原子力市民委員会 連続ウェビナー第3回「福島第一の「後始末」に必要なマネジメント体制は どうあるべきか?」開催のお知らせ

【11/12(木)】デブリ取り出しを前提とした廃炉ロードマップの虚構性を追及する
原子力市民委員会(CCNE)連続ウェビナー 第3回

「 福島第一の「後始末」に必要なマネジメント体制は
どうあるべきか? 」
開催のお知らせ

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Gcv4nZLfItY&w=560&h=315]

 福島第一原発のALPS処理汚染水について、「海洋放出が唯一現実的な選択肢である」として、近く、政府が海洋放出の方針を決めるとの見方があります。しかし、汚染水ばかりに注目が集まることで、福島第一原発の廃炉工程そのものが、より深刻な問題に直面しているということが、見落とされているのではないでしょうか。

 政府・東京電力の「ロードマップ」で想定されている30~40年度の廃炉には、全く実現性がありません。そのことを政府・東京電力の関係者も、内心、自覚しながら、問題を先送りにしつつ、技術的に極めて困難な溶融デブリの取り出しなどをすすめていこうとしています。

 私たち原子力市民委員会は、今回「福島第一原発の廃炉ロードマップの虚構性を追及する」と題して、3回連続のウェビナーを企画し、第1回(10月22日の)で汚染水対策の代替案を解説し、第2回(10月29日)では、デブリ取り出しを断念し、福島第一原発建屋内で「長期遮蔽管理」をするべきであることを提案しました。これに続く第3回として、これまでの廃炉工程における重要な技術選択、方針決定のプロセスおよびマネジメントのあり方をあらためて検証します。また、事故後に東京電力を破綻処理しなかったことの問題にも触れ、今後のあるべきマネジメント体制、責任体制についても問い直します。さらに、福島第一原発の廃炉のあり方や、被災地の「復興」の動きに対する、地元の方々の実際の声や想いについても紹介し、今後、どのように社会的な合意形成を目指していくべきかという問題にも触れていきたいと考えています。

 なお、実施済みの第1回第2回ウェビナーの動画は、原子力市民委員会のYouTube(CCNE Japanチャンネル)で公開していますので、あわせてご覧ください。


point 日 時:2020年11月12日(木)15:00~17:00

point 場 所:オンライン開催(Zoom)

point プログラム(予定):
 ●「廃炉・汚染水対策のマネジメントと責任体制」
    筒井哲郎(プラント技術者/原子力市民委員会 原子力規制部会)資料pdficon_s
 ●「福島第一原発事故後のマネジメント体制の再構築に向けて」
    大島堅一(龍谷大学経済学部教授/原子力市民委員会 座長)資料pdficon_s
 ●コメント
    川井康郎(プラント技術者/原子力市民委員会 原子力規制部会)
    八巻俊憲(元福島県立田村高校理科教員/原子力市民委員会 福島原発事故部会)資料pdficon_s
 ● 質疑応答

point 申 込:
 参加希望の方は、11月11日(水)までに下記のリンクから参加登録をお願いします。
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_TKase5lyRu-FgHIBxY-vWg
 (12日9:00までに案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] までお知らせください)

point 主 催:原子力市民委員会

point お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064

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