状腺腫瘍診療ガイドライン」では、1cm以下の甲状腺がんについて手術をしない条件を導入しました。これは「世界ではじめて癌に対して手術をしない選択肢を示したもので、2015年のアメリカ甲状腺学会のガイドラインに、そのまま導入」されました19。グラフをみても、日本の罹患率は韓国の1/10程度に留まっており、死亡率は低下傾向にあります。日本は過剰診断対策の先進国であり、福島での甲状腺検査についても、5mm以下の結節については原則、経過観察としています。前掲の図表-4をみても福島県でみつかった甲状腺がんの最小径は5mm 以上であることが確認できます(表の一番下の「腫瘍径」の行)。

過剰診断の本来の定義は「症状をもたらしたり、死に至ることのない疾病を見つけること」ですが、この論文や福島県でも「死亡」にだけ注目しています。甲状腺がんは進行すると、のどの違和感・声のかすれ・痛み・血痰・呼吸困難感などの症状を引き起こします20。死亡だけに注目すべきではありません。

このように甲状腺がんの「過剰診断論」にはさまざまな問題があり、福島での甲状腺がんの多発に適用することは無意味です。

日本・韓国・福島県の甲状腺がん罹患率と死亡率の推移グラフ。韓国の罹患率が2000年以降急増し2012年にピークを迎える一方で、韓国・日本ともに死亡率は緩やかな減少傾向にある。また、福島県の0-19歳罹患率は、2011年以降、それ以前の数値(0.51以下)から最大13.20へと急激に上昇していることを示している。
図表5 日韓の甲状腺がん(女性)の罹患率、死亡率の推移

注 )日韓で比較できるようにWHO人口で標準化した数値21
出所)
韓国・罹患率とWHO標準人口から算出。
韓国・死亡率 下記論文のTable 2.
Choi, Y. M. et al. (2017), “Changes in Standardized Mortality Rates from Thyroid Cancer in Korea between 1985 and 2015: Analysis of Korean National Data,” Cancer, 123 (24), 4808–14.

日本: 罹患率、死亡率

福島県: 2015年までは「全国がん罹患モニタリング集計(MCIJ)」 
それ以降は、総務省「全国がん登録

日本、韓国は全年齢層。福島県は0-19歳の罹患率。
国際比較するために、それぞれの年齢層別罹患率をWHO標準人口で加重平均した。


  1. 阿部正文 (2011), 「県民健康管理調査の一環としての福島県居住小児に対する甲状腺検査 研究計画書」 県民健康管理調査 福島県立医大倫理委員会資料 ↩︎
  2. 2010年までは男女計の結果が公開されていないので、男性、女性が同数として平均値を算出した。本来は5歳刻みだがが各年齢層の人口は等しとして平均して10歳毎に集計した。 ↩︎
  3. 事故時5歳以下の女児グループでは、生涯で16-50件程度の甲状腺がんの発生の可能性が予測されたが、誤差に紛れて統計的に検出できないという結論を「識別できそうもない」としている (下記、註5のUNSCEAR報告書、科学的附属書Bのパラグラフ222)。 ↩︎
  4. 元グラフの縦軸は最大8だったが4までとした。縦軸のラベルは、元グラフでは「オッズ比」だが、「甲状腺がんの発見率」は低いので解釈しやすい「リスク比」とした。 ↩︎
  5. 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR), UNSCEAR 2020年/2021年報告書 第 II 巻: 科学的附属書B  福島第一原子力発所における事故による放射線ばくのレベルと影響 UNSCEAR2013年報告書刊行後に発表された情報の影響. ↩︎
  6. ここでの測定値は、観測されたNaIスペクトルから黒川眞一氏(高エネルギー加速器研究機構・名誉教授)が平澤氏の論文に基づいて計算した値である。シミュレーションは、下記の論文で計算された結果である。
    Terada, H., Nagai, H., Tsuduki, K., Furuno, A., Kadowaki, M., Kakefuda, T., 2020. Refinement of source term and atmospheric dispersion simulations of radionuclides during the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station accident. J Environ Radioact 213, 106104. ↩︎
  7. 黒川名誉教授は、過小評価の理由として、シミュレーションが基準として用いた観測値に問題があることを指摘している。「黒川第5意見書 UNSCEAR報告書の過小評価の原因「霧箱仮説」と平山論文の正しさについて ↩︎
  8. UNSCEAR(2022)は、事故時5歳以下の女児グループでは、生涯で16-50件程度の甲状腺がんの発生の可能性が予測され得たが、誤差に紛れて統計的に検出できないという結論を「識別できそうもない」としている(パラグラフ222)。 ↩︎
  9. 正確な解釈は統計学の本を参照されたい。 ↩︎
  10. 放射線疫学の主要な研究をレビューした下記は”Most of the larger, stronger studies broadly supported an LNT model.”としている
    NCRP, 2018. Commentary No. 27  – IMPLICATIONS OF RECENT EPIDEMIOLOGIC STUDIES FOR THE LINEAR-NONTHRESHOLD MODEL AND RADIATION PROTECTION. NCRP. ↩︎
  11. 岡豊(2024)「Reanalysis of Radio Epidemiology and Radiobiology Open Data」放射線影響学会 ↩︎
  12. 下記委員会では「被ばく線量の増加に応じて発見率が上昇するといった一貫した関係(線量・効果関係)は認められなかった。」としている。
    甲状線検査評価部会, 福島県「県民健康調査」検討委員会 (2025), “甲状腺検査先行検査から本格検査(検査5回目)までの結果に対する部会まとめ ” 第56回「県民健康調査」検討委員会(令和7年7月25日) ↩︎
  13.  分析における問題については、濱岡豊(2020), 福島県甲状腺検査の問題点. 『学術の動向』25巻3号 ↩︎
  14. Ahn, H.S. et al. (2014), Korea’s Thyroid-Cancer “Epidemic” — Screening and Overdiagnosis. New England Journal of Medicine 371, 1765–1767. ↩︎
  15. Ahn, H.S. et al. (2014), 同上論文. Ahn論文は有料だが、このグラフは、国際がん研究機関(IARC)(2018)「原子力事故後の甲状腺モニタリングに関する提言」の図 5として収録されているので参照されたい。 ↩︎
  16. 女性の方が罹患率が高いので、女性に限定した。 ↩︎
  17. Lin, J. S. et al. (2017), “Screening for Thyroid Cancer: A Systematic Evidence Review for the U.S. Preventive Services Task Force ” . ↩︎
  18. 阿部正文 (2011), “「県民健康管理調査の一環としての福島県居住小児に対する甲状腺検査 研究計画書」” 県民健康管理調査 福島県立医大倫理委員会資料 ↩︎
  19. 杉谷巌「甲状腺がんの最新の診断と治療 “アクティブ・サーベイランスから分子標的薬まで”」(2016年11月9日)(引用した発言は動画の19:00頃から) ↩︎
  20. がん情報サービス「甲状腺ガンについて」 ↩︎
  21. 日韓の年齢構成は異なるが、年齢層毎の罹患率、死亡率を、WHOが提案した標準人口分布で重み付けして算出した値。県民健康調査の値は各巡目の女性甲状腺患者/女性参加者で計算した。 ↩︎
『見ればわかる 知れば変わる—福島原発事故15年の現在地』の表紙の画像に、このブログでの補足説明のされる「不可視化される「放射線被ばくによる健康影響」のタイトル文字

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この記事を書いた人

慶應義塾大学教授、CCNE福島原発事故部会。学術博士。大学院修士課程では原子力工学を学ぶが、その後、データ分析を重視するマーケティング・サイエンス分野に転向、大学ではマーケティング・リサーチなどを教える。福島原発事故後は、放射線影響に関するデータの再分析なども行っている。著書に『講演録:福島第一原発事故と市民の健康 ――放射線疫学を読み解くためのデータ分析入門』(原子力市民委員会、2021年)などがある。

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