CCNE連続オンライン企画「原発ゼロ社会への道」
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=4yIuhKYNzV8&w=560&h=315]
菅政権が打ち出した「2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量の実質ゼロ達成)」のかけ声とともに、まるで福島第一原発事故などなかったかのように、原発の必要性を強調する言説が目立ちます。最近では、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が会長をつとめる企業が、ナトリウム冷却型の次世代原子炉をワイオミング州に建設するという報道が注目を集めました。日本では、カーボンニュートラルの目標達成のために経済産業省が中心に策定している「グリーン成長戦略」において、成長が期待される14産業の中に原子力産業が含まれ、小型モジュール炉(SMR)や高温ガス炉など、新型炉開発の必要性や今後の取り組みが記載されています。
原子力分野では長年、このような研究開発に多額の予算が投入され続けてきました。今回のオンライン企画では、新型原子炉の技術的な特徴や安全性の問題について解説するとともに、今後のエネルギー政策や原子力産業の「切り札」になりうるのか、冷静に検証したいと考えています。ぜひ多くの皆さんに関心を寄せていただけると幸いです。
日 時: 2021年6月21日(月)17:00~18:00
場 所: オンライン開催(zoom)
プログラム(予定):
1.解 説: いま、なぜ「新型」原子炉なのか? 後藤資料
/後藤 政志(元東芝 原発設計技術者、CCNE委員)
2.コメント: 新型原子炉の国際的動向、エネルギー政策にもたらす意味 松久保資料
/松久保 肇(原子力資料情報室事務局長、CCNE核廃棄物部会)
3.質疑応答:
ゲスト 大林ミカ(自然エネルギー財団事務局長、CCNEアドバイザー) 大林資料
司 会 菅波 完(高木基金事務局長、CCNE原子力規制部会コーディネータ)
(この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)やチャット機能もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます)
申し込み: 下記よりお申込みください。https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_3YUy0g4tQ_GtUHlXiOpRxg
※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)でお知らせください。
主 催: 原子力市民委員会
お問い合わせ:email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064
次回:第9回 原発のコスト
日 時: 2021年7月 5日(月)17:00~18:00
出 席: 大島 堅一 (龍谷大学政策学部教授、CCNE座長)
金森 絵里 (立命館大学経営学部教授、CCNE委員)
申 込: 下記よりお申込みください。 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_1JXsIqNjRcy8HaFV19Xdpg
※連続オンライン企画は、当面、隔週月曜日17~18時に開催予定です。詳細が決まり次第、ウェブに掲載します。