連続オンライン企画「原発ゼロ社会への道」第3回 原発事故の後始末、なぜ焦ってはいけないのか?

【4/5(月)17-18時】
CCNE連続オンライン企画「原発ゼロ社会への道」
第3回 原発事故の後始末、なぜ焦ってはいけないのか?
開催のお知らせ
(終了しました)

    [youtube https://www.youtube.com/watch?v=rwIPq4s-Umg&w=560&h=315]

 現在、原子力市民委員会(CCNE)が作成中の総合報告集「原発ゼロ社会への道」の第二章「福島第一原発事故サイトの現状とこれから」では、事故が10年を経ったいまも継続中であり、いつ終わるかの目途も立っていないことを示しています。政府・東京電力は、福島第一原発の廃止措置期間を30~40年程度とし、溶融した「燃料デブリ」の取り出しを廃炉ロードマップの中心課題としていますが、技術的にも工期的にも資金的にも、見通しの立たないものであり、根本的な見直しが必要だと私たちは考えています。

 CCNEではかねてから、福島第一原発の後始末に関して、100年以上の長期的な視野を持ち、放射能の減衰を待ちながら廃炉をすすめるのが現実的であることを提示してきました。今回のオンライン企画では、デブリの取り出しがいかに困難であるか、また、CCNEが提唱する「長期遮蔽管理」がより安全かつ技術的にも信頼性が高く、経済的な方法でもあることを解説します。また、トリチウム処理汚染水の海洋放出について、「早期決定」の必要性が繰り返されていますが、具体的な代替案があることをコメントします。ぜひ多くの方にご参加いただけると幸いです。 


point 日 時: 2021年4月5日(月)17:00~18:00

point 場 所: オンライン開催(zoom)

point プログラム(予定):
1.イントロダクション: 福島第一原発の後始末にみる無責任の構造
                / 大島 堅一(龍谷大学政策学部教授、CCNE座長)
2.解説: 燃料デブリ「長期遮蔽管理」の提言 ― 実現性のない取出し方針からの転換 筒井資料
                / 筒井 哲郎(プラント技術者の会、CCNE委員)
3.コメント: 処理汚染水海洋放出に対する2つの代替案 川井資料
                / 川井 康郎(プラント技術者の会、CCNE原子力規制部会)
4.質疑応答:

(この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)やチャット機能もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます)

point 申し込み: 下記よりお申込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Lo1mc-z2TtGdg95yp1HCOg
※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)でお知らせください。

point 主 催: 原子力市民委員会

point お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064

次回:第4回  原発事故の健康影響はどうなっているのか?
point 日 時: 2021年4月19日(月)17:00~18:00
point 出 席: 濱岡 豊 (慶応義塾大学商学部教授、CCNE福島原発事故部会)
      崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、CCNEアドバイザー)                        
point 申 込: 下記よりお申込みください。
      https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_6Sjw-0zoT5qmiFfRqIMeiQ

※連続オンライン企画は、当面、隔週月曜日17~18時に開催予定です。
 詳細が決まり次第、ウェブに掲載します。

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