「なまず先生と考える 地震の国で原発は大丈夫?」

作 成: 原子力市民委員会
発行日: 2026 年3 月1 日
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※この冊子の作成は、2025年夏に実施したクラウドファンディングの目標のひとつに掲げていました。 442名の方からのご支援により、完成することができました。心より御礼申し上げます。
技術において、事故のリスクのないものは、もちろんありません。
私は、海洋構造物や原子力発電所の設備の設計に携わってきましたが、その立場から、「安全学」を研究し、技術と社会のあり方についても意見を述べてきました。
リスクのある技術を社会が受容し、選択するかどうかを決める時には、そのリスクに晒される当事者の意見が尊重されなければなりません。特にリスクが大きく、一人ひとりの健康や生活、あるいは人生に、取り返しのつかない影響を与えるものであれば、その当事者が理解できるように、十分な情報が提供され、その技術を「拒否」することも認められるべきです。
原発は、他の産業技術とは桁違いのリスクをはらむものです。この冊子は、地震大国である日本において、原発を使い続けるのかどうか、一人ひとりが考え、判断するための入り口となるよう、親しみやすいデザインで、基本的なことがらをわかりやすく伝えることを目指しました。ぜひ多くの方に手に取っていただき、活用していただきたいと思います。また、さらに詳しい解説などは、原子力市民委員会のウェブサイトやレポート等をご覧ください。(巻末に案内があります。)
この冊子は、原子力市民委員会の原子力技術・規制部会のメンバーで議論し、制作しました。また、この冊子の制作費用には、原子力市民委員会が2025 年7 月~8 月に実施したクラウドファンディングで寄せられた寄付を活用させていただきました。多くの方々からのご支援、ご協力に、あらためてお礼を申し上げます。 原子力市民委員会原子力技術・規制部会 後藤 政志
(本文「発刊にあたって」より)
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【目次】
1 原子力発電所に求められる「耐震性」とは?
2 そもそも「地震」とはどういうもの?
3 「地震に耐えられる原発」は作れるか?-原発の耐震設計とは?-
4 「どんな地震にも耐えられる原発」を作ることはできない!
5 原発が地震に耐えられなかった場合、どういう事態になる?
6 世界と日本の地震発生地図-「地震大国・日本」と原発事故
