ICRP勧告について学び検討する連続ウェビナー 第1回

【7/27(木)16時-17時】 ICRP勧告について学び検討する連続ウェビナー   第1回
開催のお知らせ

 

福島原発事故後に適用された年間20 mSv基準などのもとになったICRP(国際放射線防護委員会)の基本勧告が、2030年頃に改訂される予定です。

そのICRPが今年11月6~9日の間、東京で総会(ICRP2023)を開きます。 原発事故の被災地で開催されるICRP2023が、被災者や市民、事故後の状況を把握する日本の研究者が広く参加し、事故の経験を踏まえた放射線防護のあり方を検討できる場となるよう、私たちはICRPに対して具体的な提言を重ねましたが、受け入れられませんでした【経緯はこちらからご覧ください】。 そのため現在、ICRP2023の開催と同時期に、市民主体となるシンポジウムを他団体と連携して企画しています。

福島原発事故後の放射線防護の最大の問題は、市民の人権や意向を無視した方策がとられてきたことにあります。2030年頃に改訂される基本勧告が原発事故の教訓を反映しないまま、改悪されることのないよう、市民も改訂プロセスに関わり、ICRPの勧告について学び、理解していくことが重要です。

そこで、11月に企画中のシンポジウムに向け、ICRPとは何か、その勧告とは何かなど、基本的な事柄からはじめて、ICRPの勧告を読みつつ批判的に検討し、市民の観点からの放射線防護のあり方を検討する連続ウェビナーを開催することにしました。

第1回「ICRP(再)入門」では、ICRP、ICRP基本勧告などについて概観し、今後の展開について紹介します。ぜひ多くの方にご参加いただけると幸いです。


point 日 時: 2023年7月27日(木)16:00~17:00

point 場 所: オンライン開催(zoom)

point プログラム:

1 「 放射線防護の国際基準 ICRPとは何か 」                              /清水奈名子(宇都宮大学教授、CCNE委員)資料 

2.「 ICRP基本勧告とICRP146 」                                                          /濱岡 豊(慶應大学教授、CCNE福島原発事故部会) 資料 

point 申し込み: 下記よりお申込みください。 https://keio-univ.zoom.us/webinar/register/WN_A4z5E2bjRtuSUApG_N3i5g#/registration

※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)までお知らせください。なお、この企画は、後日Youtubeで公開します

point 共 催: 慶応大学商学部 濱岡研究室、原子力市民委員会

point お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-6709-8083

カテゴリー: 未分類 パーマリンク