【8/4(火)】連続オンライントーク2026 第3回 福島原発事故、被害と賠償の大きな隔たり

CCNE連続オンライントーク 原発ゼロ社会への道 2026 第3回
  • 日 時: 2026年8月4日(火)17:00~18:00
  • 場 所: オンライン開催(Zoom)
  • プログラム
    1)原発事故の責任をめぐる裁判の現状(図解レポート p.14)
     大坂恵里(原子力市民委員会 福島原発事故部会、東洋大学 法学部 教授)

    2)原子力損害賠償の現状(図解レポート p.15)
     除本理史(原子力市民委員会 福島原発事故部会、大阪公立大学大学院 経営学研究科 教授)

    3)質疑応答・意見交換
  • (この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)もしくは、後日メール・FAXなどでも受けつけます)
  • 参加申込み: 下記よりお申込みください。
    https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_NxRniTjOQEKpiRvYXPIgfA
    ※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)までお知らせください。
  • 主 催: 原子力市民委員会
  • お問い合わせ
    email◎ccnejapan.com(◎を@に変えてください)
    TEL. 03-6709-8083
もくじ

今回のオンライントークについて

前回お知らせしたように、今年度の連続オンライントークでは、原子力市民委員会が今年3月11日に発表した図解レポート
『見ればわかる 知れば変わる — 福島原発事故15年の現在地』 の内容を皆さんと吟味するシリーズを展開しています。

図解レポートの第1章では、福島原発事故が発災15年を経てもなお未だ終わっていない(しかし世間の意識では風化しつつある/政府は風化させようとしている)という現実について、現状を端的にあらわす色々な事実を示して、皆さんに問いかけています。私たちはこの事故から、いかなる教訓を得たのか?

今回はその第1章から、事故の責任追及と損害賠償について、2つの項目をセットにして解説したいと思います。
第1章⑨ p.14「原発事故の責任をめぐる裁判の現状」
第1章⑩ p.15「原子力損害賠償の現状」

事故の責任追及と損害賠償を求めて、非常に多くの訴訟がおこされました。原子力市民委員会ウェブサイトでは、福島原発事故にともなう各地の訴訟を一覧表にまとめようと試みていますが、まだ網羅しきれていません。

すでに判決が確定した訴訟や、上級審で判決が覆った訴訟など、内容は様々ですが、現状見えてきている流れは、原発事故で理不尽な被害を受けた人々にとって、とうてい納得できないものではないでしょうか。

原発事故の損害賠償は、裁判以外の場でも、「原子力損害の賠償に関する法律」(原賠法)にもとづく直接請求や和解の仲介がおこなわれています。被害者・支援者の粘り強い訴えや裁判での認定状況を受けて、一定の改善(賠償の上積み)がされてきてはいます。しかし、それでも原発事故によって失われたものと金銭的な賠償・補償のあいだには大きな溝が残ります。

「支払われざる被害」をも視野に入れて原発事故被害を包括的にとらえるとはどういうことか。そして、賠償しきれないような激甚な事故被害をもたらす原子力発電を「安全神話」で推進してきた国が「事故の法的責任を負わない」ということで許されるのか、あらためて問いたいと思います。

すでに図解レポートを御覧いただいた方も、まだの方も、あわせて多くの皆さんにご参加いただければ幸いです。

参考情報 福島原発事故をめぐる裁判について、最近の報道から

東京新聞 2026年7月22日 18:32
「重大事故の責任明確に」…福島第1原発事故を巡る東京電力・株主代表訴訟で、原告らが最高裁前でアピール
https://www.tokyo-np.co.jp/article/502961
(写真: 原子力市民委員会 委員の武藤類子さんが最高裁前でアピールしています。)

東京新聞 2026年6月15日 17:53
福島第1原発事故の「被害者救済どこへ」 国の賠償責任を否定した最高裁判決から4年、「人間の鎖」で囲む
https://www.tokyo-np.co.jp/article/495184

TUFテレビユー福島 2026年6月10日 16:09(動画2分)
「できるだけ早く解決したい」原発事故めぐる津島訴訟 原告側が和解案提出 福島
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/2722820

ポリタスTV 2026年3月21日(動画66分)
東日本大震災から15年 原発賠償訴訟のいま|原発賠償関西訴訟で大阪地裁が今年9月2日に判決日を決定。原告団代表の森松明希子さんに原発賠償訴訟とこの15年間に感じてきたことを聞く
https://www.youtube.com/watch?v=IX0NJffPoM8

今後のオンライントークの予定日について

8月6日(木)、8月18日(火)、9月8日(火)、10月13日(火)を予定しています。いずれも17時開始の1時間枠です。

図解レポート『見ればわかる 知れば変わる ── 福島原発事故15年の現在地』から、いくつかの項目を組み合わせて、分担執筆の担当者らがお話しをします。 11月以降も継続いたします。

原発ゼロ社会への道

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この記事を書いた人

脱原発社会の構築のための情報収集、分析および政策提言を行うとともに、幅広い意見を持つ人々による議論の「場」を提供することを目的とした市民シンクタンク。2013年から約60名のメンバー(研究者、技術者、弁護士、経営者、教育者、NGO/NPO職員など)で活動しています。
http://www.ccnejapan.com/

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