【4/15】原子力市民委員会設立のお知らせ

この度、脱原発社会を構築するための政策提言を行う市民のシンクタンク
的な機能を有する「原子力市民委員会(事務局:高木仁三郎市民科学基金)」
を発足する運びとなりましたので、お知らせいたします。

以下の通り、「設立の記者会見」と「第一回 原子力市民委員会」を行います。

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◆日時:2013 年 4月 15日(月)
◆場所:主婦会館プラザエフ4F シャトレ
<東京都千代田区六番町15 番地03-3265-8111>

14:00~14:45 頃 設立発表 記者会見
15:00~18:00   第一回原子力市民委員会

(傍聴は可能ですが、会場の都合がありますので、下記までFax か Email で
事前にお申し込みをお願いいたします。)
Fax : 03-3358-7064 Email : info@takagifund.org

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委員会では今後、次の4つの課題に取り組む部会を設け、来年 3月を目処に
「脱原子力政策大綱」をまとめ、その成果を広く市民に伝えるとともに、
関係機関(主に復興庁、原子力委員会、総合資源エネルギー調査会、原子力
規制委員会)等に提言を行う予定です。

◆原子力市民委員会が取り組む4つの課題:
第1部会:東電福島第一原発事故の被災地対策・被災者支援をどうするか
第2部会:使用済核燃料、核廃棄物の管理・処分をどうするか
第3部会:原発ゼロ社会構築への具体的な行程をどうするか
第4部会:脱原発を前提とした原子力規制をどうするか

これらの政策をまとめる過程では、幅広い意見を持つ人々による議論が行われ
る場等を設けていくことを考えています。

この取り組みは、高木基金の従来の助成活動の枠組みを超えた特別事業として
実施します。今後、高木基金は、原子力市民委員会に対する資金及び運営面で
の支援を行いますが、委員会での決定や活動内容は、高木基金から独立して行
われます。

委員会の設立にあたって、高木基金では、これまで助成活動を通じてつながり
のあった市民グループや科学者、技術者、弁護士などとともに、この局面にお
いて市民が取り組むべき課題について、検討を重ねてきました。

脱原発社会の道筋を拓くための政策をまとめ、その実現をめざすには、幅広い
分野の専門家や市民の英知を結集することが不可欠です。原子力市民委員会の
活動に対し、多くの皆さんのご協力・ご参加をいただけますよう、よろしくお
願いいたします。

今後の委員会の開催情報等については、ウェブサイトにて、お知らせします。

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原子力市民委員会の委員、アドバイザーにご就任頂いている方々
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(敬称略、五十音順、4/11現在)

<原子力市民委員会>
荒木田岳(福島大学行政政策学類准教授)
井野博満(東京大学名誉教授)
大島堅一(立命館大学国際関係学部教授)
大沼淳一(元愛知県環境調査センター主任研究員)
海渡雄一(弁護士、脱原発弁護団全国連絡会 共同代表)
後藤政志(元東芝 原発設計技術者)
島薗 進(上智大学神学部教授)
舩橋晴俊(法政大学社会学部教授)
満田夏花(国際環境NGO FoE Japan 理事)
武藤類子(福島原発告訴団団長)
吉岡 斉(九州大学副学長、元政府原発事故調査委員会委員)

<アドバイザー・パネル>
アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション代表)
鮎川ゆりか(千葉商科大学政策情報学部教授)
飯田哲也(認定NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)
植田和弘(京都大学大学院経済学研究科長経済学部長)
上原公子(元国立市長、脱原発をめざす首長会議)
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所代表)
大林ミカ(自然エネルギー財団ディレクター)
小澤祥司(飯舘村放射能エコロジー研究会世話人)
金子 勝(慶應義塾大学経済学部教授)
河口真理子(社会的責任投資フォーラム代表理事・事務局長)
崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、元国会事故調査委員会委員)
長谷川公一(東北大学大学院文学研究科教授)
フィリップ・ワイト(アデレード大学)
吉野裕之(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
吉原 毅(城南信用金庫理事長)
米本昌平(総合研究大学院大学教授)

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