連続オンライン企画「原発ゼロ社会への道」第4回 原発事故の健康影響はどうなっているのか?

【4/19(月)17-18時】
CCNE連続オンライン企画「原発ゼロ社会への道」
第4回 原発事故の健康影響はどうなっているのか?
開催のお知らせ
(終了しました)

    [youtube https://www.youtube.com/watch?v=28lV7p8lRbE&w=560&h=315]

 福島原発事故から10年がたち、福島県で実施されている甲状腺がん検査で「がんまたはその疑い」と診断された当時18歳以下の子どもや若者は250名を越えました。一方、検査を実施する福島県県民健康調査検討委員会は「被ばくとの関連は認められない」と評価しており、最近では、UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)が「被ばくが直接の原因となる健康影響(例えば発がん)が将来的に見られる可能性は低い」と結論づける報告を発表しています。私たちはこのことをどのように考えればよいのでしょうか。

 原子力市民委員会(CCNE)が作成中の総合報告集「原発ゼロ社会への道」では、原発事故による健康影響は見えにくく(不可視化)されており、福島県の甲状腺検査には、調査の設計やデータの集計方法に不適切な変更があり、統計手法や情報公開のあり方にも多くの問題があることを指摘しています。

 当日は、原発事故後に甲状腺がんと診断された子どもやその家族を支援する民間団体「3.11甲状腺がん子ども基金」が最近実施したアンケート調査の結果もふまえ、私たちがこの問題にどのように長期的に向き合うかについて、理解を深めたいと思います。


point 日 時: 2021年4月19日(月)17:00~18:00

point 場 所: オンライン開催(zoom)

point プログラム(予定):
1.解   説: 福島県「県民健康調査」の甲状腺検査の問題 濱岡資料                                                                    / 濱岡 豊 (慶応義塾大学商学部教授、CCNE福島原発事故部会)
2.コメント: 県民健康調査による早期発見、早期治療のメリットと当事者の声 崎山資料              / 崎山比早子(3・11甲状腺がん子ども基金代表理事、医学博士)
3.質疑応答:

(この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)やチャット機能もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます)

point 申し込み: 下記よりお申込みください。 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_6Sjw-0zoT5qmiFfRqIMeiQ ※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)でお知らせください。

point 主 催: 原子力市民委員会

point お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064

次回:第5回 「核のごみ」の問題はどうなっているのか?
point 日 時: 2021年5月10日(月)17:00~18:00
point 出 席: 伴 英幸 (原子力資料情報室共同代表、CCNE委員)       
細川弘明(京都精華大学国際文化学部教授、CCNE福島原発事故部会コーディネータ)                        
point 申 込: 下記よりお申込みください。       https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_LOLSNZGASJixK5KPvafgeQ

※連続オンライン企画は、当面、隔週月曜日17~18時に開催予定です。  詳細が決まり次第、ウェブに掲載します。

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