CCNE緊急院内集会
――新たな国民へのツケ回しとなる法案の徹底検証
今期国会にかけられるGX(グリーントランスフォーメーション)関連の法案のうち、「GX推進法案(脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案)」の衆議院での審議がはじまっています。早い場合には、来週(20日の週)にも衆議院経済産業委員会で可決する可能性があります。
GX推進法案は、政府が定めた原発推進を含む「GX推進戦略」に官民の投資を集中させる内容で、「GX経済移行債」の発行や「GX推進機構」の設立が含まれています。しかし、何をGXに含めるのかは、経済産業省が決めることになります。移行債の使い道や推進機構の資金の流れはきわめて不明瞭です。ひとたびこのような法案がとおれば、国会のチェック機能が働かないまま、国民の税金が不適切な施策に投じられ、将来へのあらたなツケ回しとされる構造ができかねません。
また、そもそもの目的である電力の安定供給の確保や脱炭素の効果に乏しいことなど、多くの懸念・問題点が指摘されています。
このような法案を通すことは、将来に禍根を残すことにほかならず、急な呼びかけではありますが、法案の問題を徹底検証する院内集会を開催します。ぜひご参集ください。
日 時: 2023年3月20日(月)14:30~16:30
場 所: 衆議院第一議員会館 国際会議場
(14:15~14:45まで、ロビー入り口にて入館証を配布します)
※オンライン(zoomミーティング)でのご参加の場合は、以下からご登録ください。(緊急企画のため、接続に問題が生じる場合があるかもしれませんが、あらかじめご了承ください)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwvcOGprD0oG9V0TXByMTPJf0MBKXYd664q
※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)までお知らせください。
登壇者(予定):
大島 堅一(龍谷大学政策学部教授、原子力市民委員会 座長)
松久保 肇(原子力資料情報室事務局長、経産省・原子力小委員会委員)
明日香壽川(東北大学東北アジア研究センター・同大学院環境科学研究科教授)
満田 夏花(国際環境NGO FoE Japan事務局長)
プログラム(予定):) 配付資料
第一部:「GX推進法案」の徹底検証・解説(14:30~15:30)
第二部: 会場での質疑・ディスカッション(15:30~16:30)
主 催: 原子力市民委員会
お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064